えりあし

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A.B.C-Z今夜はJ's倶楽部「リスナーが選ぶ!ベスト7!」企画を勝手に解釈します

5/15放送「今夜はJ's倶楽部」で発表された「リスナーが選ぶ!ベスト7!」企画のランキングが「わかる〜その曲いいよね!」から「えっ、私の好きなこの曲がこんな上位にくるんですか…民意〜〜!!(万歳)」もあれば「私なら絶対この順位にしないけどこの結果は事実なのでよく考えて噛み締めよう…」まで、自分の感想の振れ幅が大きく非常に興味深かったので、ランキングに上がった楽曲たちについて個人の解釈たっぷりに話していこうと思います。

 

 

 

 

第7位「世界一」

2016年リリース「Take a “5” Train」に収録されているカップリング曲で、同年コンサート「A.B.C-Z Star Line Travel Concert」では本編最後に位置付けられ、その模様は同タイトルBD/DVDにメンバーのマルチアングル特典でも収録されています。

コンサートでは屋良くん振付の激しいダンスナンバー「Fly a Flag」の後に位置され、メインステージでのパフォーマンスを終えて肩で息をしながらセンターステージに移動しつつ締めの挨拶を述べる橋本くん、さっきまでの激しいダンスパートが嘘のように穏やかな表情で橋本くんや客席を見つめる河合くんの姿が印象的でした。

A.B.C-Z Star Line Travel Concert」はCDシングル「Take a “5” Train」アルバム「ABC STAR LINE」の連動企画で構成されたコンサートで、アルバムは楽曲の良さを中心に選ばれたこともあり、特にこの「世界一」は、コンサート前からメインボーカルである橋本くんがA.B.C-Zの曲の中で1番好き」と何度も繰り返していたこともあり、この年のコンサート構成を担った河合くんもその言葉を受けて世界一をコンサートの最後に持ってきたのではないでしょうか。

メンバーカラーのコートを纏ったA.B.C-Zがリフターに登り、客席を見下ろし見渡しながらしっとりと歌い上げる。普段はダンスにアクロバットにと、視覚的な見せ場の多いA.B.C-Zによる、曲の良さ音楽の良さを会場に響かせる、耳に効かせる演出がA.B.C-Zの新たな一面を覗かせてくれた曲になっております。

A.B.C-Zはバラードにもいい曲がたくさんありますが、その中でもこの「世界一」がピックアップされたのは、やはりメインボーカルを務める橋本くんの「好き」のひと押しが強いのかなあと個人的には思っております。おたくはどうしたって橋本くんに弱い。

 

 

 

第6位「Shower Gate」

2015年リリース、A.B.C-Z初めてのオリジナルアルバム「A.B.Sea Market」のリード曲です。

これまでのA.B.C-Zは、DVDシングル曲やデビュー前のジュニア時代の楽曲が主な手持ち曲だったのですが、このアルバムで一気にどばっと増えました。この時点ではCD形態でのリリースもまだされておらず、オリジナルCDとしても初めての円盤です。前人未到のDVDデビュー、その後もDVDでのシングルリリースと、常に新しい形でのリリースに挑戦し続けてきたA.B.C-ZにとってShower Gateは、“初めて”の“CD”リリースで“普通のMV撮影”でした。

A.B.C-Z初オリジナルアルバムのリード曲として「Shower Gate」が発表された時はそれはびっくりしました。MVもワンカメじゃないしめちゃくちゃオシャレで清涼感があって、端的に言ってしまうと「売れそうな曲」だったから。これまでの曲が売れないって意味じゃなくて、でもA.B.C-Zの魅力ってジャニーズらしいちょっとダサいところでもあるので、なんて言ったらいいのか、とにかくすごくセンセーショナルな曲でした。、衣装に布が多いし一曲の中に違う衣装や場面、彼女目線の個人カットもあったりと、A.B.C-Z、売れにきてる?!とそわそわしてました。

曲の良さダンスの良さ、そしてそれが洗練された映像美として表現されていて、A.B.C-Zがこれから進む道筋はこの路線なのだと指し示して貰えたことが頼もしくて、でももうあの独特のダサさは見れないのかと思うと寂しくもありました。

以前戸塚くんがA.B.C-Zにはまだ世に出てないけど、これから育んでいきたい曲がある」みたいなことを話していたときに、私は真っ先にこの「Shower Gate」のことだと思いました。結果戸塚くんとは答えが違っちゃったんですけどね。

個人的に2017年アルバムリード曲「テレパシーOne!Two!」は「Shower Gate」の系譜曲だと思っているんですが、ランキングには上らなかったですね。もちろん素敵な曲だし大好きだけど、やっぱりシャワゲの初オリジナルアルバム曲インパクトが勝つのかな。A.B.C-Zがもう少し熟れた頃にシングルカットなり何なりで打ち出される未来もありだし、また新たに違う系譜曲が生まれることを期待しております。

 

 

 

第5位「メクルメク」

「Shower Gate」同じく「A.B.Sea Market」からのアルバム曲。メクルメク大好きだけど、こんなに上位に食い込んでくるとは予想外でした!嬉しい!!

2015年「Ealry Summer Concert」の2曲目、アルバムオリジナルとしては1曲目の登場で、個人的には大大大好きな楽曲「Twinkle×2 A.B.C-Zの系譜曲だと勝手に分類しています。

管楽器の高音がギャンギャン鳴り響く中、おもちゃ箱をひっくり返したかのような子供心に還らされるワクワク感たっぷりの楽曲で、胸元に「A.B.C-Zロゼッタをつけてメンバーカラーのギラギラ燕尾スーツで歌い踊る姿はディズニーランドの世界みたいで、「Shower Gate」とはまた違った色のA.B.C-Zらしさが表現されております。

 

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衣装が可愛い!

 

曲のポップさとは裏腹に、歌詞はかなり情熱的な恋を歌っていて、ラジオでも話していましたが河合くんの「結局なぜか誰も愛せないんだぜ」パートはキラキラと哀愁の融合が最高でした!誰も愛せない河合くん、最高ー!ラジオでは歌詞全然覚えてなかったけど!笑

 

 

 

第4位「Moonlight Walker」

こちらも2015年リリース、A.B.C-Z初めてのCDシングル曲です!CDデビューおめでとうえびちゃーん!

「Shower Gate」が発表されたときに感じた物寂しさを見事に吹き飛ばして貰いました。A.B.C-Z 第2のデビュー曲ともいえるCDシングル第1弾にMWを選んだA.B.C-Zポニーキャニオンの皆さんには感謝しかないです!!!

オールディーズさが漂う世界観、ギャンギャンに鳴らした管楽器に、通常ではあり得ないシルエットから始まる得体の知れなさ。ど頭から視覚からも聴覚からも圧倒的な戦闘力の高さを見せつけてくるA.B.C-Zそこにシビれるあこがれるゥ!!

メンバーカラーのベロアスーツに顔が隠れるほど深く被ったハットという出で立ち、怪盗みたいじゃないですか?!

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ルパン三世というかむしろ、

 

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キャッツアイみたい!!(※公式はスパイ設定)

A.B.C-Zのいい意味でちょっとダサいところが絶妙に取り入れられていて最高の楽曲です。

 

 

第3位「サポーターズ」

2017年、A.B.C-Zデビュー5周年記念ツアー「5Star 5Years Tour」の最後に置かれた、アイドルとファンの関係にドンピシャでハマる最高の応援ラブソングです。

元々は「ABC座2016 株式会社応援屋!!〜OH&YEAH!!〜」のメインテーマとして作られた楽曲でしたが、この年のツアーは戸塚くんが構成を担ったことでA.B.C-Zのデビュー5周年を象徴する楽曲にまで押し上げられ、2017年「‪終電を超えて〜Christmas Night〜/忘年会!BOU!NEN!KAI!」のカップリング曲として音源化に至りました。「Shower Gate」で話していた戸塚くんのA.B.C-Zにはまだ世に出てないけど、これから育んでいきたい曲がある」はこの「サポーターズ」のことを指していました。

「サポーターズ」に関しては好みどうこうではなく、2016年秋に日生劇場で繰り広げられた、物語りを締める音楽と景色が今度はコンサート会場で見れたことなど、今までの感傷や思い出を鷲掴みにされて揺さぶられるような、兎にも角にもエモーショナルの一言に尽きます。2016年秋、2017年夏の景色をA.B.C-Zと一緒に見てしまったからには、挙げざるを得ません。

そういう意味で6周年、7周年と歳月を重ねていったときにこの曲はどうなっていくのか。聴くたびに5周年に立ち返らされるのか、また新たな思い出をこの曲と共に築いていくのか、今はまだ未知数なのでこれからが楽しみです。

 

 

 

第2位「花言葉

2015年は初オリジナルアルバム、初CDシングルとCD形態のリリースが続いたこともあってか、2016年第一弾リリースのこちらは久しぶりのDVDシングル曲です。

正直こんな上位にくるとは思ってませんでした。好きだしいい曲だなーとは思うけど、A.B.C-Zの曲として1位に選ぶことは私は絶対にしないので。

でも花言葉が好き!って人の気持ちもめちゃくちゃわかります。花言葉ってA.B.C-Z特有の癖がなくて、シンプルに良い曲で、誰が歌っても、究極カラオケでおたくが歌っても楽しいし曲の良さは伝わるんですよね。そこが花言葉のいいところなんだと思うし、だからこそ私は物足りないです。

他担の方がA.B.C-Zの好きな曲として花言葉を挙げる機会が多いことは耳にするし、A.B.C-Zのファンでも花言葉が好きという人がこんなにいるってことは、私が花言葉を選ばない方のおたくだからこそ忘れちゃいけないなって思います。ここから先は宗教戦争みたいな話になってきちゃうのでここで打ち止めるとして…

世間的なアイドルのイメージからは少し違った色を持つA.B.C-Z“だからこそ”花言葉という大衆的な良曲を握っていて欲しい、という解釈もあるんだろうな。私は様子がおかしくて唯一無二なトンチンカンA.B.C-Zに興奮してしまうから、偏りすぎそうなときは「花言葉」を思い出して深呼吸しようと思います。

55コンでは花言葉の終盤で橋本くんが次のソロ曲のためにハケてしまうため、橋本くんソロパートである「幸せになろう」を公演毎に他のメンバーが歌うという粋な演出がありました。えびちゃん、特におにいはそういうの不得意なのに、おかげさまでラッキー合法プロポーズをいただけてサンキューサンキューです!!!

この企画を発表したラジオでは「メンバーのこのパートを歌いたい」企画なんてのもあって、河合くんが花言葉の橋本くんソロパート「ありがとう、愛してる」を選んでいたことから、えびちゃん(おにい)もやっぱそういうのやりたいのかな〜ジャニーズだもんな〜えびちゃんジャニーズ大好きだもんな〜〜と考える部分が大きかったので、心の中の宿題にしておきます。

 

 

 

第1位「Fantastic  Ride」

2016年「ABC STAR LINE」より。ファン投票でも人気は根強かったですが、でもわかる!!!楽曲としての好みもさることながら、ファンからのA.B.C-Zにはこの路線でいってほしいという強い圧を感じます。笑

個人的に「Fantastic  Ride」は「Moonlight Walker」の系譜曲で、この2曲に共通するのは「夜のネオンに照らされながら歌い踊るA.B.C-Z。FRはMWよりは戦闘力とオールディーズさが控えめに、その分オシャレさと爽やかさを足されていて、MWに比べると口触りがよくなり、かなり食べやすく進化しています。

A.B.C-Zには夜が似合うと常々思っているので、FRに拘らずともこの路線を大事にして欲しいな〜と思っていたら、次回アルバム「VS 5」のリード曲「Rock with U」が、MW・FRを受けて更にブラッシュアップされたA.B.C-Z最新の夜曲になりそうな気配がビンビンでめちゃくちゃ期待しております。アルバムが出たらまたこの話したい。絶対します。

 

 

 

 

VS 5(ヴァーサス ファイブ) 初回限定盤A

VS 5(ヴァーサス ファイブ) 初回限定盤A

 
VS 5(ヴァーサス ファイブ) 初回限定盤B

VS 5(ヴァーサス ファイブ) 初回限定盤B

 
VS 5(ヴァーサス ファイブ) 通常盤

VS 5(ヴァーサス ファイブ) 通常盤

 

 



同意も感謝も疑問もあるランキングでしたが、すべては過去の感情を基にしたファンとA.B.C-Zとの思い出が作り上げたランキングなので、ファンが抱えている過去は参考になんかしないで、今と未来を生きるA.B.C-Zには新しいA.B.C-Zを更新していって貰いたいです。A.B.C-Zは常に最新の今が一番かっこいいグループなので。

 

そんな感じでこのブログは終わります。たくさん話せて楽しかったー!

 

 

 

 

楽曲の話大好きなので、別の楽曲記事もリンク載せちゃいますねへへへ。

akeras.hatenablog.com

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