えりあし

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A.B.C-Z/JOYしたいキモチの話(おかわり)

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8月29日リリースA.B.C-Z「JOYしたいキモチ」がオリコンビルボード週間ランキング1位を獲得しました!おめでとうございます!!!!!

前記事でもいろいろ話しましたが、A.B.C-Z初めてのコラボソングで1位を獲れたことが本当におめでたいし、今回は大分序盤からえびちゃん本人たちの口(テキスト)から「1位獲りたい」と明言してくれたことも大きかったな。

レポでしか見れてないけど、大宮公演でえびちゃんたちがこの上なく喜んでくれていて、何よりもそれが一番嬉しかった!!!

コンサート期間中にシングルリリースが行われたのも初めてかな?8月公演からMC後に「JOYしたいキモチ」が披露され始めたのも嬉しかったし、オーラス大宮公演では年明けの1月8日にLove Battle Tour横浜アリーナ公演の決定が発表されて、LOVEもJOYもとどまることを知らなくてもーーーー幸せです!!!

絶対年内にアリーナ公演しような!!!!と勝手に意気込んでいたので、年内じゃないけどアリーナ決まったことが嬉しいし、年明けの横アリはセクゾンとWESTで行ったことあるけどえびちゃんでは初めてだから、またえびちゃんと初めての景色を見れることが嬉しい。えびちゃんはいつも新しい初めてのものをたくさん見せてくれるね。大好きだ。

 

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リリース前に曲の立ち位置の話はしたので、リリース後の今は楽曲の話をもうちょっとしようと思います。

 

「JOYしたいキモチ」はA.B.C-Zというグループよりも、JOYPOLISとのコラボソングというオフィシャルな地位が曲を先導しているので、今までのA.B.C-Zの楽曲とは少し在り方が違っています。

今までのA.B.C-Zの楽曲はパフォーマンスありきで作られているため、曲中必ず長めのダンス・アクロバット間奏パートが存在するんですけど、JOYしたいキモチにはそれがないんですよね。

MVメインキングで本人たちも話していましたが、今回MVでのダンスパートは随分と短めですし、いつもならダンスを見せる時間だったであろう間奏には「Let's Joy!」「Enjoy!」のC&Rが組み込まれています。

カラオケでえびちゃんの曲を歌うとき、MVつきだったらまだいいんですけど、MVないやつで歌うと合間にやたら長い間奏が入って時間を持て余すことが多かったので、えび担じゃない人とカラオケ行っても歌いやすそうでいいですね。

そういう意味ではこの「JOYしたいキモチ」では、A.B.C-Zの持ち味であるパフォーマンスタイムが省略されているんですけど、それでもこの曲が他のGではなくA.B.C-Zの曲として輝いているのは、曲に使われている音とA.B.C-Zの歌声がすごくマッチしているからだと個人的には思っております。

 

作詞作曲はバンドnicotenの岡田さんと廣瀬さんが制作していて、バンドの方が作った曲を歌うのも初めてじゃないかな?

廣瀬さんはもう一つの所属バンド・フレンズだと名前の表記がひろせひろせに変わるんですけど、前記事でも話したように塚田くんとは3年前から交流があり、セクゾンの「ぎゅっと」の功績が認められて、ポニキャの制作チームからひろせに指名依頼がきて作られたそうです。

JOYしたいキモチ、曲がとにかくキャッチ―で、ベースや管楽器の効いたバンドっぽいサウンドA.B.C-Zの歌声が乗せられることによって一気にJPOPになって、結果非常に「大衆的」な仕上がりになってます。ひろせはもちろんフレンズでもたくさん曲を書いていて、私はフレンズが大好きなのでフレンズの曲はたくさん聞いていますが、この曲はフレンズが歌うのじゃだめで、A.B.C-Zのボーカルだからこの曲にこの形になっているんだなぁと強く思わされます。うまく説明は出来ないんですけど、5人のボーカルの音色込みで楽曲を仕上げてくれているのが、昔からA.B.C-Zを知ってくれているひろせに依頼した大きな味と価値になっているのではないでしょうか。

 

歌詞もとにかく優しい。アイドルの応援歌って背中を押して勇気づけてくれるような歌詞が多いですけど、JOYしたいキモチは“今しかできないこと 楽しんでこうよ”/“明日遊び疲れたら あさってがんばれば?”/“面倒なことは後回し たまにはいいでしょ?”などと、一緒に頑張るんじゃなくて、ごろんと横になって一緒に休んでくれます。

A.B.C-Z本人たちは大型装置パフォーマンス後にハチャメチャ体力を使うダンス曲をぶっこんできたりするのに、聞き手には“ムリしないでOK”なんて歌ってくれて。めちゃくちゃ頑張ってるひとたちに歌われても説得力ないかもしれないけど、めちゃくちゃ頑張ってるひとたちがこんなにも優しくしてくれる誘惑の甘さが濃密で、誘われるがまま布団の上でだらだらごろんごろん怠ける(甘える)贅沢っぷりは中毒モノです。

 

個人的に「JOYしたいキモチ」は「花言葉」と同じカテゴリに入ります。

akeras.hatenablog.com

花言葉もろもろA.B.C-Zの楽曲の話についてはこっちで。

 

花言葉」は楽曲の良さから選ばれた曲で、そこに五関くんの振り付けとA.B.C-Zのパフォーマンスが加わっていくことでA.B.C-Zの独自性を伸ばしていきました。花言葉はファンに限らず他のグループからも人気の高い楽曲なのですが、花言葉人気とA.B.C-Zのパフォーマンス人気は比例していないんですよね。 花言葉パフォーマンス<曲の良さが受け入れられていて、極端な言い方をしてしまうと、私にとってそれはA.B.C-Zじゃなくてもいい曲なんです。

だから私は花言葉にはそんなに惹かれないんですけど(disってないよ!花言葉いい曲だよ!)、でもそういう「大衆的」な曲が好きな人の方が間違いなく数が多いんですよね。私の中で大衆的=カラオケで歌いやすい曲で、実際Jr.の夏現場でもいくつかのグループのセトリに「花言葉」が選ばれています。

花言葉」は“ありがとう 愛してる”/“幸せになろう”などド直球なラブソングですが、「JOYしたいキモチ」は社会人応援歌と、それぞれ役割が異なっています。

中でも一番の違いは、これまでのセンテンスでも書いてきたことの繰り返しになるのですが、「JOYしたいキモチ」はA.B.C-Zのために書き下ろされた曲なんです。歌詞もA.B.C-Zのポジティブな明るさや優しさ、曲もA.B.C-Zのボーカルにとてもよく似合うものを作って頂いて、大衆的でありながらもA.B.C-Zが歌うことの意味がしっかりと詰まっていて、現時点でA.B.C-Zの大衆性をスポイトした曲としての最高峰が「JOYしたいキモチ」であることに喜びと誇らしさを強く感じます。

 

デビュー5周年で自分たちの持ち味はパフォーマンスだ!と原点に立ち返り、「Reboot!!!」「テレパシーOne!Two!」「Rock with U」とゴリゴリのパフォーマンス曲を打ち続けながらも、合間に「終電を超えて~Chrismas Night~」「JOYしたいキモチ」といったキャッチーな楽曲がリリースされることも、A.B.C-Zを追い続ける楽しさのひとつですね。

 

 

改めまして、A.B.C-Z結成10周年おめでとうございます。まだまだA.B.C-Zを楽しんでいきたいので、えび座も横アリも、その他お仕事も余すことなく楽しんでいきたいです。

いつもありがとうえびちゃん!愛してるよ!