えりあし

思ったこと、残しておきたいこと、いろいろ

改めて、塚田くんが好きだ。

2015年2月25日。毎月第三水曜日、読売新聞夕刊でA.B.C-Zの連載「晴れ時々えび」記事が今月は塚田くんでした。とーーーってもいい記事だった!現場の予定がなくて渇いていたタイミングでのこのテキストは嬉しい~楽しい~塚田くん大好き~~~!

 

私はtwinkleコン代々木公演の現場落ち新規なのですが、初めてえびのコンサートに入って、えびでは塚田くん!!と強制イベントかのように塚田くんに落ちてからは、追い掛けるように塚田くんの「好き」を探し始める日々でした。塚田くんに対しては、「好き」って気持ちがかたまる前に、この人だ、って思ったので。塚田くんのテキストも、後から見つけた好きの理由のひとつになります。私は塚田くんのテキストが大好きです。

 

一番最初に、塚田くんのテキストはいいなあ、と思ったのはtwinkleコンのパンフレットでした。

元々雑誌媒体はテキストを手元に置いておきたくて買うことが多いのですが、コンサートパンフレットのテキストは特別好きです。毎月のアイドル誌や、不定期の女性誌、リリースの際の音楽誌ともまた違う。「芸」という本業を発信する場所でのテキストだからかな。

以下はtwinkleコンパンフレットの塚田くんのインタビューから抜粋させて頂いています。

男女問わず、年齢も関係なく、国籍も関係なく、言葉が通じなくても、みんなに元気を与えられたり、楽しませることが出来る人になれたらいいなと思っています。A.B.C-Zは、それぞれの個性を伸ばしていくっていうよりは、ありのままが個性になっていった、素に近づいていった感じ。

『JW』の滝沢くん公演の時に、滝沢くんが後輩一人一人の見せ所のことを考えてくれていて、僕に与えられたのが、お笑いの部分。滝沢くんが僕にこういう役を与えてくれたということは、僕のそういう部分を見出してくれたというか、求められてるんだなって思った。役割を与えられて、僕自身成長してる。求められるから、その成長過程に気付く。成長するためには、分析するんじゃなくて、何事にもハングリー精神を持ってやって見ることの方が大事なんじゃないかな。

 代々木公演にいくと決まってからは、関東圏ではちょうどワーホリ旅が放送されていた時期だったので、名前とメンバーのキャラクターを把握するためにも、 曜日と時計を気にして、意識的に番組を観るようになりました。私が初めて見るえびちゃん、ツアーを巡っているえびちゃんたちは、ワーホリ旅(済)のえび ちゃ んでした。

『J'J A.B.C-Z  オーストラリア縦断 資金0円ワーホリの旅』の企画で、キャンピングカー一台で旅をして、資金も自分たちで稼がないといけないから、ワーキングホリデーの募集を見つけて、動物園で働いたんです。(略)動物園で働く現地のスタッフさんもみなさん温かくて、つたない英語を一生懸命聞いて理解しようとしてくれたり、僕たちのことを世話してくれたり、仕事が全然できなくても丁寧にいろいろ教えてくれて、そこに義理とか見返りとか一切なく、いろいろなことを与えてくれて、本当に温かさに触れましたね。普通の旅行は自分の行きたいところに行って、やりたいことをやって満足出来るけど、今回は生きることに必死でした。

twinkleコンのパンフで、ワーホリの話題について触れていたのが、塚田くんだけだったんです。そのことが私にはとても意外で、そして、塚田くんという人に目が留まる理由のひとつになりました。ひとつ前に取り組んでいた仕事を、次の今の仕事に繋げて考えている。他の皆はそんな風に考えていない、なんて言いませんけど、コンサートのパンフレットで、前の仕事と次の仕事の狭間にいる塚田くんの声で、その話を聞けたのがとっても嬉しかったです。初めてパンフレットを読んだときはまだ、ハマって数日しか経ってなかったけど、それでも、嬉しかったんです。

 

 

晴れえびが本当によくって、出来ることなら全文掲載したいくらいなんですけど、それはどうかなー…と思うところなので、ちょこちょこ抜粋させていただきました。ライターさんが起こした文章だとしても、塚田くんの言いたいであろうこと、伝えたいであろうこと、それを記事に記しておいてくれた事実は、どれも私を嬉しくさせてくれます。塚田くんを好きだと、塚田くん自身の発する言葉に何度も強く思わされます。

 

2014年夏に放送されていた、A.B.C-Z主演ドラマ『魔法男子チェリーズ』のDVD/BDBOXの発売日に、メンバーの戸塚くんとスタッフさん15人程と集まったという話から始まります。

昨春のドラマ撮影時、「主演として楽しい現場づくりに努めたい」と心に留めていました。今もこうしてスタッフさんが集まってくれたということは、主演の役割は果たせたのかな?

DVD、ブルーレイを1点ずつ買いました。それを、このドラマが初めての現場だったスタッフさん2人にプレゼント。僕にとって自分のDVDデビュー曲が思い出深いように、初めて参加したドラマは記憶に残ると思うからです。

もう、もう、この部分だけで胸がいっぱいです。これは塚田くんだけじゃなくてえびちゃん達みんなに言えることで、Jr期間が長かったえびちゃん達だからこその、「先輩にして貰えて嬉しかったことを自分も後輩に与えていく」という優しさのバトン繋ぎ。えびちゃんとJrの間ではよく見かけますが、5人主演の地上波のドラマで、主演のえびちゃんから、スタッフさんに、そのバトンが受け渡された。5人で長期間取り組む仕事といえば、私の中で一番に上がってくるのはABC座やジャニーズワールですが、共演者の殆どは事務所の後輩。外部舞台は1人か2人で出演してるから5人ではない。5人の、長期の、外部仕事は、思えば、チェリーズが初めてだったのかな。縦に受け繋がっていた歴史が、横にも広がった。

 

夏のレジェンドツアーに対しても、興味深い自己評価の話をしていました。

今までは、「もっと頑張れたはず」と思うせいか、満足感を得ることはなかった。でも、昨年のコンサートは達成感がありました。

このセンテンスを読んで私は、2012年ABC座初演―――私は映像でしか知らないのですが、特典ディスクで皆のリハを終えた塚田くんが、自分のパートに対して物凄く不安を抱いて葛藤していた様を思い出しました。

Legendコンの塚田くんソロは、作詞作曲演出構成振付、すべて塚田くんのセルフプロデュースで作られたものです。Legendツアーには大阪名古屋東京、全7回足を運ばせて貰ったのですが、その場に身を置いて肌で感じたのは、誰のファンだとか関係なく、塚田くんのパフォーマンスが観客中を巻き込んで、ただでさえ高揚感に満ちたコンサートという空間に、更にもう一つ、塚田くんのソロ―――“A.B.C-Zのコンサート”とはまた違う、“塚リカソロ”コンサートを重ねてきたという、力強い合わせ技。……語ると長いので、見たことがない方はどうぞレジェンドコンサートDVDをぜひ見てください(笑)

錦織さんが仰っていたように、塚田くんは自分に課すハードルが高い人なので、そんな塚田くんが、あの空気と歓声のど真ん中にいた塚田くんが、あのツアーで自分のパフォーマンスに手応えを感じていたこと。とても嬉しくて、イットランズを観劇したときのように、またひとつ、塚田くんが途中点でのゴールテープを切った瞬間に立ち会えたような気持ちになりました。

舞台で共演した酒井敏也さんに新年のあいさつをメールで送ったら、「今年は塚ちゃんと映像で共演したい」と返信がありました。ジャニーズ以外の方と共通の目標を持てるのは、とても光栄で新鮮。それが、僕の今年の夢の一つです! 

塚田くんは、発信が上手な人だと思います。コンサートのMCだと、違う方に話が転がっていっちゃったり、しちゃうんですけど。雑誌のインタビューや、この連載もそう。ブログは、いいな、と思った話題以上にぶっ飛んだ話題をぶち込まれるので、そっちに目が行きがちになっちゃうんだよな…(笑)経験を経て感じたこと、その場での触れ合い、それが必ず次に生かされていく。その繋ぎを、バトンが繋がれていくさまを、塚田くんはちゃんと発信してくれる。言わなくていいことかもしれないし、塚田くんが言わなかったら知らないままで終わっていたことを、塚田くんが話してくれるから知ることが出来て、そんな塚田くんの言葉に、私が塚田くんを好きだと思う、好きだと感じる理由を貰っています。

卵が先か鶏が先か。理由をくれるから好きなのか、好きだから理由が目に留まり易いのか、わからないけど、きっと、どちらも正解なのでしょう。女は言い訳が好きだとよく言われますが、自分は典型的なそれだな、とつくづく骨身に感じます。

 

塚田くんに落ちたのって、事故みたいものなんです。今まではずっと、なんとなく視界に入って、なんとなくいいなって思って、なんとなく好きになっていって……どんなことに対しても、時間を掛けて、ゆっくりハマっていったんです。それが、塚田くんに対しては、流星が落ちるような一瞬のだるま落としで、通りすがりに参加して当たった黒ひげ危機一発です。何が起きたのかわからないまま、ハマってしまったのです。そりゃあ理由も欲しくなるってもんです。気持ちや状況を整頓するにも、そのための資料すら持っていない相手に私は、惹きつけられた。いつだって答え合わせのような気持ちで塚田くんを見ています。どうして私は塚田くんのことが好きなのかな?ってふと自分を振り返って、目の前の塚田くんを見上げたとき、例え自分に持ち合わせがなくったって塚田くんは、ちゃんと答えをくれるんです。

塚田くんは、今より前に好きだった気持ちを、絶えずに自動でアップデートしてくれるから、私はなんにもしなくていいんです。らくちん。頑張って探しにいかなくたって、塚田くんは提示してくれるから。塚田くんという人の魅力、塚田くんという人間そのものの生き方を。

 

はー、どう考えてもやっぱり、塚田くんのことが好きだな!それを塚田くん自身の発信から想わせてくれること、とってもとっても嬉しくて幸せだよ。次のお仕事も楽しみにしています。