えりあし

思ったこと、残しておきたいこと、いろいろ

個人的に一周年

一年前の2013年4月28日(日)は、Twinkleツアー代々木公演一日目がありました。私が初めてA.B.C-Zの現場に足を運び、ダルマ落としより爽快にスコーン!と落とされて帰ってきた日でもあります。ちなみにtwitterは、その翌日に作りました。自分がこのままA.B.C-Zにハマっていくのか、一時の熱として終わるのか、その過程を残して置きたくて。結果、そのまま転げ落ちるように加速していって、今日に至るのですが…。

 

 この一年で変わったこと。

未だ嘗てないくらいの数のDVDが我が家の棚に積まれていること。

今まで茶の間やライブに向けられていた興味が、舞台の方にも関心を持ち始めたこと。

“エンターテインメント”について考えるようになったこと。

色々あります。

ジャニーズ事務所は、主に女性が日本のエンターテインメントに興味を持つ入り口を作ってくれているんだと常々思っているのですが、私にとってえびは、今まで全く開いたことのない扉でした。デビュー二年目、下積み十年以上、外部仕事経験の少なさ、テレビ露出の少なさ、舞台という未知の世界、表現者であり創作、制作にも携わっているアイドル。私は自分が「優れているもの」が好きだと思っていたのですが、加えて新しい要素がひとつ、増えました。

メンバーの顔と名前がわかる程度の知識で観たたった一回のコンサートだけで、何でこんなに惹かれるのかがわからなくて、わからないから答えを知りたくて、答えを明確にしたいから追い続けて来ました。今私が思うのは、私はA.B.C-Zの「正しさ」に惹かれたということ。

振り付けや台本など、自分達の手で作っているから説得力がある。責任感がある。だから、間違えや失敗も他人事じゃない。他人の所為なんかじゃない。自分が携わっているから。

わざわざ他人が手を貸さなくても自分達の手で作れちゃうから、だから大人は任せてしまうんだと、歯痒く思うときもあったけれど、それはないものねだりだと、最近自分の中で無事に折り合いを付けることが出来ました。彼らの魅力は等身大の実力と経験。余計な着膨れはないし、適当な妥協も感じない。それを発信する場が舞台という、生々しく肌に染み込んでくる環境だから、疑う必要がない。自分の目で見て、自分の肌で答えを感じる。その楽しみ方はえびから教えて貰いました。

 えびには実力しかない、と私は思っていて。正体のわからない強大な吸引力や、未来を大きく変えてくれそうな強さ、ドラマのようなめぐり合わせの運、圧倒的なキラキラ感、は特になくて、ただ、経験に伴った実力が、そこにある。侘しくて頼もしい、かっこわるくてかっこいい。長所と短所は紙一重。えびには質量の詰まった、偏りのない価値が確かに存在していると思います。だから、振り回されないようにしないと。えび以外のものに目隠しされて、見失ってしまわないように。

 

私生活でも記念日なんて意識したことないんですけど、今日の気持ちはどこかに残して置きたかった。残せる場所を作りたいと思わせてくれたのも、えびだったよ。ありがとう。みんなが怪我なく病気なく過ごせますように。