えりあし

思ったこと、残しておきたいこと、いろいろ

自担の誕生日当日に山奥に呼び出されたおたくの日記

うららかな師走の日曜日、TLに突如現れたツイートに私の予定は大きく狂わされました。

 

何が起きたの?!?!と考えるより先に指はスマホを起動。「秩父ミューズパーク」検索。乗り換えアプリを立ち上げ該当駅を打ち込んでみたところ、会場の最寄駅までは電車で2時間半。2時間半。

2時間半あれば品川駅からのぞみに乗ったら余裕に名古屋を超えて新大阪まで行ける所要時間です。

六本木でも赤坂でもお台場でも汐留でもなく、突然の秩父テレ東?応援?駅伝?情報発信がFCメールではなく秩父市Twitterアカウント??

何から何まで謎でしかなく、不信が募るも告知された日程は幸か不幸か塚田くんの32歳の誕生日当日。加えて前日Johnny's webの連載ブログで「イメチェンしました」と髪色をパープルに染めた塚田くんの爆イケ写真を見てしまったからには体が抗えません。

タイミング良く仕事が休みだったこともあり、電車に2時間半揺られ続けた私は2018年12月10日午前、埼玉県秩父市西武秩父駅前に到着しました。

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遠かった…。遠い遠いと毎年嘆いていたGo!Go!5公開ラジオ収録場所である飯能駅から更に1時間電車で揺られ辿り着いた西武秩父駅。駅にはフードコートとお土産屋さんと直結して温泉もあり、めちゃくちゃ観光地です。

秩父ミューズパークへの公共交通機関はバスが通っているのですが

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1時間に1本どころじゃない。

どうやら自担がいるらしい、それ以外の実態は謎に包まれたまま向かった秩父ミューズパークは、山の上にある広大な施設でした。バスで20分、ネットで調べたらタクシーでもすぐ行けるよ〜!みたく書いてあったけど、土地が広すぎるせいかタクシーの支払いは結構なお値段しました…。勉強になります。(泣)

 

FCやテレ東を通した番協やエキストラではないので、本確されたり整理番号を振られたりすることなく基本自由行動で、指示があるまでなんとなくその辺をうろうろしていたら、スタッフなのか現地の方なのか、親切な方に応援フラッグをいただきました。

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設置されたアーケードの向こうではいつの間にかカメラが回っていて、出場選手の芸能人の方たちが円陣を組んだり軽く走ったりと各々ウォーミングアップをしていました。すごい、めっちゃその辺にテレビに出ている人たちがいる…!

今まで参加したことのある番協等とは勝手が違いすぎて本当に塚田くんはいるのか?と半信半疑だったのですが、ベンチコートを着た塚田くんもその中にちゃんと居ました。最初金髪じゃないから気付かなかった。本物を見てようやく本当にいたー!!と心から信じられました。

コンサートや舞台だと観る側の自分たちは「お客さん」でしたが、ファンやファン以外から向けられる視線を特段気に留める様子なく、出演者の皆さんやスタッフさんたちに目を配らせてコミュニケーションを取る塚田くんの立ち振る舞いに、今日の自分たちは一緒に仕事をする相手ではないのだな、と改めて感じました。

 

塚田くんがA.B.C-Zやファンじゃない人たちと仕事をしている姿を遠巻きに眺めてみて思ったのが、塚田くんって顔が拓いている人だなぁ、ということ。リラックスしていて余裕があって、周りのことを知ろうとしてくれるし、また塚田くん自身にも関わっていいんだろうな、って思わせてくれる良い意味で隙のある顔。クラス替えのときに塚田くんが隣の席だったら話しかけにいっても快く対応してくれるだろうし、一緒に仕事して気持ちいいだろうな。

A.B.C-Zはまだ客前に立って仕事してくれるので、自分が「お客さん」として塚田くんと対峙する場面は多々ありましたが、秩父では自分は枠の外から、枠の内側の人たちとお仕事をする塚田くんの姿を見れて新鮮に惚れ直しました。仕事相手じゃない第三者の視点から見る自担のお仕事姿、めちゃくちゃかっこいい。

スロープが張られていたりスタッフさんにバリケードを張られていたりすることなく、同じ地面の延長線上すぐに塚田くんがいるのに、塚田くんを見にきたであろうおたくたちは適度に距離を保って声をかけることも無く見守りに徹していてみんなえらかった。近所のおじさんの方がぐいぐいいってて積極的だった。えび担、訓練され過ぎている。(褒めてる)

 

塚田くん含む第1走者のスタートを見届けて、ルートを1周帰ってくるまでまたしばらくの待機時間があるとのこと。

スタートを待つ時間には芸能人を見に来ました〜って感じのお母さん方の集団が「ジャニーズがいるらしいよ」「誰?」「塚ちゃん?」「塚ちゃんでジャニーズ?」という伝言ゲームがあちこちで起こっててそわそわしました。

OAを見るまで走行ルートを知らなかったのですが、本当に山あり谷ありでびっくりしました…。私がベンチに座ってのんびり待ってる間に塚田くんはあの高低差を走ってたのか…と放送を見て震えました。

 

1着の福島さんがゴールしてもさわやかな笑顔でカメラに向かってコメントしててすごかった…あの道を走ってあの笑顔…。「塚田さんが最初飛ばしてくれたんで」との答えにリーダーの猫ひろしさんが「抑えてって言ったのに〜〜!!」と頭を抱えていてなんだか漫画みたいでした。

塚田くんのゴールの瞬間は放送されていましたが、ゴールの線を超えてタスキを渡した瞬間地面にズシャァ!!と滑り込んでいて、文字通り力尽きてました。タンクトップに短パンだったから放送で見ると体のあちこちに砂や小枝もついていたし顔中汗だくで、息を切らしながら猫さんとやり取りしてて、そんな中でもカメラはぐいぐい塚田くんを映していて、改めてすごいお仕事だな…!

塚田くんはなんとこの後に別の仕事があるからとここで離脱。放送では「情けないです、すみせん」と繰り返していた塚田くんですが、最後には「やれることはやり切りました」と答えていて清々しかったです。やり切れたのなら何よりだよ…!

コメント撮りが終わってゴール近辺から離れ、スタッフさんに挨拶して、上だけ着替えて隣の駐車場に停めていたバンに乗って、ストレッチしたり汗を拭いたりどこかに腰を掛ける暇なく、塚田くんを乗せたバンはすぐに出発して行きました。もしかしたら人がいるところから離れて休憩していたかもしれませんが、あの急な山道を走ってその後碌にケアすることなく車に乗って東京へ戻っていったことを思うと、アイドルの忙しさって本当に尋常じゃないんだな…と改めてそのすごさを目の当たりにしました。

 

当日、塚田くんがこちらを構ってくれたのはバンに乗ってから車が去っていくまでの十数秒のみで、カメラ回ってないし他の演者さんも近くにいないし、ここは声出していいやつだ!と察したおたくのおつかれさまー!誕生日おめでとうー!などの声に、半分だけ開けた窓の中から手を振って返してくれた塚田くん。夕方に少クラ収録、夜には同期会もあったらしく、本当にお疲れ様でした!!!

 

 

おたくが勝手に集まっただけといえばその通りなんですが、収録日前日に自担の名前を出されたとあったらジャニオタとしては呼ばれているも同然で、自担を見たい気持ちと同じくらい、自担を見に来るおたくの力も試されている!!!と勝手に勇み立ち、足を運んだ秩父。自己満足以外の何かがあったかどうかはわかりませんが、やはりこういうイベントは現場と同じく行ける体のうちに行っておいてよかったな〜と思いました。

 

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秩父土産も買いました。自担を見に行った土地のものをお土産に買って帰れるの嬉しい〜!遠征ぽい!

2018年はラスト・ホールド!公開もあって塚田くんの舞台がなかったので、塚田くんだけを見るために遠征することがなかったので、実質これが塚田くんの遠征!いい思い出になりました。これからも出来うる限りフットワークの軽いおたくでありたい。