えりあし

思ったこと、残しておきたいこと、いろいろ

180929 TAKUMIZM 斎藤工×塚田僚一トーク文字起こし

2018年9月29日、毎週土曜23:30~bayfmで放送されている、数年来の友人で俳優の斎藤工さんのラジオに塚田くんがゲスト出演を果たしました。

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工さんと塚田くんとの交友が始まったのは2013年頃、担当美容師さんが10年ほど同じ方なことがきっかけだそう。明らかにされているエピソードは、一緒にカラオケ、工さんちのたこ焼きホームパーティーに参加、工さんとのフットサルをブッチする、です。

 

一度アウト×デラックスでも共演しましたが、そのときはミラクルひかるやべっちマツコもいたので、二人きりのトークは今回が初めて。この際にも「アウデラ出演で塚ちゃんのプライベートでのいい面が出てた」と仰ってくださいました。メンバーともジャニーズ仲間とも違うった工さんとのトークが非常に興味深かったので、記録として残していこうと思います。

言い回しやニュアンスを拾いつつ多少端折りつつ、補足しつつツッコミつつ、後で見返したときに楽しめるように個人の采配が加わっております、ご了承くださいませ。

 

 

 

  • ゲスト紹介

工:わたくしがジャニーズさんの中で、最も仲良くさせて貰っているあの方をお迎えいたします。

塚:こんばんはー!元気もりもり、塚田農場塚ちゃんです!

工:ありがとうございます!塚田さん

塚:工くん、めっちゃスベってるじゃないですか!

工:スベってるねえ

塚:このギャグ、覚えてます?

工:覚えてますよ。

 

2015年8月27日放送アウト×デラックスにて、塚田くんにそっくりといわれているグッドモーニングアメリカのたなしんさんとの勝負に負けて、持ちギャグ*1「金髪、筋肉、塚ちゃんです!」の使用禁止を命じられた塚田くん。

 

工:その直後くらいに会って、謎のミーティングをしたんですよ塚ちゃんと。

塚:そうです。

工:塚ちゃん、(金髪筋肉塚ちゃん)出来ないからじゃあ、って

塚:工くんが「じゃあ自分が考えるよ」って。「あっ、塚田農場っていいんじゃない?」って。

工:そう、塚田農場ねえ

塚:あれからねえ、アウト×デラックス、この場でもやらせて貰いましたけど、ウケたこと一回もありません!

工:そうだよね(笑)

塚:ふふふっ!

工:今の感じ見て、絶対ウケないだろうと思った。(ひどい)

塚:大体カットです(笑)

工:そうだよね、だから見たことないんだよね

塚:そうですっ

工:後ねえ、多分コンプライアンスだと思うんだよね。企業名っていうのもあるからぁ

塚:あっ、じゃあもしかしたら、今夜もカット…?

工:可能性ありますよ

塚:……改めまして、きn

工:あ、オッケーです

塚:金髪筋肉塚ちゃんです!

工:ありがとう、両方くれたんで、ありがとうございます。

 

この時点で二人とも仲が良いことがわかってかわいい。塚田農場、ライブですら見たことないのうけるんですけど。

塚田くんもだけど、工さんも不思議なテンポを持つ方ですね。

 

 

  • 工さんと塚田くんの共演

塚:お久しぶりですねー!

工:お久しぶりですね。塚田さん、色んなところでお会いしますね、奇妙なとこでも(奇妙、とは…)

塚:そうですっ。本当にプライベートでも、仕事も、アウト×デラックストークしたりとか

工:あと、仮面ティーチャー(笑)*2

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塚:あ、仮面ティーチャー懐かしい

工:そうですよ。でもお芝居の共演って意外としてないんですよね。台詞を交わしたりとかはまだないですけど

塚:その仮面ティーチャーも全然絡みなく

 

仮面ティーチャーのことをちゃんとカウントしてくれる工さんやさしい。

 

 

  • 工さんと塚田くんの付き合い

 工:結構、ちゃんと、僕的にはですけど。上辺じゃない、付き合いをさせて頂いているなぁと思って。朝まで結構色んな話、しましたよね

塚:しますね~

工:色んな論議を、気付いたら朝みたいな

塚:工くんは大体お兄ちゃんくらい*3な感じなんでぇ、お兄ちゃんがどんどん色んな道を開けて、道を紹介してくれて、みたいな。お兄ちゃんってそういうところあるじゃないですか!色んなこと経験してて

工:間違った道だったらごめんね?塚ちゃん(やさしい)

塚:ふふふふ!

 

塚田くんはA.B.C-Z内唯一の長男第一子で実兄はおらず、事務所歴長い割に公はともかく私的に仲良くしてる先輩が今までほぼいなかったので、塚田くんが誰かを「お兄ちゃん」って呼んでいるのは初めて見るかも。翼くんはお兄ちゃんというより先輩なので、やっぱり。

 

 

  • 工さんが語る塚田くん

工:本当に僕は塚ちゃんがぁ、アウト×デラックスのレギュラーになった、っていうのが。まずアウト×デラックスっていうのがゲストで出たときのぉ、あの爪痕の残し方。最高でしたね。あれからだもんね

塚:そうですね。徐々にテレビとか…

工:ジャニーズさんの、えっそういうことアリなの?!っていう始まりあそこだった気がするんだよね、塚ちゃんの

塚:ん~~~~~道を、

工:そうそうそう、塚ちゃんこそそういう轍をちゃんと作った人だなぁって思うんですけど

塚:いやぁ(笑)。でもこれ工くんが言うとすごいなあって俺もわーって思ったんですけど、やっぱりジャニーズって王道があってのジャニーズだと、もちろん。だから後輩とかでも、「塚田くんになりたいです」って言う子もいるんだけど、「いや、やめといた方がいいよ」って思っちゃうんですよ。王道の方に行きな、って。嬉しいんですけどね?

 

キンプリHiBがバラエティ番組やるときに髙橋海人くんことカイちゃんが塚田くんに「バラエティってどうすればいいですか?」ってメールを送った、って話を聞いたときにだいぶ驚いたんですけど、若手デビュー組内だとバラエティ=塚田くんって認識なのかと思うと嬉しい。(うれしい)

 

 

  • 塚田くんとジャニーさんとA.B.C.

工:でも塚ちゃんこの間アウト×デラックスで見たんだけどさ、A.B.C.ってグループだったじゃない。

塚:はい

工:A.B.C.の頃は所謂、まあアクロバットはあったと思うんだけど、“王道”って呼ばれるところのグループだったの?

塚:そうです。(即答)

工:そうだよね

塚:ジャニーさんの中の考えとして、「バック」っていうのが直訳すると「後ろ」っていう…

工:直訳してくれてありがとう(笑)

塚:(笑)。バックダンスっていうと「後ろ」っていう、「影」っていうイメージなんだけど、そんなことじゃなく、みんな一人一人タレントなんだよ、って。得意な分野がたまたま「バックダンス」っていうところに位置付けられてる。だからA.B.C.もやっぱり得意なところが「先輩の後ろで踊る」っていうところで、でもジャニーさんの中では「バック」っていう意識はなく、……何の話してたんだっけ?そういうことですね!

 

A.B.C.はジャニーズの王道!!!!!!

 

 

  • 塚ちゃんの始まり

工:でもさぁ、塚ちゃんのその塚ちゃんらしさっていつ頃からこう、全開にしてったの?

塚:僕たち今A.B.C-Z、結成10周年なんですけども

工:おめでとうございます

塚:ありがとうございます!それが橋本、センターのハッシーが入ってからなったんですけど。ハッシーが入って化学反応というか、歳が今25歳*4とかなんで、世代も一つ下の世代で、僕も上でA.B.C.長いからハッシーに「もっとちゃんと踊りな!」とかキツいこと言ってたら、

工:先輩としてね

塚:先輩として。そしたらハッシーが「塚田くんだって間違えるじゃないですか」

工:っふふふふ(笑)

塚:「塚田くんだけには言われたくないです!」って喧嘩になっちゃったんです。

工:はははは(笑)

塚:それで「そっかぁ…」って自分のそういうのが壊れて、出来ない人間なんだ、って受け入れられるように

工:ちゃんと受け止めたのね、後輩の意見を

塚:そうです

工:なるほど。そこからA.B.C-Zの今の個性が生まれたってことですね

塚:はい

 

工さん、ほんとやさしい。

 

工:CDリリースってどれくらいの頻度でA.B.C-Zは?

塚:1年に1,2枚くらいですね

工:でもツアー的なこともあるわけじゃない

塚:アルバムは1年に1回出させて貰ってて、それを引っ提げてのツアー

工:なるほど

塚:でも年々歌う楽曲とかも変わっていって。今回は音楽チームのスタッフさんがちゃんと打ち合わせをして決めたんですけど、なんかそういうのがいい感じに出来てて。最初はA.B.C-Zということで、アクロバットをやりやすい曲、パフォーマンスの曲が多かったんですけど、今回の結成10周年の「JOYしたいキモチ」は割といい曲で。JOYPOLISさんとタイアップっていうこともあるんですが、曲を聞くと「あっ、自分も成長してるんだな~」みたいな。

工:なるほど。橋本さんも

塚:今は仲良いですからね!

 

自分たちで選ぶことが多かったA.B.C-Zが近年は周りの人に決めて貰うことが多くなって、思考覚悟しながら挑戦しつつ、一歩一歩前へ向かっていることがわかるのでファンも楽しいです。

 

 

工:8月29日にA.B.C-Z結成10周年を迎えられたということで、おめでとうございます。

塚:やったー!ありがとうございます!

工:どうですかこの10年?あっという間なのか、長かった10年なのか

塚:あっという間ですねぇ。走り切ったな~っていう。

工:でもソロの活動も特に後半、“塚田僚一”としては増えていったと思うんですけど、グループ内で話し合いしたりするんですか?

塚:いや、特になくって。「こういう風になっていこう」とか、例えば「トークのときにあそこはああ言った方がいい」とかっていうのは全くなくって

工:ないんだ

塚:各々が本当にそういうのをナシにして、自分たちが好きなこととか信じたことをやっていくっていう。

 

  • メンバーの河合

工:アクロバットとか振付っていうのはある種連帯感じゃない?そういうときって阿吽の呼吸で「あの人はそう踊るんだ」とか「こっちはこういこう」みたいなのは

塚:あ~っ。でもメンバーの河合っていうのがいるんですけど。河合は結構ガツガツいくんでぇ、隣で踊ってて見てるんですけど、「あ~、またやってるよ…」って

工:はははは!(笑)その関係いいね

塚:うん。でもやっぱりその、河合に助けて貰ってる

工:なるほど。河合さんが前にいくってことでぇ、グループとしてね

塚:うん。やっぱりなんかそのアイドルのダンスなんで、勿論合わせることとかも大事だと思うんですけど。もちろん振りを教えて貰ってるときは、そこがベースとしてあってぇ、更に味を加えていくってことに「あ、こうきたのか」っていうのは河合は思うことが、発見もあります。

工:へえ~、面白い関係…

 

昔のPZ映像見てたら東山さんソロで皆が顔を逸らす振りのときに河合くんだけキメッキメに正面を見ていた写真を河合くんにメールした話思い出してめちゃかわいい。ちなみに河合くんからの返信を塚田くんは無視しました。

 

 

  • 四文字熟語

工:ちなみにこの10年を、四文字熟語で表すと何になりますか?

塚:四文字ですね?……「一致団結」!

工:一致団結(笑)。それは一致団結が継続してきたってこと?それとも高まってきた?

塚:高まってきてます。元々アクロバットをパフォーマンスしてるんで、本当にもう呼吸を合わせないといけなくて

工:そうだよね、危ないもんね。

塚:はい。だから確認、練習も、人一倍やってきて。だから自然に培ってきたみたいなのがあるんですけどぉ、でも何だろうなー、もう、本当に自分がこうやって好き勝手やれてるのも、メンバーのおかげだとも思います。

工:うーん、そうかぁ

 

工さん、質問の仕方が的確で素晴らし過ぎる、ありがたい。

 

 

  • LBTパンツ事変

塚:一回コンサートで、今年の夏のツアーなんですけど、自分がメンバーに対して罰ゲームをやる立場で。そのときにメンバーのリアクションがぁ、やっぱり大きい方がいいと思うんです。色々考えて、罰ゲームを与える!っていう

工:何をしたの?

塚:でもやっぱりみんな優しいから、リアクション薄いんですよ。例えばゴムパッチンっていうか、口にゴム咥えて相手が…

工:(笑)。それサプライズで

塚:そう、そのときに知らせるんですけど。行き着いたのが、メンバーに内緒でカバンを漁って、勿論ステージ上で映像流れてるんですけど。ツアー一泊だからカバンの中にパンツ入ってたんです。その(五関くんの)パンツを穿くっていう。

工:塚ちゃんが、使用前のやつ?

塚:使用前です

工:使用前のパンツを、

塚:リハ後の僕がぁ、汗とか掻いている塚ちゃんが、穿くっていう

工:それお客さんも見てるのね?

塚:はい

工:それもリアクションは薄かったの?(笑)

塚:薄かった

工:薄かったんだ(笑)

塚:なんかねえ~~~もう本当、仲良いんだなって!

工:なるほどなるほど

塚:ここまできたらぁ、何すればいいんだろう?

工:なるほどね

塚:罰ゲームのしがいもなくなっちゃいまして

工:う~~んそっか…

 

多分リアクション薄くなかったよ?!?!?!

人が嫌がる顔を見たい(それがみんなに楽しんでもらえると信じてる)塚田くんめちゃうける。メンバーほんとうみんな優しいな…そのせいでまさかあんなこと(全メロ)になるとは…

 

 

  • A.B.C-ZのライブDVDを見る工さん

工:でも僕は、あのー共通の友人とかとA.B.C-ZのライブDVDをひたすら見るっていう機会があって

塚:おおっ、嬉しいー!

工:塚ちゃんが女装してバク転…

塚:そうそう、やってます!30回くらい!

工:すごいよね、あれ。マジで大丈夫?

塚:それはどっちの面で?(笑)

工:いやいや、なんか増えてるじゃん。

塚:回数も。やっぱりハードル上がっていきますからね、毎年

工:それ、今後も上げてく感じなの?

塚:そうですね~…やっぱり楽しみにしてくれる人がいるからぁ、ちょっとでも本当限界くらいなんで、

工:今もう限界?

塚:はい。(次に挑戦するなら)ちょっと半年くらいお休み頂いて、トレーニングしてこようかなって思ってます。

工:バク転に向けて

塚:はい。ごめんなさい、嘘です(訂正早い)

工:はははははは(笑)

塚:いやでも!ハードル上がってるっていうのは

工:塚ちゃんの見せてくれる異次元なコーナーが僕は大好きです

塚:そうですね、言われてみれば確かに普通にバク転連続した方が盛り上がるんじゃないかなーとも思いますね

工:でもそこでちゃんと女装しながらとかね、っていうところがまた塚ちゃんらしくていいなって思うんですけど

塚:ありがとうございます

 

突然マジレスぶっこむ塚田くんほんとおもしろ。私は塚田くんのファンなのでふざけても真面目でもどちらも楽しめる(とおもう)から塚田くんの思うがままにしてほしいです。

 

 

  • 2018ABC座ジャニーズ伝説

塚:盛りだくさんですね!ありがとうございます

工:これ(ジャニーズ伝説)は、4回目になるんですか?

塚:そうです。このABC座、えび座っていうのはやってるんですけど毎年。このジャニーズ伝説っていうのが一番好評で

工:そうですね、ジャニーさんの歴史

塚:ジャニーズ事務所が誕生するっていう

工:それをやっぱり、A.B.C-Zが表現するっていうことに

塚:はい。やっぱりプレッシャーとか緊張感もあるんですが、楽しい内容になってるので、たくさんの方に見て貰いたいです

工:これ内容としてはジャニー喜多川さんが、作・構成・演出ということで

塚:そうです

工:当時の話とかしてくださるんですか?

塚:そうです。半世紀以上前なんで、資料とかもなく。ジャニーさんのお話を基に作っていくっていう感じです。なのでやっぱり、その当時の方も、まあおじいちゃんおばあちゃんだったりすると思うんで…

工:その当時の方(笑)っていうのは、その当時のジャニーズの方っていう

塚:あっ、ファンの人です!

工:ファンの方だよね、そうだよね、50年経ちますからね

塚:まあわからないですけど

工:(笑)

塚:その当時の方は懐かしいって思うし、僕たちの世代は新鮮だし。本当に色んな人に見て貰いたい

 

工さんが「えび座」って言ってくれたのなんか嬉しい。そしてジャニーズ伝説をA.B.C-Zが上演することに意味があることをわかってくれているのもうれしい!!!!

 

  •  レコーディングの様子

工:塚ちゃんレコーディングのときってどんな感じなの?

塚:自分の中では歌、得意だと思ってないんで

工:そう?(やさしい)

塚:僕ねえ、構えちゃいます

工:ああそう

塚:でガチガチになっちゃって、もうちょっとリラックスしようかーみたいなやっていく中で

工:でもなんか、塊すごいありますよね。誰も後ろに回ってないっていうか、主役の瞬間が皆さんすごいあるなっていうのが

塚:あー、嬉しいですね

工:ライブDVD見るからさ、俺

塚:本当に結構、噂に聞くと見てくれてるみたいで。これからもやっぱり工くんを楽しませるためにも頑張ります!

工:ふふふふ(笑)。僕を楽しませるために、宜しくお願いします

 

突然のピンポイントファンサ

 

 

  • 野生の塚田くん

工:最近ご飯とか行けてないんで、またご飯行きましょう

塚:はい

工:でも目立つでしょう?塚ちゃん

塚:はい。でも工くんの方こそ目立つでしょうって僕思っちゃう

工:いやいやいやいや、でも、今世の中の人ってみんなスマホを見てるじゃない

塚:わかる、何かやってるんですよね。音楽かー、何かの最中

工:でもやっぱり塚ちゃんってトレードマークがあるじゃない。やっぱり見つけられちゃうんだろうなーって思って。どうしてるの?

塚:悪いことしてないんでぇ、もう「こんにちはー!」みたいな

工:はははは(笑)

塚:「ああ!」「こんにちはー」って。反応しないのもちょっとやっぱりよくないんでぇ

工:そうかそうか。でもジャニーズさんの中でね、こういうやっぱ象徴、塚ちゃんがいるっていうのはすごい大きなことだと、私は勝手に思っていますね

塚:はい、ありがとうございます

 

工さん、優しい………

 

 

工:この番組ではゲストのイズム、主義・主張を窺ってるんですけど。塚ちゃんにも聞きたいんですが、結成10周年を迎えたA.B.C-Zの、塚田僚一としてのイズムみたいなありますか?

塚:「人の話をよく聞く」

工:おお、素晴らしい、リスニング

塚:はい。やっぱり、何だろうなー。まだまだだと思ってるんでぇ、僕たち。やっぱり人の話を聞いてぇ、自分たちの力っていうのももちろんあるとは思うんですけど、やっぱりこの一つ一つの作品とか、ステージ、舞台、CDもそうですけど。みんなで作っていく、っていうのが。自分が作りたいものを作るっていうのもいいと思うんですけど、その方が達成感とか味わえます。だからみんなでやっていきたいなって。人の話をよく聞いて、これからも、よく、聞いていきます!

 

 

次週も引き続き塚田くんゲストだそうで、次週も楽しみです!!

 

 

radiko.jp

radikoタイムフリーで聞けるので、聞きそびれた方は是非!

*1:姪っ子に「何で金髪筋肉塚ちゃんって言ってるの?」と聞かれた塚田くんは「世の中には色んな仕事があるんだよ」と説明。

*2:2013年、キスマイ藤ヶ谷くん主演ドラマにて(いちおう)共演。塚田くんは劇中劇・金髪先生役の撮影は二日で終わったのに「ドラマの撮影があるから~」と忙しぶっていたことを周りにバラされる。

*3:工さんと塚田くんは5歳差。

*4:橋本くんと塚田くんは7歳差

梶山朝日くんのはなし

akeras.hatenablog.com

その後の話。

 

 

朝日がステージの上からいなくなる、という未来はまったく予想だにしていなかった。
本当に楽しそうに踊るし、人に見られることもそんな自分も大好きなことが全身から伝わってきたから、もしジャニーズを辞めることはあっても、違う何かに転生して、人に見られる仕事は続けていくものだと信じていた。
朝日には必死とか背負うって言葉が似合わなくて、自由で楽しそうで、だから気軽に好きになれた。好きなときに気軽に楽しもう、朝日は絶対にいなくならないのだと信じて疑わなかった。その考えがJr担として甘い、って思われそうだから書くのを躊躇っていたんだけど、それでも私にとって朝日はそんな存在だった。

 

「夢のハリウッド」、Travis Japanの初めてのオリジナル曲。私は9月の帝劇に行かなかったので、10月のえび座で見る夢ハリが初めての夢ハリだった。
荘厳なイントロからもうめちゃくちゃよくて、日比谷の劇場で披露されることに長け過ぎていた。

まず私はえび座は少年隊PLAY ZONEの系譜舞台だと思っていて、劇中曲として作られた訳じゃないのにジャニーズ伝説のワンシーンとして使われても何の違和感もないこと、えび座×トラジャ×夢ハリ、全ての乗算がこれ以上ないってくらい擦れ合ってエネルギーを膨らませて、劇場中にビッグバンを起こしていたこと。そして、A.B.C-Zがメインの舞台にも関わらずあの時間のメインはTravis Japanで、トラジャの後ろで5人が躍っている姿、Jrのオリジナル曲をそんな風に使ってくれたA.B.C-Zの計らいに、堪らなく胸が締め付けられた。

 

夢ハリがトラジャの初めてのオリ曲として最強に最高で、えび座の夢ハリがとてもとても素晴らしい位置づけであればあるほど、私は朝日の選択を受け入れるしかなかった。
こんなにも眩く輝けるステージを降りて、非日常を手放して、朝日は違う道で歩くことを選んだのだ、と。
18歳。青山劇場のステージに一か月立ち続けた夏を経た男が選んだことだ。18歳の朝日は確かに若いけど、絶対に絶対に、子供じゃない。

 

前記事を書いたとき私は、朝日がいるトラジャというより、ヒロキがいるトラジャに強く興味を動かされていた。
グループのカラーは最年長の在り方で決まると思っているので、ヒロキが最年長なTravis Japanはとてもとても魅力的に映った。
朝日を私の中心に、ヒロキをトラジャの中心に置いて、トラジャの物語に参加できたらな、と思っていた矢先にヒロキがいなくなってしまった。

朝日のために取った湾岸に朝日はいなくて、乗ろうとした船は足踏みをしている間に出航してしまったけど、でももしかしたら、ヒロキがいなくなったときにはもう私は諦めていたのかもしれない。湾岸に朝日がいても船には乗らなかったんじゃないかな。今では全てが空想でしかない。


結局私は朝日に何もしていない。何もしてないから解き放つべき感情がわからなくて、でも何も思わない訳なくて、深くは踏み込まずちょっとだけ話題に触れてみたり、まったく触れないで自分だけのものにしてみたり、この一年間、ずーっとじゃないけどぽつぽつと小刻みに、私なりに朝日の不在について色々と考えた結果、今ならこの記事を書いても許されるかな、と自分で思えるようになったのでこうして書いています。

 

朝日の姿を見れない今を、悲しいと呼ぶのも寂しいと呼ぶのもなんだかしっくりこなくて、ずっと言葉に迷ってた。

多分、自分より遥かに若いと思っていた18歳の男の子が、驚くほど大胆に「大人」になることを受け入れた事実に今でもずっと驚いているのかもしれない。

あのまま「今」を続けていた方が私には「大人」を選ぶよりずっと簡単に思えたから、あんなにも大好きな場所を手放した決断と勇気が強くて眩しい。そして、私が好きになった男だな、と思う。めちゃくちゃ偉そうで申し訳ないんですけど…。

ステージから降りることを選んだ朝日に一切の負の感情を向けたくなくて、朝日の選択を悲しいものにしたくなくて、朝日の足を引っ張るような感情を一切持ちたくなかった。実際私は悲しんでない。置いていかれたような虚しさは私のもので、それは私の人生で回収するべき感情だ。

思い描いていた未来は来なかったけど、恨まずに終えられてよかった。言葉に迷っていた時期も、今も、きっとこれからも、私の中の朝日はずっと自由です。

 

いつかふらっと顔を見れる未来にほんのちょっとだけ期待して。梶山朝日くんの選んだ道が幸せでありますように。

A.B.C-Z/JOYしたいキモチの話(おかわり)

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8月29日リリースA.B.C-Z「JOYしたいキモチ」がオリコンビルボード週間ランキング1位を獲得しました!おめでとうございます!!!!!

前記事でもいろいろ話しましたが、A.B.C-Z初めてのコラボソングで1位を獲れたことが本当におめでたいし、今回は大分序盤からえびちゃん本人たちの口(テキスト)から「1位獲りたい」と明言してくれたことも大きかったな。

レポでしか見れてないけど、大宮公演でえびちゃんたちがこの上なく喜んでくれていて、何よりもそれが一番嬉しかった!!!

コンサート期間中にシングルリリースが行われたのも初めてかな?8月公演からMC後に「JOYしたいキモチ」が披露され始めたのも嬉しかったし、オーラス大宮公演では年明けの1月8日にLove Battle Tour横浜アリーナ公演の決定が発表されて、LOVEもJOYもとどまることを知らなくてもーーーー幸せです!!!

絶対年内にアリーナ公演しような!!!!と勝手に意気込んでいたので、年内じゃないけどアリーナ決まったことが嬉しいし、年明けの横アリはセクゾンとWESTで行ったことあるけどえびちゃんでは初めてだから、またえびちゃんと初めての景色を見れることが嬉しい。えびちゃんはいつも新しい初めてのものをたくさん見せてくれるね。大好きだ。

 

akeras.hatenablog.com

リリース前に曲の立ち位置の話はしたので、リリース後の今は楽曲の話をもうちょっとしようと思います。

 

「JOYしたいキモチ」はA.B.C-Zというグループよりも、JOYPOLISとのコラボソングというオフィシャルな地位が曲を先導しているので、今までのA.B.C-Zの楽曲とは少し在り方が違っています。

今までのA.B.C-Zの楽曲はパフォーマンスありきで作られているため、曲中必ず長めのダンス・アクロバット間奏パートが存在するんですけど、JOYしたいキモチにはそれがないんですよね。

MVメインキングで本人たちも話していましたが、今回MVでのダンスパートは随分と短めですし、いつもならダンスを見せる時間だったであろう間奏には「Let's Joy!」「Enjoy!」のC&Rが組み込まれています。

カラオケでえびちゃんの曲を歌うとき、MVつきだったらまだいいんですけど、MVないやつで歌うと合間にやたら長い間奏が入って時間を持て余すことが多かったので、えび担じゃない人とカラオケ行っても歌いやすそうでいいですね。

そういう意味ではこの「JOYしたいキモチ」では、A.B.C-Zの持ち味であるパフォーマンスタイムが省略されているんですけど、それでもこの曲が他のGではなくA.B.C-Zの曲として輝いているのは、曲に使われている音とA.B.C-Zの歌声がすごくマッチしているからだと個人的には思っております。

 

作詞作曲はバンドnicotenの岡田さんと廣瀬さんが制作していて、バンドの方が作った曲を歌うのも初めてじゃないかな?

廣瀬さんはもう一つの所属バンド・フレンズだと名前の表記がひろせひろせに変わるんですけど、前記事でも話したように塚田くんとは3年前から交流があり、セクゾンの「ぎゅっと」の功績が認められて、ポニキャの制作チームからひろせに指名依頼がきて作られたそうです。

JOYしたいキモチ、曲がとにかくキャッチ―で、ベースや管楽器の効いたバンドっぽいサウンドA.B.C-Zの歌声が乗せられることによって一気にJPOPになって、結果非常に「大衆的」な仕上がりになってます。ひろせはもちろんフレンズでもたくさん曲を書いていて、私はフレンズが大好きなのでフレンズの曲はたくさん聞いていますが、この曲はフレンズが歌うのじゃだめで、A.B.C-Zのボーカルだからこの曲にこの形になっているんだなぁと強く思わされます。うまく説明は出来ないんですけど、5人のボーカルの音色込みで楽曲を仕上げてくれているのが、昔からA.B.C-Zを知ってくれているひろせに依頼した大きな味と価値になっているのではないでしょうか。

 

歌詞もとにかく優しい。アイドルの応援歌って背中を押して勇気づけてくれるような歌詞が多いですけど、JOYしたいキモチは“今しかできないこと 楽しんでこうよ”/“明日遊び疲れたら あさってがんばれば?”/“面倒なことは後回し たまにはいいでしょ?”などと、一緒に頑張るんじゃなくて、ごろんと横になって一緒に休んでくれます。

A.B.C-Z本人たちは大型装置パフォーマンス後にハチャメチャ体力を使うダンス曲をぶっこんできたりするのに、聞き手には“ムリしないでOK”なんて歌ってくれて。めちゃくちゃ頑張ってるひとたちに歌われても説得力ないかもしれないけど、めちゃくちゃ頑張ってるひとたちがこんなにも優しくしてくれる誘惑の甘さが濃密で、誘われるがまま布団の上でだらだらごろんごろん怠ける(甘える)贅沢っぷりは中毒モノです。

 

個人的に「JOYしたいキモチ」は「花言葉」と同じカテゴリに入ります。

akeras.hatenablog.com

花言葉もろもろA.B.C-Zの楽曲の話についてはこっちで。

 

花言葉」は楽曲の良さから選ばれた曲で、そこに五関くんの振り付けとA.B.C-Zのパフォーマンスが加わっていくことでA.B.C-Zの独自性を伸ばしていきました。花言葉はファンに限らず他のグループからも人気の高い楽曲なのですが、花言葉人気とA.B.C-Zのパフォーマンス人気は比例していないんですよね。 花言葉パフォーマンス<曲の良さが受け入れられていて、極端な言い方をしてしまうと、私にとってそれはA.B.C-Zじゃなくてもいい曲なんです。

だから私は花言葉にはそんなに惹かれないんですけど(disってないよ!花言葉いい曲だよ!)、でもそういう「大衆的」な曲が好きな人の方が間違いなく数が多いんですよね。私の中で大衆的=カラオケで歌いやすい曲で、実際Jr.の夏現場でもいくつかのグループのセトリに「花言葉」が選ばれています。

花言葉」は“ありがとう 愛してる”/“幸せになろう”などド直球なラブソングですが、「JOYしたいキモチ」は社会人応援歌と、それぞれ役割が異なっています。

中でも一番の違いは、これまでのセンテンスでも書いてきたことの繰り返しになるのですが、「JOYしたいキモチ」はA.B.C-Zのために書き下ろされた曲なんです。歌詞もA.B.C-Zのポジティブな明るさや優しさ、曲もA.B.C-Zのボーカルにとてもよく似合うものを作って頂いて、大衆的でありながらもA.B.C-Zが歌うことの意味がしっかりと詰まっていて、現時点でA.B.C-Zの大衆性をスポイトした曲としての最高峰が「JOYしたいキモチ」であることに喜びと誇らしさを強く感じます。

 

デビュー5周年で自分たちの持ち味はパフォーマンスだ!と原点に立ち返り、「Reboot!!!」「テレパシーOne!Two!」「Rock with U」とゴリゴリのパフォーマンス曲を打ち続けながらも、合間に「終電を超えて~Chrismas Night~」「JOYしたいキモチ」といったキャッチーな楽曲がリリースされることも、A.B.C-Zを追い続ける楽しさのひとつですね。

 

 

改めまして、A.B.C-Z結成10周年おめでとうございます。まだまだA.B.C-Zを楽しんでいきたいので、えび座も横アリも、その他お仕事も余すことなく楽しんでいきたいです。

いつもありがとうえびちゃん!愛してるよ!

LOVEでJOYするSUMMERなう

2018年7月10日、A.B.C-Z結成日で結成10周年でもある8月29日に5thシングルCD「JOYしたいキモチ」のリリースが発表されました。

 

 

更にその1週間後、7月18日にA.B.C-Zがお台場にある屋内アミューズメントパーク・東京ジョイポリスとコラボレーションすることが当日の会見で公式に発表されました。

 

A.B.C-Z初のコラボレーション!!初のCM!!!

Love Battle Tourの前後半戦の休戦時期(基コイベビ強化月間)である7月後半に、こんな特大なニュースが舞い込んでくるなんて、完全に不意を突かれました。デビュー5周年だけじゃなくて結成10周年もお祝いさせてくれるの嬉しい~キャッキャ!とはしゃいでいられたのも7日間だけで、今は隙あらばお台場へ行かんとスケジュールを組み立てる日々がスタートしました。開催期間中はレインボーブリッジを渡ればいつでもA.B.C-Zに会えるのかと思うと、こんなうれしいことがあっていいのかな〜〜〜?!(へへへ!)と自然と顔がほころんじゃいます。

 

 メイキングまであるの嬉しい!めちゃかわいい~~~!!

 

情報量が多すぎて嬉しさを嬉しさ分きちんと味わえていない気がするので、ここで一度きちんと整理しようと思います。整理整頓しなくちゃいけないくらい嬉しいことがあるなんて贅沢だな~~!!(にこにこ)

 

 

結成10周年に始まりの地・お台場へ

A.B.C-Zの始まりは今から10年前、2008年にお台場特設会場で開催されていたHey! Say! JUMPのSUMMERYにて、当時15歳だった橋本くんがジャニーさんに任された「明日の為に僕がいる」を1人で歌う場面に、に本人たちに知らされぬまま当時4人のA.B.C.が合流して5人で歌い、そんな彼らの背後のモニターに映し出された文字は“A.B.C-Z”。ジャニーさんからのサプライズプレゼントとして、“A.B.C-Z”の名前と共に5人の物語は始まりました。

2008年8月29日にお台場で始まったグループが、10年の時を経て場所同じくお台場・東京ジョイポリスで初めての広告提携、そして2018年8月29日に結成10周年シングルCD「JOYしたいキモチ」をリリースできるなんてすごい!!そんな美しい再会ってある?!?!

デビュー5周年リリース「Reboot!!!」がデビュー日ぴったり2月1日にリリース出来たことだけでも運命的な数字の巡り合わせに打ち震えたのに、デビューだけじゃなくグループ結成10周年日にまでこんなドラマティックな引き合わせが起こるなんて!

まったく同じ季節の同じ日付に記念日をお祝い出来るのは、デビュー当時やグループ結成に立ち会っていない自分でも、そんな過去の思い出に混ざっていいよって手招いて貰えたみたいですごく嬉しいし、同時にすごく優しいなぁとも思います。過去の出来事はどう足掻いても体験出来ないけれど、デビューしても尚こうやって過去を振り返る機会を用意してくれることで、新しいファンを置いてけぼりにせず自分たちの物語に仲間入りさせてくれる、A.B.C-Zのことが好きでめちゃくちゃ大事だな~~~!!!って何度だって惚れさせてくれます。

 

 

肩を組み合う仲間との作品作り

これは私情をたらふく含むんですけど、「JOYしたいキモチ」の作曲を担当したひろせさんが所属するバンド・フレンズのファンでして!!!!! 

語ると長いので苦渋の思いで省きますが、好きな人と好きな人が一緒にお仕事するのってめちゃくちゃ嬉しいですよね!!!!!!!(ざっくり)

ひろせといえば以前Sexy Zoneの「ぎゅっと」に楽曲提供をしており、自担である塚田くんとお友達でもあります。A.B.C-Z結成10周年という節目、かつ初めてのコラボ楽曲という大きな場面に、私的に交友のあったひろせが今回初めて仕事で関われることも熱いです。

A.B.C-Zはアイドルですが、振り付けや曲選びや衣装作り、コンサートの演出構成、ワンカメ撮影のカメラワークなど制作部分に携わる場面が深く、裏方の大変さを身を以て理解しているからこそ「スタッフさんのおかげ」とよく口にしており、そんな姿は生産者の顔が見えるお野菜みたいです。A.B.C-Zの面白さってメンバー含む、チームみんなで“いいもの”を作り上げていく共作の姿勢にあると思うので、表に出るアイドルと裏で支えるスタッフ、ヒャダインさんやTAKAHIROさんや有名な方もそうだし、ラスト・ホールド!の真壁監督や今回のひろせさんも、お互いがもう一段階のし上がるために“いいもの”をみんなで作り上げようとする前のめりな姿勢と、彼等“らしい”作品作りに強く期待しています。

 

 フレンズの新曲「常夏バカンス」、最高の夜の夏曲なので気が向いたら是非(ダイマ)

 

 

 

A.B.C-Z“らしい”姿

 東京ジョイポリスとの一夏を跨ぐコラボレーション企画ということもあってか、心なしかいつも以上にたくさんのネットニュースに取り上げられていて、各媒体選りすぐりの3枚*1を比較して楽しめるくらいたくさんのA.B.C-Zの姿を見ることができました。

ツイートにも書いたように、コンサートのMCなんかでよく見るA.B.C-Zの姿がそのまま1枚に収まっているこの写真が個人的にすごくお気に入りで、また写真だけじゃなくてテキストでも、各記事媒体にA.B.C-Zらしさを表現して貰っているような印象を受けました。

そしてA.B.C-Z本人たちも、大きな仕事だからと肩肘張って頑張り過ぎて空回ったりすることなく、柔らかくて余裕のある自然な振る舞いをしていて、A.B.C-Zのこれまでの活動の正しさとその証明のようでもありました。

自分たちのキャラクターや在り方を、既存のわかりやすいテンプレートに寄せて重ねていくのではなく、どこか常識外れな、でもみんないい奴そうで、良くも悪くも(笑)思い通りにはいかないA.B.C-Zが“A.B.C-Z”として存在感を深めているんだなぁと思えて感慨深いです。

A.B.C-Zのファンを続けていく上で、私が!A.B.C-Zを!好き!!なんだから、それ以外のことはどうでもいい!!!って根幹は手放さないよう気をつけてやってきたけど、やっぱりこんな風に大きなお仕事として打ち出されると、公式に認めて貰ったんだ、って思えてめちゃくちゃ嬉しいです。すごくすごくすごーーーく、嬉しい。

A.B.C-Zってすごく素敵な人たちだけど、この世にはA.B.C-Z以外にも素敵で魅力的なコンテンツがたくさん溢れているから、誰がどれを手に取るかなんて無限に選択肢があって、そんなだだっ広い世界でもA.B.C-Zが自分たちの陣地をちょっとずつ拡大していって、その証としてここにA.B.C-Zがいるよってファン個人の力では到底及ばない大きな判子を押して貰ったみたいで。

「売れる」って「わかりやすい」と類語だと思っていたから、言葉に形容するのが難しいA.B.C-Zの魅力が「A.B.C-Zらしい」って表現で表されていって、更にはその言葉が元の意味のままどんどん公用語として広く扱われていくのかもしれない。A.B.C-ZA.B.C-Zのまま大きくなる未来は全然あり得るんだ、って勇気を貰いました。

 

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A.B.C-Z 5STARS CIRCUS IN JOYPOLIS”

 

嬉しい。嬉しいねえ。LOVEでSTARでJOYでCIRCUS。A.B.C-Zを飾るアルファベットたちが愛しくてたまらないよ。

お台場で会うA.B.C-Zを楽しみにしています。

 

 

tokyo-joypolis.com

*1:ネット記事に載せられる写真は3枚までだそうです

平成最後の誕生日を終えて

平成最後の誕生日当日はお休みでした。前日に友達とディズニーランドに行ってた(めちゃくちゃ楽しかった)ので、目覚ましは10時にセットして好きなだけ寝ちゃうぞーとウキウキしてたけど、結局仕事がある日と同じくらいの時間に起きてしまった。8時前くらい。布団から足だけ出してしばらくベッドの上でゴロゴロしてたんだけど、寝れそうになかったので起きようと決意。radikoのタイムフリーで村上信五くんと経済クンをスマホ音声で流しながらお着換え。今週のテーマはベーシックインカム。先週だったかな?中国経済の話がすごく面白くて、私もキャッスレス化に肖りたいな~と思っていたら村上くんも試みてたみたいで、でもガラケーだから全然出来なかった、って言ってて今日も村上くんが愛しい。

朝ごはんは超熟8枚切りの食パンにバターを塗ってトースターに。うちのトースターは網の上に置いてダイヤルで時間を調整するやつなんだけど、トースターって5分以内のものは5分以上までダイヤルを回してから2分だったら2メモリのとこにセットするじゃないですか。ちょっと前に7までダイヤルを回してそこから2に戻すのを忘れてこげっこげのトーストが出来ちゃったので、その失敗を無駄にしないようにちゃんと2.5くらいまで戻したのを確認してからマグカップにフルグラを入れます。仕事ある日の朝食も最近はいつもトーストとフルグラ食べてる。フルグラ食べるために8枚切りを買ってるんですよ。前は時短になるからってトーストだけ、フルグラだけってそれぞれ単独で食べてたんだけど、色んな種類食べた方が体に良い気がするので最近はどっちもちょっとずつ食べるようにしてる。2.5を焼き終わってももうひと焼き欲しくて0.8くらいにまたセットしたら今度は焼き色が付き過ぎちゃって、トースト焼くのって地味に難しい。

12時にお母さんと約束をしていたのでそれまで支度と掃除。ちなみに1人暮らしです。引っ越して〇年経ってから一度もどかしたことのない(…)カーペットを今日ついに床から剥がして、〇年ぶりにお目見えした床は…だったので、クイックルワイパー、掃除機、電解水のウェットタイプをワイパー、マイペットをしゅっしゅしまくって手拭きもして、とりあえず床に座れる環境を確保。本当は外に干したかったんだけどずーっと雨だったのでビニル紐でくるんで箪笥の横に立て掛けてる。すげー邪魔。私の身長より余裕ででかい。

インスタで見ていいな、と思って買っておいた、流せるトイレブラシの詰め替え用を使い捨てのビニル手袋越しに掴んで手で便器内の掃除。トイレブラシを床に置くの何か好きじゃないからいいなー。トイレブラシ捨てちゃおう。ブラシはトイレに流してビニル袋もゴミ箱にぽい。楽だわ。

2つもでかい掃除を終えた(当社比)ので満足してお顔作り。昨日ディズニーに行った友達が誕生日プレゼントでくれたシャネルのアイシャドウを今日絶対使おうって思ってたから早速使った。ゴールド系のやつ。シャネル買ったことないけど貰うのは2つ目で、初めてシャネルをくれたのは気付けば約10年前に嵐担として知り合った友達で、今また一緒にえび担やってる子がいつかの誕生日にシャネルのピンクのグロスをくれたんです。当時私は20代前半で、シャネルプレゼントしてくれるのすごくない?!ってめっちゃ興奮した。私も友達にシャネルをプレゼント出来る女になりたかったけど、今尚結局シャネルを買ったことはない。えびで仲良くなった友達がくれた今回のが人生で2つ目のシャネル。ちょう嬉しい。シャネル使う女ってすごくいい女っぽいから、いい女になれた気分になれてテンション上がる。

お母さんからやっぱり12時半にしてほしいと連絡があって、それまでゴロゴロしたり雑誌の整理をしてた。去年塚田くんが出たメンノン。塚田くんがメンノンに載る!って聞いたときは、どんなオシャレコーデ組んでくれるんだ~~?!?!って三日三晩太鼓を打ち鳴らして楽しみにしてたのに、モノクロページで対先輩への後輩としての処世術を発表していて、思ってたメンノンと違う!!!って打ちひしがれたことを思い出した。ファッション業界に塚田くんの自分の体形に似合うコーデスキルを商品化して欲しい。メンズファッジとかどうですか。クルーエルオムでもいいです。最高です。

12時半に家の前までお母さんが車で迎えに来てくれる。雨降ってたから車なの超助かる。お母さんは仕事で外回り中で、車に乗って近くの回転寿司を食べに行った。回転寿司なのにお母さん海鮮丼頼んでて、まじかよって思った。私は炙りサーモン、まぐろの3種盛り、煮穴子、炙りほたてを食べました。海苔のお味噌汁が美味しくて、おかわり自由って言うからおかわりしちゃった。炙りほたて美味しかったなー。お寿司代わりといったらなんだけど、その後お母さんの仕事をちょっとだけ手伝って、その合間に本屋に寄り道して貰って橋本くん河合くんTAKAHIROさんが載ってるTVガイドPERSONと木皿泉の新刊を買った。はしふみインタビューなのにちょこちょこ塚田くんの話が出てて嬉しい、なんか照れた。家の前まで送って貰ってまたしばらくぼーっとする。

 

17時を過ぎてからまた出掛ける準備。今日一番のお目当て、新宿ピカデリー19:15からラスト・ホールド!応援上映に向けてアップを始めます。上映時間の関係で最近はなかなか行けてなくって、久しぶりのラスホ。誕生日に自担の初主演映画を応援上映で観れるのハッピーすぎるし、同じくらい神戸で買ったマジカルLOVEスティックを使えることが嬉しかった。カウコンでもすげえドヤ気分でえびペンラ持っていくので、今回もこれがマジカルLOVEスティックやでぇ!!!ってめちゃくちゃドヤ気分でリュックに詰めた。

帰宅ラッシュに巻き込まれながらも新宿に着いて、ルミネでも覗こうかな~と思ってたらルミネエストが休館日だった。残念。新宿地下街を渡ってピカデリーへ。新宿地下街のコイベビポスター、掲載期間終わっちゃったのかなくなってた。ラスホ観に行くときはいつもハシとキクに挨拶してから行ってたからちょっと寂しい。

安室透を100億の男にしたいインターネットの女たちがフードは買った方がいい、って言ってたからラスホを観るときはなるべくフードを買うようにしてる。フライドポテトとカルピス。レジに並んでたら一緒に入る友達とすれ違った。ジャニオタだから列の割り込みよくねえなと思って、そのまま分かれて先に着席。ポテトとカルピスを頂きながらいそいそとマジカルLOVEスティックを取り出して友達とにやにや。何から何まで女児みがすごくて本当に素晴らしいペンライトだ。ありがとう、橋本くん!

今の時期のSMT映画の予告編はもう死ぬほど見て来たので、予告で流れる映画全部観た気分になってる。吉沢亮沢尻エリカのあのシーン泣けたよね~、長瀬くんらしい熱い作品だった~、とか適当なこと思ってた。虹色デイズの主人公の男の子がいつも岸くんに見えるし、アオハルに橋本くん出てるわきっと。

暗転してから黄色を灯す。塚田くんの足首って細くない?思いのほかちいさいな、っていつもびっくりする。塚田くん本体を見てもいつもそう思うんですけど。OPは声出しって感じで、Ryoichi Tsukada(A.B.C-Z)の文字や塚田くんの肉体美にフウ~~~~!!!ってなってテンションを上げていく我々。始まって少しした頃に視界に見覚えのあるシルエットがインしてささーっと前列通路横の席に着席するのを目撃する。同じ縦ラインの後ろの席にいたんですよ。思わず友達に耳打ち。塚田くん来たわ、って。いつかは来るだろうねって話してたけどまさか自分がいる回とは思わなかった。暗がりだし席遠かったしもちろん事前に知ってたわけじゃないから半信半疑で、いやうそ、あれは塚田くんだなって確信があった。不思議だねえ、わかるもんなんだねえ、こういうときって。

久しぶりに観るラスホに胸が躍って、相変わらずずっと楽しくていい映画だった。何回観ても新鮮に楽しいからラストホールドはすごい。塚田くんがいることはあんまり意識に上らなくて、普通に応援上映を楽しんだ。レポで前の応援上映で厳しい言葉が飛んでた、って聞いたからちょっと怖かったんだけど、今回は全然そういうのはなくて、基本的にずっとむすっとしてる大島コーチに\3秒笑って―!/って声出してるおたくがいて良かった。でもコーチは最後の最後まで笑ってくれない。でもほっぺは膨らませる。可愛い。

岡島が面接会場から走って行くシーンに\おっかじま!おっかじま!/って岡島コールが始まったの熱かったから頑張って声出した。小学生の時にソフトボールを習っていたんだけど、監督に「お前は声が出るから内野だ」って言われてセカンド任されてたくらい私は声を出すおたく。塚田くんがいてもいなくても岡島くんいつもかっこいいから応援上映のときは息をするように岡島くんかっこいいって言っちゃう。岡島くんがかっこいいからしょうがない。

どうしても視界に入っちゃうから見えちゃってたんだけど、途中トイレに立つ人が塚田くんの近くの席を通ったりもしたけどみんな気付いてる様子はなくて、通路挟んだ隣の人とかもずっとスクリーン見てたのかざわめき立つことがなくてすごかった。今日は雨だったから帽子をかぶってる子なんて誰もいなくて、そんな中白いバケットハット(名称はぐぐった。フジロックとかで被られてるやつ)は塚田くんの証拠でしかなかった。塚田くん、見つかりたくないときはその形の帽子で金髪隠すもんね。金髪を見せない塚田くんはそっとしておいて欲しいときの塚田くんなので。心配もあったけど、みんなも私も、そしてきっと塚田くんも、最後までいつも通りに映画と応援上映を楽しめてよかった。

エンドロールが始まっても塚田くんはいて、神戸こくさいホールのステージ上にいる塚田くんを客席からマジカルLOVEスティックを振りながら見ていたのはついこの間のことなのに、まさか同じスクリーン内で、客席に座って、同じスクリーンを見上げながらFuture Lightを聞けるなんて思ってもみなかった。そんな人生ってあるんだー、って感慨深かった。Future Lightが終わるまでがラストホールド!って自分で話していた通り、塚田くんほんとにギリギリまで座って聞いてた。“A.B.C-Z 「Future Light」”の文字が流れると、会場がペンラやキンブレを回しながら\Foo〜〜〜〜!!!/って歓声が上がって、塚田くんこれ聞いてるんだ!!!ってそのときが1番塚田くんが同席してることを嬉しく思った。

塚田くんは曲が終わる頃通路に立ったんだけど、ちょっともたもたしてて、さっと立ってさっと出なよ!って見てるこっちが焦ったし笑った。金髪は帽子で隠してるのに、トップスが明るい水色で袖がもこもこしてて半パンで、シルエットが圧倒的に塚田くんでしかなかった。ジャニオタだからみんなエンドロールで退場したりしないから、場内が暗い内は誰も動かなくて、塚田くんだけが動いて帰ろうとしたときに、「ありがとうー!」って声と拍手が上がった。私が気付いたんだからそりゃあそうなんだけど、気付いてる人、他にもいた。塚田くん、ぺこってお辞儀して手振って消えていった。気付いてた人もいたけど気付いてなかった人が大半で、客席がざわついたけど塚田くんを追いかけるような人はいなくて、塚田くんのお忍び応援上映参戦が何事もなく終えられて本当によかった。塚田くんは聞けなかったと思うけど、映画が終わったら客席からアンコールを求める声が上がるんだよ。アンコール、アンコール!って。明転したら声が止んで、最後に拍手して終わるの。本当はそこまでがラストホールド応援上映なんだけど、そこまでいられたら心配過ぎたので暗いうちにはけてくれてよかったです笑。

友達と、やっぱり塚田くんだったね、って顔を見合わせて確認できたのもよかった。1人だともっと良くない方に興奮してたかもしれないから。野生の塚田くんを渋谷じゃなくて新宿で見るとは思わなかった、って話して、ねえ、ほんと。メンバーの観劇にきてた塚田くんは見たことあったけど、自分の初主演映画を観に映画館に来た塚田くんのことは初めて見た。おもしろすぎるでしょー、塚田くん!

 

平成最後の誕生日に自担の初主演映画を観に行ったら自担がいた、なんてことあります?平成最後に誕生日を迎えたのが今日の今が初めてだから前例知らないけど、そんなことふつうなくない?でもどういうことか奇跡的に起こってしまった、予定外予想外すぎる。嬉しいとか楽しいとか幸せとかを突き抜けて、塚田くんっておもしろー!って気持ちを残しておきたくて書きました。

前に塚田くんを目撃したとき私はめちゃくちゃ落ち込んでてべっこべこに凹んでたタイミングで、そんなときに現れた塚田くんは救いのヒーロー以外の何者でもなかった。今私は人生の大規模な節目に立っていて、今回は周りに巻き込まれたんじゃなくて自分の意思で飛び込んだ節目で、これからの人生生きていく上で大きな決断をしようとしている。私はえびちゃんに貢ぎたいのでも担ぎ上げたいのでも育てあげたいのでもなく、えび担をライフワークにしたいとずっと思っていて。東京で己の道を開拓し邁進し続けるA.B.C-Zと一緒に生きていきたくて、だから自分と自分の人生のために東京での暮らしを頑張るしえびごともえびごと以外もちゃんと楽しみたい、そんな風に自分の人生を頑張る理由をA.B.C-Zに貰ってるから、その相手本人がそんなタイミングで目の前に現れてくれたとあったら、背中を押されてる、と思ってもバチは当たらないよね?こんなに頼もしいエールある?ないです!どんなフラッシュモブも敵わない!

塚田くんのフットワークの軽さは塚田くんのとても大きな魅力と武器だから、今回もたまたまタイミングが合って、塚田くんが体験してみたくて来ただろう本当にただの偶然で、でもそんな偶然の行いひとつでひとりの塚田担が人生規模で励まされて応援されたことはどうか大きめの声でお伝えさせてください。こんなにも的確なタイミングで私に勇気をくれるから塚田くんは最高の自担様です。何度だって塚田くん自身が証明して私に確信させてくれるから塚田くんってほんと素敵。

 

ものすごい思い出を貰ってしまった。日々の生活やおた活でお返しできるようおたく頑張るね。いつもありがとう塚田くん、愛してるよ。

「ラスト・ホールド!」ティーチイン付舞台挨拶レポ

5月28日、新宿ピカデリー18:50上映回にて、真壁幸紀監督永野宗典さん駒木根隆介さんによるティーチイン付舞台挨拶が催されました。

作り手の方や演者の方から作品のお話を聞く滅多にない機会だったので、個人的な備忘録として書いていこうと思います。具体的な言い回しの違いや誰が喋ったなどの正確性についてはご容赦ください。

 

 

 

本編上映後にまず松竹の方からのアナウンスが入り、お三方が入場してすぐに関係者の方たちによる写真撮影が行われました。永野さんが「挨拶の前に撮影って(笑)」としばし置いてけぼりの客席を気遣ってくださり、真壁監督が「僕もう慣れました。舞台挨拶17回やってきたので」と非常に頼もしい発言があり、次いで客席サイドもSNS用に写真撮影の許可が下りたので、私も撮らせて頂きました。

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左から真壁監督、永野さん、駒木根さん。反射していますが真ん中にはパネルが置いてあります。

 

会本編の進行は松竹の方ではなく真壁監督がしてくださいました。御三方は前方の椅子に腰を降ろして会はスタート。

真壁監督から応援上映が好評で、ピカデリーでの再追加が決まった」と教えて頂き、会場も拍手!真壁監督は公開後の動向も細かく把握なさっていて驚かされます。

 

質疑応答の前に、まずは真壁監督がお二人に話を聞いてくださいます。

 

 

  • 真壁監督「塚田くんとSnow Manと共演してどうでしたか?」

永野さん「OBとしてボルダリングジムでのシーンがあって、塚田くんの上腕二頭筋がすごかった。ぷりぷりしててしゃぶりつきたかったですね、充血するくらい。ボルダリングの楢崎選手も一言だけ登場して、贅沢な使い方だなと」

駒木根さん「この映画の見どころは吹替なし、キャストが自分たちの力でボルダリングを登るところにありますが、唯一僕だけはワイヤーで吊るされました。エンドロールでCGカットの方がいて、どこで使ったかというと、壁と身体とを繋いだワイヤーを消してくれた。ボルダリング部OBともなると、腕に力が入ってないのにぴったりホールドに密着出来ているように見えるけど、実際は違う(笑)楢崎選手からも「あの方大丈夫?」と心配された。」

Snow Manとの絡みは個人戦でOB二人が飲み物やプロテインを差し入れで持ってくるシーンを撮っていたけど、本編ではカット。そのシーンはパンフレットには載っているそうです。カットした理由は

真壁監督「物語に緩急があって、試合シーンでしめて日常シーンではコメディ要素があって。試合シーンと大島コーチ(勝村さん)の緊張感を繋げた方がいいと思ったからカットした」

とのこと。

団体戦では二人が解説役も兼ねているけど、実際の撮影は別で撮った。映らないのに登らせる訳にはいかなかったので。(舞台挨拶で監督も「とにかく怪我をさせてはいけないから7人には極力登らせないようにしていた」と話されてました)実際のプレイを一度見て、そのあと別で指し棒を使いながら「今高井戸登ってます!」「フィギュア4!」などとリアルタイムでの本人たちを見ずに撮影した。‪

塚田くんもSnow Manもめちゃくちゃ忙しく、夜中まで撮影をしてから塚田くんはその後歌撮りに向かっていったそう。駅まで車で送って貰って、先に降りた塚田くんが二人を乗せた車が角を曲がって見えなくなるまで手を振って見送ってくれた。

永野さん「太客を大事にするホステスみたい!そこまでしてくれるんだーって」

永野さんのコメントは度々角度が強めでした笑

 

 

続いて客席からの質疑応答へ。

  • Q.各キャラクターによって衣装からも個性が表現されているが、岡島の私服はどういった意図があったのか

真壁監督「あとの6人が個性的だったので、まずは他と被らないように、主人公なので個性は付けず、内面のお芝居が多いから外見で引っ張られないように色も抑え目にした。筋肉が見えるとき(ボルダリングシーン)と見えないときのメリハリを持たせるために露出も少なめ。衣装合わせで塚田くんの意見も取り入れている」

OBお二人も帽子を被せたりと他のキャラクターとの差を持たせ、本当の私服みたいな服装を。駒木根さんは「社会人になって太った」という台詞があるのでそのシーンはぴったり目の服にした。

 

 

  • Q.OB2人の年齢はいくつなのか

実際のお2人の年齢は、永野さん40歳、駒木根さん37歳。劇中に新社会人を彷彿とさせる台詞があるけれど…

真壁監督「どう見ても新社会人じゃないだろ!という見た目にして作品のツッコミどころを作った。ボーリング場のモニターに回想シーンが映ったり、岡島の髪が金髪になったりと、ツッコミどころを入れておくことで繰り返し見ても飽きずに楽しめるようにした」

解釈を絡めた話になるんですけど、監督から「お2人が実際のOBの年齢ではないように、塚田くんも31歳で大学生ではない」といった発言があって、塚田くんとSnow Man自体も5〜6歳差があるので、新入生すの・就活生岡島・OBお2人の年齢バランスを取っての配役だったのかなあと思いました。

舞台挨拶やインタビューでも監督からリピーター客向けとして画面を分割したり、ひとつの画面に大勢を映すようにしたりと、何度見ても楽しめるようにストーリー外の演出意図もたくさん用意されていて、いざ直に解説をお伺いして納得する部分が多く、とても感動しました…!

 

 

 

  • Q.OB2人は現役時代はどんなキャラクターだったのか

永野さん「映画が決まって実際に初めてボルダリング場に行った。監督からボルダリングに関する指示を受けるかも知れないので。劇中にもあった、初心者が下の方でぷるぷるしちゃって全然登れない、というのを実際に経験した。なので、ボルダリングのことは好きだけどボルダリングの神様からは愛されなかった、向いてないキャラ」

ちなみに永野さん、同日の昼の上映回にピカデリーで本編を鑑賞されたとのことです。

駒木根さん「ボルダリングの試合のシーンは埼玉の深谷で撮影された。隣に座っていた現地の方が岩を20年近く登っているそうで、ボルダリングは試合に出るとか成績を伸ばす以外の楽しみ方もあって奥が深い。だからそういう役」

真壁監督「ツイッターでも話していたけど、ラスト・ホールド!エピソード0があったらそこを描くのも楽しいかもしれない。2人が現役生で岡島が1年生で」

永野さん「なんなら2人が出会うところから。どこの部活入ろうかな〜(2人でうろうろ)」

駒木根さん「もしそうなったら社会人になって太った設定だから痩せなきゃいけない」

真壁監督「(ワイヤーで吊るされた件に被せて)CGで体の線消しますか?」

駒木根さん「全カットCG処理はやばい(笑)」

 

 

  • Q.永野さん・駒木根さんが他7人の役を演じるとしたらどの役をやりたいか

永野さん「新井くん。田舎から出てきた子だよね?(資料を覗き込みながら)」

永野さんのご出身が宮崎なので、新井の方言を使う上京してきた設定が自分と重なったのかな、といった話ぶりでした。

永野さん「あと顔がタイプ」

顔ファンでした。

新井は劇中大きく変化する役でもあって、新井は地方出身だけど深澤くんは東京出身といった違いもあったけど対応してくれた。「深澤くんはいいバイプレイヤー」といった表現がお三方から上ってました。

駒木根さん阿部くんの名前を、ゲームが好きで体力がないので1回勝負なところを挙げていました。役と演者の違いはあったか?といった流れになって

真壁監督「当て書きなのではまらないってことはなかった。みんなゲーム好きで、舞台挨拶の移動中にも塚田くんやみんなでゲームしてた。その時に阿部くんから声を掛けて始めていた印象がある」

役と演者のギャップのなさは監督もご満足でした。ちなみに舞台挨拶でも真壁監督の「館ちゃんは真面目」と宮舘くんの真面目さを讃える言葉をよく耳にしました。

 

 

  • Q.河口桑本は哲学科だけど、他の部員は何学部なのか

真壁監督「河口と桑本が哲学科というのは、ガイダンスで男子が少ないから相手を見つけやすい、声を掛けやすい環境にある学科だから。経済とか法律も考えたけど数が多かったり、理系学部も考えたけど、例えば物理専攻にしてしまったらその設定を物語に活かさなきゃいけない気がしたので却下した。他の子たちは特に決めてないので、次回があったら考えておきます」

大学事情に全然明るくないので、ほ〜と感心しながら聞いておりました。

 

以上5つの質問にお答え頂き、会は終了しました。

 

 

  • 個人的な感想

作品については既にインタビューや舞台挨拶でたくさんお話してくださっていたのですが、質疑応答で教えてくださった答え以上の仕掛けやフックがまだまだ用意されているであろう余白を伺い知れて、改めてとても大きなお仕事なことを実感させて頂きました。

個人的に岡島の私服がめちゃくちゃカッコ良すぎてリア恋極まって倒れるって気持ちで頭がいっぱいだったので、岡島の立ち位置や絵的な差分などの狙いを教えて頂けて己の欲深さを反省しました。でも私服の岡島くん最高かっこいいのでまだ見てない人是非凝視して欲しいです。(欲深)

akeras.hatenablog.com

個人的なラスト・ホールド!の感想を既にまとめていたのですが、改めて真壁監督のキャストに嘘を吐かせない作り方に監督への信頼がぐぐっと高まりました。フィクションだから嘘を吐いたって全然構わないんですけど、それでも「当て書き」に拘ってくださったことはファンとしてとても嬉しいです。

 

 

また何かイベントでお話を伺える機会があれば是非参加したいです。素敵な機会とお時間をご用意して頂き、本当にありがとうございました。「ラスト・ホールド!」の更なる躍進を心より応援しています!

今、「Rock with U」がアツい

 

5月23日、A.B.C-Z 5thアルバム「VS 5」が発売されました。

今回は塚田くん初主演映画「ラスト・ホールド!」の主題歌「Future Light」と、TAKAHIROさん振付「Rock with U」の二曲をダブルリード曲として打ち出していますが、今のA.B.C-Zを象徴するという意味では「VS 5」の顔は間違いなく「Rock with U」です。

 

「Rock with U」めちゃくちゃかっこいいですよね!どう考えてもかっこいいし強い、おしゃれ、スタイリッシュ。圧倒的に好きしかない。っていう話を整理しながら、個人的な解釈を強めに話していこうと思います。

 

 

 

「VS 5」は6月から始まるA.B.C-Z 2018年コンサート「Love Battle Tour」と連動しています。A.B.C-Zとファンの愛をぶつけ合っていこう!という血気盛んなコンセプトになっており、「VS 5」をリードする「Rock with U」にも

 

 

といった対立構造が打ち出されています。

 

 

 

A.B.C-Z VS 黒A.B.C-Z

アルバムジャケットにもあるように、「Rock with U」のMVでは白衣装に身を包んだA.B.C-Z、黒衣装に身を包んだA.B.C-Zの計10人が対立しあっていて、コンセプトに絡めて格闘ゲームのような絵になっています。

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ストリートファイターみたい!

白はオシャレでスタイリッシュ、ニュースタイルのA.B.C-Z。黒はオラオラでアクロバットもバンバン取り入れるオールドスタイルのA.B.C-Zと、白と黒真逆の要素を取り入れており、ひとつのMVで2タイプのA.B.C-Zが楽しめる、ファンにとっては目が忙しいMVです。

VS構造には「過去の自分に打ち勝つ」との意味合いあり、黒は過去、白は未来を表していて、デビュー5周年を迎えて「Reboot!!!」、再起動したA.B.C-Zが新たな基盤として提示したのが「Rock with U」なのです。

A.B.C-ZデビューDVDの「Za ABC〜5Stars〜」ではミュージカルを意識した一台のカメラでワンカットで撮影を行うワンカメスタイルを取り入れ、初CDシングル「Moonlight Walker」ではA.B.C-Z特有のオールディーズさを色濃く打ち出した曲を世に打ち出したA.B.C-Zが、今作「Rock with U」ではニュースタイルを掲げてきた。

ジャニーズ事務所のタレントで、デビューして尚ここまで長く近くジャニー社長と仕事をし続けてきたグループを私はA.B.C-Z以外に知りません。アメリカのショービジネスを日本で体現する夢を、戦後の東京から50年以上打ち出し続けてきたジャニー社長の一番の理解者・A.B.C-Zが、A.B.C-Z、オールドスタイルなA.B.C-ZニュースタイルA.B.C-Zが倒したという構図。これが何を意図しているのか、今後のA.B.C-Zの活動に更に注目せざるを得ません。

 

 

 

 TAKAHIRO VS A.B.C-Z

 MVのネタバレをしちゃうんですけど、Rock with Uの最後、A.B.C-Zが実は TAKAHIROさんだったっていうちょっとだけSFなにおいのするオチが用意されてまして。

 TAKAHIROさんは昨年リリースされたアルバム「5Performer-Z」のリード曲「テレパシーOne!Two!」の振付も手掛けてくださり、A.B.C-Zの振付は「Rock with U」で2回目。 TAKAHIROさんがこの曲を振り付けたのでA.B.C-ZはTAKAHIROさんだった、ってオチは演出以外だとしてもその通りなんですよね。

「VS 5」初回Aには「Rock with U」の MVとメイキングが映像が入っており、メイキングにはアシスタントの方含めTAKAHIROさんの姿がバッチリ映っています。振付指導以外にもMV演出にもTAKAHIROさんが関わってくださっていて、 MV制作において重要な役割を担っていると推察されます。

 

 TAKAHIROさんが手掛けた前作「テレパシーOne!Two!」はパーティの準備といったコンセプトがあり、掲示板にチラシやオープンカー、パーティ会場には庭園に噴水、たくさんのダンサーさんなど、ロケーションや小道具からこれから始まるパーティのワクワク感が語られていましたが、今作「Rock with U」ではバーチャル空間を彷彿とさせるセットひとつのみで、セット転換、小道具やバックダンサーは一切なく、作品の世界観はA.B.C-Zのダンスのみで語られていきます。

ダンスのハードさもさることながら、Rock with Uは MV演出もめちゃくちゃかっこいいんですよね!!!黒VS白と10人のA.B.C-Zが同時に存在していることもそうだし、そんなA.B.C-Zを10人同時に真横から見れたり、5人が踊っている前をカメラが弧を描くように通過したり、座席に座っているだけでは見れないアングルや画角でA.B.C-Zのダンスが堪能出来ます。

「映像は総合芸術」という言葉の通り、セットはとにかくシンプルなのに撮り方の工夫がすごくって、TAKAHIROさんだけではなくMV制作チームの仕事ぶりがとにかく素晴らしいです。この見せ方って生のパフォーマンスでは絶対に出せない味だと思うので、コンセプトとして謳われている TAKAHIRO VS A.B.C-Z の対立構図は、  MV VS パフォーマンス対決に置き換えられると思うので、 MVチームによるこの傑作にコンサートチームはどう立ち向かっていくのか、コンサートが楽しみでなりません。

 

 

 

ファン VS A.B.C-Z

ファンにも闘うことを要求してくるアイドルめっちゃっょぃ。うちわを持ってペンライトを振ってキャーキャー言うだけではA.B.C-Zは許してくれません。

前記事にも書いたのですが、個人的に「Rock with U」はCDデビュー曲「Moonlight Walker」から繋がった、根強いファン人気を誇る「Fantastic Ride」の系譜曲で、このラインに更にデビュー5周年記念曲「Reboot!!!」を組み合わせて生まれた楽曲だと思っています。「Moonlight Walker」のように音で時代性を語り、「Fantastic Ride」のように夜の都会へ相手を連れ出し、「Reboot!!!」のようなEDMサウンドでダンスを煽る。「Rock with U」はニュースタイルな現代、都会の夜のクラブを彷彿とさせるサウンドもさることながら、注目したいのは歌詞です。

「Rock with U」は MVもそうだし、歌詞の世界でもとにかくずっと踊りっぱなしなんです。“DJがあの曲をかけたらLet's go”以降、“君のことずっと踊らせたい”の歌詞通り、休憩がてらにアルコールで喉を潤したり、腰を引き寄せて愛を囁いてくれたり、ダンスフロアから抜け出して夜の街は消えたりすることもなく、ただひたすらにずーーーーっと踊り続けてます。踊る以外のことを一切してないんです。

アイドルの曲って勇気をくれたり励ましてくれたり、女の子を楽しませてくれる曲や歌詞が多いと思うんですけど、この「Rock with U」は延々と、はたまた永遠に“ずっと踊っていたいから”踊り続けます。“このままMe VS U”っダンスバトルの無限ループに聞き手は誘われているのです。

疲れない?休みたくない?A.B.C-Zどんだけ〜〜〜!!!ときゃっきゃして楽しむのもそれはそれでありだと思うのですが、別視点の楽しみ方として挙げたいのが、「ダンス」が比喩表現だとしたら?

 

ダンスって、リズムに合わせて体を動かして楽しむものです。リズム=鼓動楽しむ=気持ち良くなるという表現に置き換えるとどうなるか。皆まで言わずともですよね、そういうことです。

“君の鼓動に上げてくBPM

“今夜はただDance”

そういうことです。

歌詞では相手への接触は一切明記されてないのに、置き換えるだけであらこんなにも!あらあら〜〜!

そしてこの曲をA.B.C-Zが、1ヶ月間ほぼ休まず舞台に立ち続けるA.B.C-Zが、処刑装置パフォーマンス後ゲッゲッゲッゲッゲルマイハキメちゃう体力おばけのA.B.C-Zが、未だ嘗てないくらいバテながら、小道具に頼らず踊りまくるんです。すごい曲だ〜〜Rock with U!!!

 

暗喩的な解釈はさておき、以前なおたんこと渡辺直美さんがアカデミーナイトでA.B.C-Zのことを「セクシーなグループ」と紹介していましたが、Rock with UはまさにA.B.C-Zのセクシーさ、己の肉体を駆使して、体力の限界を超えたパフォーマンスをし続ける姿が遺憾なく発揮されていて、A.B.C-Zの魅力が正しく美しく楽しくエモくパッキングされている素敵な楽曲、それがA.B.C-Zの最新アルバムのリード曲という素晴らしい条件が揃った名盤なので、 MVだけとは言わずに各音楽番組、コンサートもホールだけとは言わずにアリーナ規模以上の会場で、是非A.B.C-Zの魅力をもっともっと拝見したいですね!!!!!

 

 

以上です。長々とお付き合い頂きありがとうございました!コンサート楽しみだな〜〜!