えりあし

思ったこと、残しておきたいこと、いろいろ

朝が来るまで終わる事の無いダンスを

https://twitter.com/aki_eras/status/542329966126313472

 

今でも覚えてる。帝国劇場のあの空気。塚田担ってきっと、数で場を占領するほどの人数はいなくて、でもあの空間には間違いなく、塚田くんの誕生日をお祝いしたくて入っている人がたくさんいて。私もそうだった。塚田くんの誕生日ど真ん中の公演で、27歳初日の塚田くんを見たくて、その公演を選んで入った。

去年の12月10日は普通に仕事の日で、定時上がりでは絶対に公演に間に合わないからって、上司と同僚にかなーり前からお願いして、早く帰して貰った。あの日は導かれたようにねえ、誰も私の足を止めなかったの。お客さん、こなかったの(笑)。あんな日、一年経った今でも他にないよ。あの日の私の売上、ゼロだったんだから、ねえ塚田くん。

 

私はねえ塚田くん、塚田くんがいなくても生きていけるんだ。私が生きてきた二十数年の間で、塚田くんが組み込まれたのってこの二年程だから、私は塚田くんのことを知らないで生きてきた人生の方がまだまだ長くって。でも塚田くんは、塚田くんの人生の中で、ジャニーズじゃなかった人生より、ジャニーズである人生の方が長いんだなって気付いたときに、勝てないなあ、って思ったんだ。

 

ご縁という言葉が好きです。出会いには意味がある、出会ったタイミングにも意味と価値がある。私が所謂自ユニで自担と呼んできた人は今までに二人いたんです。嵐の大野くんと、エイトの村上くん。二人それぞれに、私の人生って結構支えられてて。

大野くんは私のヒーロー。おうちがちょっとごたごたしてたときに、私はずっと嵐をみてて、大野くんが好きだった。仲が良くて、くだらないことに一生懸命で、誰も傷つけない嵐に救われてた。

村上くんは私の人生の先輩。社会人一年目、いよいよ本格的に大人の世界で生きていくことになった私のお手本は村上くんだった。仕事に真摯で真面目で一生懸命。村上くんもヒーローだよ。強くて格好いい仕事の出来る男の人。

全部、私の背景が関わってる。二人の好きな人は、私の人生に必要だった人なんだって思ってる。必要だったときに出会って、好きになったんだ、って。私が求めていた存在。アイドルという理想の虚像、アイドルという無敵のヒーロー。

 

 塚田くんはね、私の人生の区切りのようなときに出会ったんだ。私はそのとき、変わらなくちゃ、って思ってた。前向きに変わりたかった。変わることへの恐怖や卑屈さや躊躇いを、無理やりがなぐり捨てようとしていた時期だった。えびコンに行ったのも、ちょっとだけ、その試み、みたいなところがあってね。そんなときに、塚田くんという、私の人生でとっても新しい人を見つけて、だるま落としのようにスコーン!と落とされて帰ってきたあの日のこと、まだまだ断然覚えてますよ。塚田くんは、今の私の人生に必要な人なんだ、ってぼんやりとした確信があった。

後出しジャンケンのように、落とされてからずるずると好きなところを見つけていった。見つけては竿を引いて釣りあげていって、私はやっぱり塚田くんのことが好きだな!って誰かに向かって話してた。いまだってそう。私は結構、そうやって生きてきてる。塚田くんのことが好きだって、誰かに伝えたい。塚田くんが素敵だから、言いたくなっちゃうんだ。

 

恋をすると女の子は変わる*1、とよく聞くけど、私の中ではそうじゃなくて、恋という理由を踏み台に、変わる勇気を貰ってるんだと思う。

私は「自分に頓着のある自分」というのがどうも恥ずかしくって、所謂オシャレとか自分磨きってやつ。それに励む自分が恥ずかしいからって逃げていた節があるんだけど、そこをね、塚田くんに見つけて貰えたなって思ってる。

塚田くんはオシャレで、人に見られることが何よりの大前提な人だから、人のために自分に頓着を持ってる、って私は勝手に思ってる。自分に拘ることは決して恥ずかしいことじゃなくって、巡り巡って人にいい気持ちを与えることに繋がる、って思うようになったし、そう思い込む勇気を塚田くんに貰ったよ。そんな風に、色んな言い訳を塚田くんに貰ってるんだ。

ふらっと大阪名古屋へ行ったり、同じ舞台に何度も通ったり、字を綺麗に書いたり、こまめにクイックルワイパーをかけたり、はっきり物を話したり、年上の方にはきちんと敬語を使ったり、自分が動くことで停滞しそうな空気を壊してみたり、そういう色んなこと、塚田くんを言い訳にして生活してるんだ、私は。塚田くんは別に私に、そんなこと求めてきたことなんか一度もないんだけどねえ? 私がね、勝手に、貰ってるの。そうした方がいい、ってこと、わかってるけど実行できずにいたことを、塚田くんに後押しされてる気持ちになって、怠けていたことを頑張れるようなひと押しを、塚田くんに貰ってる。

ほらねえ、塚田くんのこと、必要だわ、私。求めてた、塚田くんのこと。もしかしたらその存在は、何かが違ったら塚田くんじゃなかったかもしれないけど、何かが違ってすぽんとハマったのが塚田くんだから、やっぱり私には塚田くんが必要だったんだと思う。

だからいつか、私にとって塚田くんが必要じゃない時期ってきっと来るんだろうなあって。寧ろ、そうあった方がいいんだと思う。オタクのゴールはオタ卒だと思ってるから。とりあえず私にはまだ塚田くんが必要で、必要じゃなくなったときに離れるか、それでもまだうまいこと近くにいれるかわからないけど、どの距離にいたって塚田くんのことはずっと好きだと思う。何せ、塚田くんがとっても素敵な人だからね!

27歳の塚田くんは、今までにないくらいに活躍していて、私が好きになった26歳の塚田くんより、もっと素敵な塚田くんになっていった。人が素敵になっていく様を、同じ時間を過ごしながら、目で肌で空気で感じられるなんて、こんな体験、塚田くんが初めてだよ。塚田くんからは色んな初めてを貰ってる。ありがとうございます。塚田くんを好きにならないと見れなかった景色は、どれもとっても眩しくて、楽しくて、負けてらんないな、とも思わされる。勝てる見込みは全然ないんだけど、塚田くんを見て、負けたくないな、とも思っていたいよ。ほんっとぜんっぜん、笑っちゃうくらい、勝てる気しないけど(笑)。

28歳の塚田くんは、どんな塚田くんなのかな。塚田くんにもわからないし、私もどのくらい知れるかわからないけど、私が願うことは大体これ。「怪我なく病気なく、塚田くんが健やかに過ごせますように。」多少の不幸や災難は、頑張って自分で乗り越えてください(笑)。ただただ、塚田くんが健やかであってくれたら、あとは塚田くん自身がどうにかしてくれるって思ってる。塚田くんは、塚田くんも、私のヒーローだから。ヒーローよ強くあれ!弱いときもあるけど、弱くなるななんて言わないけど、弱さも乗り越えればいつか必ず強くなるもんね? そういうドラマを、私は塚田くんから見せて貰ったことがあるからさっ。

 

塚田僚一くん、28歳のお誕生日おめでとうございます。塚田くんの更なるご活躍を応援しております!塚田くんのいちファンでした!クソポエム!!

 

*1:「恋」を比喩だと思って、好きな言葉に置き換えてくださいネ