えりあし

思ったこと、残しておきたいこと、いろいろ

2015初夏、塚田事変まとめ

2015年、初夏。自担がテレビの人になる瞬間に立ち会ってしまいました。

 

5月頭に放送されたアウト×デラックスを皮切りに、自担である塚田くんがめちゃくちゃテレビに出始めました。えっ、この前あれ見たばっかりなのに、もう次新しい放送があるの?えっ、またなんか増えてる?!うわー現場が続いているー!と嬉しい悲鳴を上げながら、おたく楽しい!自担最高!と何度も幸せを噛み締めた約二ヶ月がひと段落したので、アウトデラックスから派生したと思われる塚田くんのテレビ露出を改めて整理しておきたいと思ってまとめてみました。また、時期としてちょうど重なっていた現場SASUKEの情報も間に置かせて頂いております。

 

 

5月7日 アウト×デラックス初出演

5月13日 2ndアルバム A.B.Sea Market発売

5月14日 アウト×デラックス ゲスト:戸塚くん

5月19日 ペケポンプラス お受験*1

5月23日 公式HPにてSASUKE出場者発表

5月24,25日 SASUKE収録日

5月26日 ペケポンプラス 河合くんと *2

5月28日 アウト×デラックス ゲスト:ふかわりょうさん*3

5月30,31日 Early Summer Concert 代々木公演

6月9日 バナナスクール2回目 河合くんと*4

6月13日 Early Summer Concert 大阪公演

6月18日 アウト×デラックス未公開

6月25日 アウト×デラックス人事異動SP*5

6月30日 クイズ 芸能人に任せなさい

7月1日 SASUKE放送日

7月14日 ペケポンプラス 河合くんと

 

出演テレビ番組数、放送予定のものを含めて11本。間にアルバムリリースとコンサートツアー5公演が入って、ラジオはリリース関連、ぷっすまはグループで出た番組だったので省略しました。

公式HPのスケジュールページに並ぶ黄色の塚田僚一タグの並びっぷりには何度もスクショを撮り、見る度に喜びと幸せでじわじわ〜っと暖かいものが内側から広がっていくのを感じるので、疲れた時はその画像を見て元気を出そうと思います。

 

雑誌のテキストやアルバムリリースの際に出演したラジオでも、塚田くんのアウト×デラックスへの出演からの反響の大きさ、その、勢いの凄まじさが伺えます。出演したバラエティ番組も全てアウト×デラックスと同局であるフジテレビの番組です。

仕事の成果は仕事で返ってくる、とよく言われますが、今回の塚田くんのテレビラッシュは正にその通りで、塚田くんが「楽屋通りの素の自分」と語っていたように、塚田くんというキャラクターがぎゅぎゅっと詰め込まれた映像が世間に発信され、噂が噂を呼ぶように、延長だったり新しい仕事として塚田くんに還ってきました。

一連の流れはまるで水切りみたいで、事務所だかマネージャーさんだかがぽーんと投げた塚田くんという石が、まず1回目に跳ねたのがアウトデラックス、それが2回目のアウトデラックスに続いて、3回目に行くと今度はペケポンプラス、4回目に……まだまだ石は跳ねて水面の上を跳んでいきます。どこまでいっちゃうんだろう、と拳を握りながら石の行方を見守り続けていたら、あっという間に約二ヶ月が過ぎていたことにもびっくりです。そして放った一つの石は、アウト×デラックスのレギュラーの座を塚田くんに運んできてくれました。

 

塚田くんのソロ曲についての記事でもそのような話をしたのですが、塚田くんの紡ぐ物語が面白い。塚田くんの物語は伏線だとか運命だとかというより、必然と呼びたくなります。

2013年後期から女性アイドルに興味を持ち始め、それを2014年夏に、2012年に自身が演じたキャラクターと糸を結んで、塚田くん扮する女性アイドル「塚☆リカ」というキャラクターを完成させたこと。

それと並行して、入所から長年アクロバット担当として、全国各会場の床を触り続けてきた手のひらのマメが生み出すものを、よりわかりやすく世間に届けようとした結果、リカに行き着いたと話したこと。

クロバットをするから顔が見えないため、目立つために始めた金髪が、自身の自己紹介フレーズになったこと。

舞台で共演した際に関ジャニ∞の丸山くんから貰った自己紹介ギャグをテレビで披露するまでに至ったこと。

蒔かれていた色んな物語の種が怒涛に芽を吹き、一見バラバラなように見えた枝葉があちこち絡んで繋がっていきます。

 

更にその勢いを後押しするかのように、長年出場を願っていたというSASUKEにも出場が決まって、弟子入り合宿までして、苦手だった水泳も練習して、ジムを掛け持ちで通って本番に備えて。

塚田くんって言わない人だから、ジム2つ通っていたのはラジオで聞いていたけど、公式からの発表があるまで、ほんとうになんにも知らなかった。いつかは出るのかも、と頭の片隅にはありましたが、こんなタイミングで来るとは思いもしませんでした。

におわす機会はいくつもあったのに、塚田くんは教えてくれなかったです。ジムの掛け持ちも、いつもの自身の鍛錬に余念がない塚田くんだな、とさして重要視せずスルーしていた情報が、公式の発表と共に、カチッとパズルのピースがハマるあの感覚には覚えがあります。

レジェンドコンの塚ソロ。塚田くんは女子ドル塚リカをやることも、自分で曲を作ったこともその過程も、一切口にしなかった。大阪初日、コンサートが始まって、塚田くんのソロの出番が来るまで、全くなんにも知らなかったから、決まったときの、わかったときの衝撃や喜びはひとしおでした。

公的に陽の目を浴びて初めて、点でしかなかったエピソードが、長い線として結ばれ、壮大な物語として私に感動を与えてくれました。

 

SASUKEは、塚田くんを紹介するにあたって、アイドルという肩書きの隣に並ぶ、塚田くんの根っからのスポーツマンでアスリートな精神が心身ともに生かされていました。狙って出来るものじゃないのに、アウトデラックス出演を経て、世間から注目を集め始めている最中でのSASUKE出演には、「塚田くん、持ってる」としか言いようがありません。バラエティでウケて、その後もいくつか番組に出て、コンサートや音楽番組などの本業のグループでの活動を挟んでからの、ジャニーズ初のSASUKE出演。

Johney's webで連載中のブログでも「自信がある」と、このテレビ出演ラッシュの中でも塚田くん自身が一際特別な仕事だと扱っていて、ステージクリアはなりませんでしたが、塚田くんは素晴らしい活躍を競技だけでなく合間のコメントでも、テレビを通して世間に見せてくれました。

バラエティというエンターテインメントから、スポーツというガチのドキュメントドラマまで、その対比や振り幅もすごい、素敵。導かれているのかな?って本当に思っちゃう、思わせられます、塚田くんに。

 

漫画や小説と違って塚田くんは生きている人間だから、こんなに素敵な物語の連鎖を見せてくれたけれど、塚田くんという物語はまだまだ終わらなくて、むしろきっと、これからがまた大変で。10年以上いろんなおたくをやってきましたが、こんなに密に、好きな対象と対象の時間の流れを細かく刻んで感じているのはきっと今が初めてです。塚田くんは生きて血が流れて同じ時間軸に存在しているということを、定期的に確認させられます。感じたくなかったとも思うし、感じることで得られている感動もある。

 

何回も同じことを言ってしまうんですけど、何回でも思わされるから何回でも言いたくなるので、何回でも言います。塚田くんが素敵だから、塚田くんを素敵だと思う度に、塚田くんのことを好きだと思うよ。

 

塚田くん、大好きだよ〜〜〜!

*1:司会のくりぃむ上田さんから自己紹介ギャグの振りあり

*2:ラテ欄に「塚ちゃん祭り」と書かれる

*3:後の雑誌でマツコさんに「あんたもうちょっといなさいよ」と呼び止められたことによる出演なことが判明

*4:設楽さんにアウトデラックスの話題を振られるも塚田くん「一番最初はバナナスクールさんからだったんで」とコメント

*5:レギュラー決定おめでとうございます!

レギュラー決定おめでとう

言いたいことはたくさんあるはずなのに、言葉が追い付かない。ふわふわした余韻に包まれてる。これがしあわせ?これをしあわせって言うのかな?

 

塚田くんのことを素敵だな、と思ってまだ二年、まだ三年目。

 

好きだぁ。塚田くんのことが好きだぁあ。

塚田くんって素敵な人です。知ってたけど。知ってるけど、何度でも塚田くんが伝えてくれる。

塚田くんのことを好きな気持ちをどうにか言葉にしたくて、書き留めたくて、このブログを始めたんだけど、全然駄目ですね。敵いっこない。塚田くんに全然勝てない。及ばない。かすりもしない。

色々と言いたいこと、あるはずだけど、塚田くんが素敵な人だという事実がなによりも大事で、大切だから、塚田くんのことが好きだなぁ、しか言えない。すき。素敵な人。自担、なんですよ、塚田くん…まじかぁ……。

 

自担、って自称の看板でしかないと思ってたけど、ああーなんか、もっと、今までと違うもの、特別な感覚を味わっています。言葉に出来ないものってあるんだな。自分だけの感覚ってあるんだ。形にならない。残しておけない。現場じゃないのに。テレビなのに。

 

塚田くん、アウト×デラックスレギュラー入り、おめでとうございます。

自担の初外部バラエティ番組レギュラー入りの瞬間に立ち会える日がくるなんて、思っても見なかった。私は幸せ者です。塚田くんに出会えてよかった。大好きです。

東京恋愛専科

尾瀬 行き方」。

休日の午後、今日は久しぶりの快晴だった。最近はお休みなのに天気が悪い日が続いていたから、太陽の下で布団を干せること、シーツもカバーもいっぺんに洗えたことが嬉しかった。窓を開けっ放しにしていたら、洗濯物が乾いていく様をなんとなく自分の肌で感じられそうで今もずっとそうしている。けど、私自身は洗濯物と違って乾きすぎるとよくないので、お気に入りのカップに麦茶を注いで自分で自分を潤すのを欠かさないように気をつける。休みの日はお茶を飲みすぎてしまうのですぐポットが空になるから、またお湯を沸かさなくちゃなぁとやかんを取り出して水を浸し、火にかける。

掃除と洗濯とアイロンと、粗方片付けた後にパソコンをつけた。インターネットを繋げるとデフォルトに設定してあるGoogleのページが表示されるから、私はそこに、「尾瀬 行き方」と打ち込んだ。そこで初めて私は尾瀬群馬県にあることを知る。地理は昔から苦手でした。家族旅行も生まれてこの方、一度も行ったことがありません。それなりに大人なのでそんな言い訳を並べたくなりつつも、私が今このタイミングで、尾瀬が群馬にあることを知れたのは、塚田くんのおかげだなぁ、と思い、塚田くんのことを考える。

 

毎週火曜日は、ジャニーズウェブで連載中のA.B.C-Zのブログの更新日だ。昨日は塚田くんの更新日だった。塚田くんのブログは読んでいてとても面白い。そして疲れる。話題や感情の振り幅が凄まじいからだ。それは私が塚田くんに対して抱くイメージとおおよそ合致しているので、塚田くんって本当に塚田くんだな、とブログを読む度に感心する。塚田くんが塚田くんであることを確認できる。私の担当は塚田くんだなぁ、と思う。私の担当が塚田くんであることを嬉しく思う。この人を担当にしよう、と思い決めた自分を褒めたくなる。最終的にはやっぱり、塚田くんのことが好きだなぁ、と思う。

 

塚田くんのブログはおおよそのテンプレートがあって、まず冒頭で自己紹介。次いで、最近の天候の話。塚田くんは関東圏に住んでいるので、照準は関東圏になるのだけれど、自分のブログを読んでいる人が関東圏以外にいることも配慮しているのか塚田くんは、自分が関東圏の話をしていることをわざわざ提示してくれる。今週は全国的な話題だったね。そういった塚田くんの気の配り方を私は、面白いなぁと思う。

で、近況。リリースが近いとリリースの話題に触れてくれるし、仕事でお世話になった人やそのときの話もよく添えてある。イットランズで共演したメンバーとゲーセンでプリクラ撮った話がめちゃくちゃ好きです。

ブログを見てくれてる人、現場があったら来てくれた人のお礼も綴られるんですけど、それが本当の本当に全方位を回収しようとしているのがすごい。老若男女だけでなく、ファンの人、ファンじゃないけど見に来てくれた人、スタッフさんも衣装さんや演出の人や細かく刻んで挙げていたり。拾おうとする範囲がそもそも広いのに、その中でも粒を細かく分けて感じ取っているのかと思うと、塚田くんはおっきな人だなぁ、と空を仰ぐような気持ちで塚田くんのことを考えます。

 

塚田くんのブログには一般人がよく出てきます。名前も知らない、たまたま出会った人。今回は、尾瀬で出会った人。過去のブログでは、ライブ会場の道中でタクシーを相乗りした人、街中で声をかけてくれた人、電車で会ってお茶までした外国人。すごい。東京は冷たい、なんて揶揄されるけど、やっぱり塚田くんは太陽なんだな、と思う。A.B.C-Zだけの太陽ではなく、人としておっきくてあったかい人だなぁ、って。それが友達や共演者の人達と同じような存在として並んでいるからすごい。塚田くんにとって他人が友達か友達じゃないか、ってきっとそこまで大事なことじゃないんだ、ってよく思わされる。塚田くんにとって今自分の目の前にいる人って、等しく生きていて等しく時間を過ごして等しく優しく出来るんだ、って思うと、めちゃくちゃ強い。

 

私は塚田くんのことを表すときに「強い」という言葉をよく選んで使っているのだけれど、それは私が塚田くんの在り方に、損得勘定で行動していない、って思わされるから。

相手が友達でも、全てが全て意見が合致して摩擦なく関係を築ける保証はないし、ましてや赤の他人に対してなんかもっとそう。優しくしたのに冷たくされたり、良かれと思ったのに裏目に出てしまったり、いい関係を築いていると思っていたのに相手にそうは思われていなかったり。相手に起こした行動で結果、自分が傷つくかもしれない、という可能性をそもそも選択肢に持っていないのかな。でも、そうと結論付けるには、塚田くんが歩んできた道筋を想像すると、安易にそこには持っていけない。あんなに多くの人間と触れ合ってきた人が、傷をつけられずに生きてこれた、なんて、そう思うことすら失礼な気がして。

損したことがない訳ない、と思う。それでも、自分から他人にアクションを起こせるのって、本当に、すごいと思う。しかも、一般人に。何か起きた時に圧倒的に不利なのは、芸能人である塚田くんの方なのに。塚田くんは気にしていなくても、社会的な責任は決して対等じゃない。塚田くんに「アイドルとして安いぞ」と言わしめたマネージャーさんも身近にいる。塚田くんがどこまで危機感を持ってどこまでを線引きとして生きているか、私は一生知りえないけど、そんな風に人と接せられている塚田くんを、疑いの眼差しで見ることは簡単だけど、いいな、って思う。塚田くんって、いいなぁ。それはまるで祈るような気持ちで。塚田くんが誰かに、いいなぁ、って思われた気持ち分、塚田くんにとって幸せなことが訪れますように、っていう、勝手な願掛け。

私自身が、なにかとつけて最悪の事態を想定してから動く質で、それはつまり、損をしたくないからで。傷つきたくないから、一番傷つく展開を頭の中で想像して、何かに取り組んだり取り組むのをやめたりする。だから塚田くんのことを見ているととても怖く感じるし、それと同じくらい、私の目に塚田くんは眩しくて堪らなく映り込む、飛び込んでくる。塚田くんの姿、生き方。

 

 塚田くんの使う「表現」という言葉がすごく好き。塚田くんはどうやら自分がコンサートに出ること、舞台に出ること、バラエティでアウトと呼ばれること、それぞれを異なった「表現」と捉えているようで、それってやっぱりすごいと思う。塚田くんは根っからの表現者だね。内側から外側へ向けられるパワーがすごい。意識も高い。

私はアイドルという職業を、自分の人生をドラマとして世間に発信するひと、と思ってそういう目で見て楽しんでいるから、塚田くんがそうやって生きてくれていそうなこと、すごくすごく堪らない。素敵が溢れてふやけそう。

 

今回のブログの〆は、「待ってるよ」だった。この塚田くんは、レジェンドツアー初日に「僕たちを東京ドームに連れて行ってください」って言った塚田くんだな、と勝手にそう解釈した。

塚田くんたちが出来ることって「表現」することしかなくって、殆どの選択肢は寧ろ私達ファンやファンじゃない人達の方にたくさんある。最たるものとして、見るか見ないか、お金をかけるかかけないか。私個人の力じゃどうにも出来ないけど、A.B.C-Zを東京ドームに連れていくのはやっぱりファンという大きな消費者だろうし、塚田くんのブログページを開くのは、ジャニーズウェブに月額料金を払っている私達の指に掛かってる。

「待ってるよ」、って言ってくれた塚田くんの言葉、大事にしたい。

 

 

もう何回目かわからない、塚田くんのことが好きだなぁ、と思わされた素敵なブログの感想文でした。おしまい。

A.B.C-Zは好きかい?

A.B.C-Z Early Summer Concertが5/30に始まりました。代々木3公演、大阪公演2公演の全5公演。

 

初めての、オリジナルアルバムを引っさげてのツアー。初めて。A.B.C-Zはとても歴史が長いグループなのに、まだ初めてのことが残っていることに、いつだってびっくりするし感動もします。毎年アルバムが出てツアーがあって。今まではそれが当たり前の世界にいたから。遡ればグループとしての歴史が浅かった頃の彼らも、それが当たり前ではない時期があったんですけど、私は彼らのその頃を知らなくて、でも今私は、A.B.C-Zのことを知って、一番に応援したいと思っているから、本当に人生って何が起こるかわからないなぁ。

 

まだ大阪公演もあるので、振り返るには早いから、代々木で感じたことをひとつ。

 

A.B.C-Z、面白くなってる。

 

初めてのオリジナルアルバムが出ると決まって、レコーディングして、宣伝して、リリースして、Mステに出て、コンサートを作ったA.B.C-Zは、なんだか別人のようだった。

 

最後に5人が話す姿を見たのはきっとアルバム特典のドッキリとメイキングだった。ラジオやテレビは個人や2人3人で出てたから、5人でいたのはきっと、それが最後。

A.B.C-Zの話すことが面白かった。私にとってそれは、代々木に入って一番の衝撃だった。

 

Jr時代の曲をまとめた初めてのCDアルバム「ABC from to Z」にも映像特典がついていて、今回のドッキリを見て私はそれを思い出して、不安になったりした。この在り方がこの人達の進みたい道なら、私は

 

結果、それは覆された。A.B.C-Zが、面白い。面白くなってる。変わってる。それを成長と呼ぶのかは、まだまだファン歴の浅い私にはわからない。

記者会見で、MCで、5人共マイクを下ろさずに、自分の役割じゃないからと一歩下がるのではなく、5人が、5人で、話していた。そしてその中身が、とっても面白くて、楽しくて、幸せだった。

 

コンサート本編についてはまた、大阪が終わって書けたらいいな。代々木を終えてのまずは一区切り。

去年を特別にしようと思った私は、今年は彼等に、特別になるよと見せつけられた。今年も楽しい夏になりそうで嬉しいです。

 

今年も、A.B.C-Zが好きだと思う夏がくる。楽しみしか、ない!!

DARKNESS(LOVEです☆ver.)について真剣に考えてみた(※5/22ちょっと追加)

2015年5月13日。A.B.C-Z初めてのオリジナルアルバム『A.B.Sea Market』が発売されました。

前回の『ABC from to Z』はJrの頃の曲を含めたデビュー以降の曲のCD音源化でしたが、今回はほぼ新曲!プラス既存曲のアルバム収録!

初回特典のメンバーの様子から、メンバー皆がとっても楽しそうに撮影しているのを見て、ファンとしても嬉しさが募るばかりです。

今回のアルバムにはメンバー五人全員のオリジナルソロ曲も収録されています。コンサートも決まっていますし、どの曲がコンサートでやってもいいように、DVDではなく、CDで!目ではなく今回は、耳で!予習が出来る幸せを噛み締めております。

 

そこでとある問題がひとつ。

自担である塚田くんのオリジナルソロ曲は、今回収録されておりません。

 

というのも、塚田くんのソロ曲は「DARKNESS(LOVEです☆ver)[塚だぁくねす feat.塚☆リカ]」だからです。

忘れもしません、ポニキャ公式HPに掲載されたアルバム収録曲第一弾の様子を。第一弾はリード曲であるShower Gateと五人のソロ曲のタイトルが載せられていました。どれも新曲なので聴いたこともないし、どんな曲なんだろう~と想像を膨らませる時間のはずが、「DARKNESS(塚田ソロ曲)」の文字を見た瞬間、“オリジナルアルバム”にも関わらず、聞き馴染みのあるメロディが頭に流れた人は少なくないでしょう…。そしてその予感は確信へとスライドされました。

 

A.B.C-Z初めてのオリジナルアルバム、五人揃ってのオリジナルソロ曲ですが、塚田くんのソロ曲は、塚だぁくねすと塚☆リカのコラボ曲です。

 

改めて振り返るべくざっくり説明しますと、この二人のキャラクターの出生は2012年11月に帝国劇場で行われた舞台『JOHNNYS' World』にまで遡ります。

本編二幕で行われた堂本光一くん座長の舞台『SHOCK』に出てくる登場人物、コウイチに熱く想いを寄せるヒロインの「リカ」*1役を塚田くんがパロディとして演じたこと。それと同時期に正月の楽屋で突然舞い降りてきた、なんかビジュアル系っぽいダークサイド側のなんかそれっぽいやつ、が、塚だぁくねすです。

 

二人の推移

  • 塚☆リカ

塚田くん扮するリカの溢すなんだかそれっぽい女の名言は日替わりのアドリブのようで*2、毎日twitterでリカレポが流れてきました*3。その後ファンの間でキャラが独り歩きをしつつも、JWを経ていないファンにも共通して「塚田くん扮する、黄色いドレスを着た女の子」として定着していきました。

2014年5月に日生劇場で上演された『ABC座ジャニーズ伝説』*4の二幕、MCのような雑談タイムのときに、塚田くんがモーニング娘。14'の「わがまま気のまま愛のジョーク」、でんぱ組.incの「冬へと走り出すお!」を舞台上で歌って踊ったことから塚田くんが女子アイドルにハマっていることが判明。

同年8月に開催されたコンサートツアー『Legend』では、作詞作曲振付構成演出、すべて塚田くんがプロデュースした塚田くん初のオリジナルソロ曲*5『気にせずGo my way』にて、お馴染みの黄色いドレス、ハーフアップに結った髪(カツラ)を黄色のリボンで留め、その装いだけでファンに「あ、これリカちゃんだ」と特に説明のないまま力付くで納得させたことにより、女子ドルキャラとして発展。

同ツアー、9月に行われた東京公演、会場は代々木体育館。その真ん中に敷かれた花道で、オーラスでは見事自身の最高記録を上回る25回連続バク転をファンの前で披露し、その姿がA.B.C-Zのコンサートの山場として、WSの映像では殆ど必ずといっていいくらい使われ、地上波にもその姿が公表されました。*6

 

  • 塚だぁくねす

塚だぁくねすの露出としては2013年デビュー後初の全国ツアー『Twinkle×2 Star Tour』コンサートの地方公演のMC、水曜BSで放送されている『少年倶楽部』でも取り上げられたことがあり、アイドル雑誌『potato』では塚だぁくねすがジャニーズの面々を勝手にだぁくねす作詞を当てはめた連載企画が今尚続いています。

少クラ情報によるとだぁくねすのプロフィールは、「本名:塚 だぁくねす」「生年月日:2013年1月1日」「家族構成:弟(塚田僚一)」「好きな食べ物:ハッシー」「特技:歌」…ツッコミどころしかない…。

 

主にA.B.C-Zとファンの間で行われていた、所謂身内芸が、まさかの公的に商品化されたことには、ひどく大きな意味があるのではないでしょうか…!

 

 

三部構成

雑誌で塚田くんがいうように、この曲は三部で構成されています。塚だぁくねすパート、塚☆リカパート、二人のパート。この二人は男女であり、影と光であり、属性として正反対の位置付けに置かれています。曲調もだぁくねすはヴィジュアルバンド系、リカはJPOPアイドルと、まったく別の曲のようですが、三部では見事に二つの世界観が融合されます。天才か。塚田くんは天才なのか。

 

だぁくねすパート

私はヴィジュアル系をまったく通ってきてないのですが、だぁくねすパートを聴いてジャンヌダルクSHAZNAを思い出しました。土曜の夕方に放送されていたアニメ「神風怪盗ジャンヌ」のOPだったんですよね確か、懐かしい〜!

冒頭からの音が一気に消え去り、喉を絞るようにして囁かれた「DARKNESS」

この一言で全てが説明されました。えっこの曲塚田くんのソロ曲じゃないの?なんてきっと誰も疑問に思いません。思うことを許してはくれません。

お馴染みの歌詞とお馴染みの曲が豪華になって音源化されて帰ってきました。これ、てあも側から訴えられたら負けない?大丈夫?という一抹の不安を抱えつつも、ジャニーズアイドルのアルバムであることを忘れるデスボイス、これ客席は頭振らなきゃ駄目かな?と現場の様子を心配していると、何処の名DJだよと言わんばかりに曲が変わります。実際は変わってないんですけど。

 

☆リカパート☆

だぁくねすの低音踏みしめる系の曲調から一変、ぴるぴる飛んでいっちゃいそうな軽い音が始まり、そして此処でも全てを集約する第一声「リカちゃんでぇ〜す☆」*7

 

えっなんで塚田くんいきなり声色変わってるの?!なんて思想は野暮中の野暮です。だぁくねすからリカちゃんに変わったのです。考えるな、感じろ、です。

意中の男の子に夢中になって追い掛けて、気持ちが最大限にまで昂った瞬間、リカちゃんが告白をします。

 

「っはは、ごめんねぇ、俺、好きな人がいるんだぁ」

 

つ、塚田くんだぁ……!!

高橋留美子作品に出てくる、優柔不断だけど何故かモテる主人公みたいな話し方だけど、塚田くんだぁ………!!曲が始まって2:23でようやく自担が出てきました!!泣ける!!!会いたかったよ塚田くん!!!・゜・(ノД`)・゜・

 

(ちなみに塚田くんの出番は、この一言のみとなっております…。)*8

 

~間奏パート~

ここからは間奏です。間奏と言う名のドラマCDです。黒歴史をこじ開けてくることに定評のある塚田くんはソロ曲でも容赦ないです。

塚田くん(仮)に失恋したリカさんは、そのショックでダークネスな世界に飛ばされてしまったようです。間奏パートが始まってすぐに扉を開ける音が聞こえるのですが、洋館にでも足を踏み入れたのかな…?ロックハートの魔物*9かな…?

扉越しに会話をしているだぁくねすとリカ。元の世界に戻りたいリカとダークネス界の住人(?)である二人が出会った瞬間、最後のパートが始まります。

 

♥二人パート♥

 そして、ハッピーエンドへヾ(❀╹◡╹)ノ゙❀~~~

 

ど頭から有無を言わさせない世界観の主張がすごいんですけど、どうしてですかね、ナチュラルに受け入れている自分がいます。

音源化はされていませんが、Legendツアーでやった前作『気にせずGo my way』の作詞作曲のクレジットは「つかちゃん班長(リカちゃん☆ファクトリー)」*10なのですが、今作は「つかちゃん係長(リカちゃん☆ファクトリー)」*11になっています。*12

月間Songs6月号でその話題にすこし触れているんですけど、違う話題に持っていかれて謎のまま…塚田くんの中ではストーリーがあるようなので、いつか聞けたらいいな。オリジナル盤の存在も併せて。

 

塚田くんの曲って色んな音が使われていて、すごく現代の音楽って感じがします。一曲の中で、全く違う楽曲のように構成が変わるのも、ももいろクローバーの「ミライボウル」や、でんぱ組.incの「W.W.D.」を彷彿とさせるし、突然のセリフパートはモーニング娘。の「Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~」が頭を過ぎります。

塚田くんって、「引用」が上手い人だなぁ、と常々思います。見るもの選ぶもの挙げるものが洒落ていて、そのチョイスだけで惹かれる人は惹かれてしまいます。塚田くん自身は何か一つのことを深く突き詰める「オタク」体質というより、広く浅く色んな分野に手を出す「ミーハー」な人だと思うので、常にアンテナを張っているんでしょうね。

リカも、塚田くんが女子ドルにハマった*13のが先か、新キャラ作りのために学び始めたのか、鶏が先か卵が先かわかりませんが、時代の流行と発信の時期がうまく重なったものだなあ、と感心しちゃいます。

 

楽曲としての面白さ

リリースに合わせて様々な媒体で曲の話をしていましたが、塚田くんは楽器が出来ないので口でリズムを歌って曲を作って貰ったそうです。

曲の始まりから面白くて、弦楽器で音を鳴らしてからのバスドラムのクレシェンド、音とリズムが止んだと思った瞬間「DARKNESS」一見面白いんですけど、今がだぁくねすパートだということ、音楽としては所謂“ヴィジュアル系”なだぁくねすの世界観がここだけでよく表現されているなぁと思います。

だぁくねすからリカの移り変わりも本当に自然で、手拍子を打っていたらいつの間にか周りの景色が変わってしまった、そんなマジックのような転換の綺麗さに、聞く度感動しています。

 

だぁくねすパートではだぁくねすの世界観の提示が主立っていましたが、リカパートではストーリー展開があります。歌詞の面白さはもう少し後で。

神様!ねぇ教えて~どうしたらいい…聞こえる!?

前作『気にせず~』では地球と対話していたのですが、今作も対話してます神様と。今回の呼びかけでも無事に神様からのアンサーがありました。

「モーソーやめて もうそろそろ。。。」

神様呆れてるよ、リカさん!!恋する乙女の恥ずかしいポエムと妄想に神様も疲れてしまったようです。

リアルに変えようよー!

妄想はやめて、リアル=現実にしよう、と試みたらしいリカさんは、文節ひとつ跨いだ瞬間、もうデートにこぎつけています。ニア攻めまくってます。恋する女は勢いがありますね。

ここでまたすこし、曲調が変わります。流れ星が落ちるようなぴゅんぴゅんとした勢いとはすこし違う、好きな人とのデートでドキドキ、をスキップのようなリズム打ちで表現されています。段々とテンポが速くなっていく様は、緊張と共に鼓動やテンションがどんどんと昂ぶっていっている様を彷彿とさせて、シンプルながらわかりやすくていい演出だなぁとおもいます。

告白後のマリオが死んだ時のような音は前作から引き続き今作にも使われていて、セルフパロといいますか、使い回しという程安っぽさはなく、上手いんですよねえ。『気にせず~』ではその後壮大な宇宙規模の語りになりますが、今回は宇宙っていうか世界が変わります。恋する女の子の世界からダークネスの世界へ。パターンとしては同じかもしれませんが、飽きることはぜんっぜんないんですよね。本当ただただ単純に、うまい、すごい、と感心するばかりです。

今回特に面白いな~と思ったのが、歌詞の言葉遊びです。

 

突然の韻文

会えない夜 Loneliness キミがくれた Necklace

曲の歌いだしから突然韻が踏まれます。

R&B系に詳しい訳でもないのですが、以前NEWS ZEROで我らがSHO SAKURAIがラップの説明をしてくれていたのを思い出しながらこれを書いてます。ラップはダジャレのようなもので、母音を合わせて韻を踏むのが土台となっているようで、歌詞の中にその言葉遊びが盛り込まれています。

君は太陽 照らされていたいよう

ひなたぼっこ ひまわりゴッホ

モーソーやめて もうそろそろ

 [hinatabokko]からの[himawarigohho]は韻もさることながら、太陽、照らす、ひなた、ひまわり。*14単語の意味が全部連想で繋がっていて、かつ母音も合わさっているんだと気付いたときは、塚田くんって巧みだなー!と拍手したい気持ちでした。*15

あの子みたいに ニア攻めたいのに あたしはいっつも ファーサイド

これは母音が合わさるとはちょっと違うかな。でも前二つは語感が似てると思うんですよね。そこからの、「ニア(near)」と「ファー(far)」の対義語が置かれるのも面白いです。

疲れちゃっ 後ろ歩い 「ちょっと待っ」っ 掴んだ

語尾を合わせただけとも言えますが、三回同じ使い方をした後に、名詞の「手」を持ってくるの、いいです。

私的に一番感動したのが、一番最後の

LOVEです☆

[rabudesu] [da-kunesu]――これ、ちゃんと掛かってるんですよ!!気付いたときにはめちゃくちゃ感動しました!!!

だぁくねすがパートで「僕のが 寂しがる」と歌っていただぁくねすに、リカが最後の二人パートでは同じ曲で「私の あなたに捧げる」なんですよ!!繋がっちゃうんですよ、ここも!!!

寂しがる僕の唇に、自分の唇を捧げると歌うリカ。

明日の朝にはもういなくなってしまう「キミ」に傷つき、迫り来るDARKNESSに呑まれてしまっただぁくねすの元へ扉を潜って現れた、太陽、ひまわりのリカ。

光と闇、対極に位置するふたつの世界が重なることで起きる

冒頭でだぁくねすが一人で歌っていた孤独の寂しさを、愛で満たされた言葉に替えて、全く同じメロディをリカと二人で歌う――心の闇に侵され、怪しい城のような薄暗そうな世界に篭っていただぁくねすを、リカの愛が浄化するんですよ~~~めちゃくちゃいい話じゃないですか~~~~・゜・(ノД`)・゜・

闇の色しか纏っていなかっただぁくねすが、最後には「LOVEです☆」と愛を唱えるんですよぉ…なんていいラスト…。そして最後の最後に韻を踏んで〆。蓋を開けてみると、最初の「DARKNESS」は最後の「LOVEです☆」への振りだったんですね。はあ〜〜〜巧みだなぁ塚田くん!!

 

 

どこまで塚田くんが考えて、どこからプロの方にお願いしたのかはわかりませんが、この曲は間違いなく、塚田くん自身が、目で見て、耳で聞いて、会場に足を運んで、自分のお金でCDやDVDを買って得たものたちから生み出された作品で。耳で聴いただけでもワクワクするし、よく目を凝らして観察してみても面白いし、これで更に本人のパフォーマンスも加わってくると、また全然違う景色として見えるんだろうな、と思うと、塚田くんの持つエンターテインメント性の高さにひたすら感服するしかありません。

ただでさえ、JWで生まれたリカが2014年夏にアイドルとして再登場したことも、代々木体育館では初めてのソロコンサートを見事成功させた*16ことも、それがWSに大きく取り上げられるところまで含めて、壮大な夢を見させて貰いました。正直、あれを越えるものって何なんだろう?本当にこの世に存在するんだろうか?と思っていたのですが、堂々とリカの二作目を作って帰ってきた塚田くんは、更に2013年に生まれただぁくねすも連れて帰ってきました。

現時点私は、楽曲だけで前作超えです。『気にせず~』は会場に入ってからわかったので、状況は今とは違いますけど、それでも間違いなく前作を超えてきているな、と思わせて貰ってます。塚田くんという人は、本当に飽きない。飽きさせてくれない。そのことが本当に嬉しいです。コンサートが楽しみ!

 

 

 

ただひとつ、一応、口に出しておきたいのが、次こそは塚田くんのオリジナルソロ曲が欲しいなぁ……(´▽`)ってことですかねっ

 

 

 

*1:この前初めて08年SHOCKを観たのですが、塚田くん、面影なんにも残ってないね…?!(笑)

*2:生憎私は初演JWを観劇出来ていないのです…。

*3:そのとき私エイト担で、えびのこと全然知らなかったんですけど、それでも殆ど毎日TLに流れてきてたんですよ。すごい、リカの伝染力。

*4:2013年10月に行われた同舞台の再演

*5:結果的にはこれも“塚田くんの”曲にはならなかったんですけど…

*6:本人の意図が何処まで張り巡らされていたのか、気になるところです…。

*7:『私、塚☆リカ、15歳!高校生になったばっかし☆』ってモノローグが聞こえてきそうです。

*8:オリジナルソロ曲、とは…(ゲンドウのポーズ)

*9:A.B.C-Z5thDVD『Never My Love』のメイキングで塚田くんが連呼していましたね。(゚∇゚)ロックハートの魔物のせいだよ!

*10:ジャスラックHPで同曲を検索すると見れます。字面がすごいので一度は見るのをおすすめです

*11:「ファクトリー」表記はBerryz工房解散後に組まれたハロプロユニット、「こぶしファクトリー」との関連が…?!と思ったら、こぶしファクトリーの結成は2015年1月なんですね。塚田くんって、ハロプロのおエライさんなのかな…?

*12:班長の次の位って係長なんですね、初めて知りました。

*13:宮っちがラブライブ!にハマってドライブ中ずっと聞いていた、宮っちと一緒に話すためにアニメを勉強している、という発言から、出処は宮田かな、と勝手に思っています。宮田ハ何モワルクナイ…。

*14:『Legend』ホール公演ではただの黄色いドレスだったのが、代々木公演からはドレスにひまわりの花が追加でつけられていました。ちなみに髪型も代々木初日はポニーテールだったんですよ!二日目からはWSで放送されたひまわりがついたカチューシャ姿に。スタッフさんがつけてくれたのかなぁ。塚田くん≒リカさん=ひまわり。素敵な関連付けです。

*15:橋本くんがよく雑誌なんかで「塚ちゃん=A.B.C-Zの太陽」だと言ってくれていたので、そこから連想したのかな。かわいい。

*16:という目で見ています、あのソロのこと。

塚田くん×アウト×デラックス

2015年5月7日(木)フジテレビ23:00スタート

自担の塚田くんが「アウト×デラックス」に出演しました。

テレビ出演、バラエティ、しかも、一人。同番組は以前V6の三宅くんが出演したときに見たのですが、その時には確か、女性の剃毛の肌と脱毛の肌の違いを熱弁していたように思います。そういう番組に、塚田くんが、出ました。

 

嬉しい~楽しみ~塚田くんが世間にバレちゃう~♥と浮かれながらも内心、胃が痛かったです。放送当日は本当に、放送が始まる前に泣きそうになって、不安でした、怖かった。この時の怖さは、13年Myojoで連載されていた一万字インタビューで塚田くんの番が回ってきたときと同じ怖さでした。

ただでさえ普段から良くも悪くも話題に欠かない塚田くんが、テレビ、しかもかなりの人気番組に一人で出演。私個人でも不安でした。塚田くん、なんかすごいこと、やばいことしちゃうんじゃないかって。私自身の塚田くんに対してどうこうはさておき、周りの目が怖かった。周りからの塚田くんの評価が怖かった。塚田くんがしたことで塚田くんがどうこう言われてしまうのだとしたら、それは紛れもなく塚田くんのせいだからどうしようもないんですけど…。塚田くんって誰もが取っ付き易い人だから、ちょっとでもガチのアウトがあろうものなら、もう簡単にフルボッコにされちゃうんじゃないかって、めちゃくちゃ怖かったです。

 

塚田くんのアウトな部分は某ネットニュースが余すことなく丁寧に拾って書き上げてくれていたので(…)、私は該当担らしく、しみったれた贔屓目の主観を書いていこうと思います。

 

 

番組のコンセプトとして、アウトなゲストのアウトな部分を面白おかしく突っ込んでいくのが恒例だと思うんですけど、塚田くん、就職面接みたいですね?

ノック、「失礼します」、入室、名前を名乗る、面接官の指示を待って、着席。あれ、私やったことあります。高校受験のときにやったし、バイトの面接のときにやったし、就職面接練習のときにもやりました。だからですかね、「評価」を見定められている感覚がして怖いのは。

マツコも矢部さんも、アウト軍団の人達も、テレビの前の視聴者も、塚田くんのことをよく見ているはずの私自身も、塚田くんのことを「観察」していました。塚田くんの一挙手一投足、道を踏み外しやしないか、拳を握って、固唾を飲んで観察していました。見守る、というほど優しいものじゃなくて、何か起きたときにいつでも、手のひらを返す準備を整えているような、いつでも攻撃に回れる体勢が取られていたように、私には感じられて。

「面白おかしく突っ込む」より、塚田くんというキャラそのものがあらゆる事象に勝ってるように見えて、突っ込む隙なく圧されてました。あの短い時間に8つもアウトをねじ込まれる塚田くんすごいな?!アウト持ちすぎって意味でも、テレビに取り上げるに値するポテンシャルを抱えてるって意味でも!!

間違いなくあの番組には塚田くんの全てが詰まっていました。塚田くんの「塚ちゃん」という立ち位置、「ジャニーズらしかぬ」の中には「人としてやばい」も多分に含まれていて、冷静に考えると普通に人として良くないんですけど、それを撥ね退けかねない凄まじい塚ちゃん力。決して許されている訳じゃないのもまた面白い=興味深い=探求したいところです。そして、やっぱり塚田くんっておたくがいない場に放り込まれても、ニュージャンルの存在なんだな、と感動しました…。

 

【改めて】塚田くんアウト8カ条

  1. すぐ脱ぐ
  2. 人の物取っちゃう
  3. アイドルが好き
  4. モー娘。を完璧に踊れる
  5. 街をぶらぶらする
  6. お酒を飲むと性欲が上がる
  7. 王子様になりたい
  8. 筋肉ギャグ

 

出来のいい新書ばりにセンテンスが区切られていて、それはまるで面接官からの質問のようでした。塚田くんの知名度があの場にも茶の間にもあまり浸透してなかったからこその、「塚田くん対他の出演者」という個人を他者が取り囲む構図、そして視聴者も出演者側の視点に立って見ていたように思います。だから塚田くん、とってもアウェイ。皆が塚田くんという人を「観察」「評価」し、塚田くんという人の「解釈」を得、何らかの「合否」が定められようとしていて、それはさながら「公開芸能人オーディション」のように私の目には映りました。

塚田くんという人間の(アウト)要素をカテゴライズして、その詳細を本人の口や行動から教えて貰い、端的にいえば「アリ」か「ナシ」かを塚田くん以外の人が判断していた。それは「面接」であり「説明書の解読」であり、塚田くんといういち芸能人の「オーディション風景」。これをテレビで公開するってことは、「俺達(テレビをつくる人)だけじゃ決められないから、皆の目で見て皆で判断して欲しい」とジャッジの権利を視聴者に託されたような気がします。

 

私はあまり「アイドルたるもの」な拘りはないので、例えば3の「アイドル好き」は男性アイドルとして善しとされない風潮だとは思うのですが、塚田くんが「下心はないです」と公に発信した以上、個人的な趣味でただのファンの私が踏み入る権利はない領域だな、として私の中では完結されました。私はえび座で塚田くんが女子ドルを踊った時の公演は入っていなかったので、娘。のダンスをしっかり踊る塚田くんをこの番組で初めて見たんですけど、大体リカだな、と思ったので、仕事に繋がって好評も得ているなら悪いことはないだろうし。まさかそれが6の「お酒を飲むと性欲が上がる」に繋がるとは思ってもみませんでしたけども!w

サウンドルームでの中居くんの「下半身がもっこり」発言は私はNGでしたけど、飲酒と性欲はそりゃ繋がってるな!と生理現象という名目にまんまと説き伏せられました。生理現象には、抗えません…。それを「アイドルを見て発散してる」というコメントは言い回しとして最強にやばかったですけど、自力で仕上げてるなら、あ、今のはアイドル配慮だと受け入れられたのは、あれかな、私は何処かで道を間違えたかな……?

 

人としてアイドルとして、かなりギリギリな境界線上を、時折踏み越えながらも生きて駆け抜けていった塚田くんですが、よく他担の友達に「私は塚田担にはなれない」と言われることも多く、友達のその気持ち、よくわかります。アイドルって神聖で特別な存在だと思うから、街をぶらぶらして向こうから話しかけてくれる金髪頭が、神聖で特別かと訊かれたら、力なく笑うことしか私は出来ないでしょう。

 

 オレって、ジッとしてない上に、「そこまでやらなくていい」ってくらい、なんでも大げさにやっちゃう人なんだよ。レコーディングのときも「こういう風に歌って」って言われて、それにこたえようとすると、「やりすぎ」って言われたり(苦笑)。それは、いつも120%全力で、70%、80%に調整出来ない性格だからなんだけど、嫌味でやってると思われてないか心配になることもあるよ。自分がテレビでしゃべってるのを見ると、「うるさいなー。テンションだけでいきすぎ。小学校から出直してこいよ」って思うこともあるし。―――2013年7月号duet

 

私はこれを正に、ワーホリを見て感じていたんです。就寝前の鬱陶しい絡み、仕事中での力持ちアピール、ビッグサファ。ハマってすぐの一番なんでも楽しい時期の筈なのに、ワーホリの塚田くんを見て正直イラッとしたし、イラッとしてる周りの人たちの様子も見かけました。でも、このテキスト読んだら、全部どうでもよくなりました。結果はどうあれ、塚田くんは自分という人をちゃんとわかっているんだな、と思えたので。わかっていての行動なら、それは塚田くんが選んだ選択肢だから、私はそれを否定したくないな、って。ワーホリの塚田くんは鬱陶しくもあったけど、やっぱり、塚田くんが華を作った場面も、上に挙げた中にも沢山あったから。感情感想はさておき、塚田くんは間違ってない、と私はこの記事を見てそう思えるようになりました。

 

2人でよく「宮っちもオレもセンターにはなれないよね」って話をする。でもお互いに、センターじゃなくても、それなりにいいところはあるっていう価値観を持ってるんだよね。そういう意味では宮っちいわく、「オレと塚ちゃんは似てる」らしいんだけど、正直オレはセンターになりたい気持ちもあるよ(笑)。ウフフフフ~。―――2013年8月号potato

 

でぇ、ですよ。そんな塚田くんが、アイドルの境界線を踏み越えたりどうにか踏み留まったり、尋常じゃなく煌めいて見せてくれる塚田くんが、メインの曲が出来たんです。センターじゃない、歌割が多い側の人じゃない、そんな塚田くんが、アクロバットがメインじゃない場面で、音楽で、パフォーマンスで、真ん中に立つ日が来たんです。アクロバットはさておき、バラエティ面においては一歩先に立つべき引っ張るべき人だと思っていましたが、音楽で、それが叶う日が、こんなにも早くくるなんて思いませんでした。

A.B.C-Zの初めてのオリジナルアルバム「A.B.Sea Market」のボーナストラック、「Summer上々!!」。2015年6月号duetで橋本くんが個人的に気に入ってる曲として挙げていて、「歌割は郁人とスタッフさんが決めてるんだけど、ほぼ塚ちゃんが歌ってます」。これを読んで私は塚田くんが「選ばれた」んだ、って思いました。

アルバムコンセプトの一環だとしても、すっごくすっごく、嬉しかったです。塚田くんが、センターに、真ん中に、メインにいる。アクロバットじゃない場面で。そんな新しい世界に、塚田くんは私を連れて来てくれました。

 

アイドルとしてかなりアウトかもしれないけど、センターじゃないけど、国民的王子様にはなれないかもしれないけど、毒舌キャラルートに入っていた塚田くんが、パフォーマンスで笑わなくなった塚田くんが、キャラを求めて彷徨っていた塚田くんが、自分自身に帰って来れた。

そこから更に高みへ上るために、裏でも表でも街中でさえも、「家を一歩出たらそこからが仕事」という滝沢くんの言葉を忠実に守る塚田くんが、好きです。だって、素敵だから。頑張って、結果を出すべく工夫して、自身を削って、努力している。

塚田くんも人の子なので、登場してから暫くのあの空気感、結構怖かったと思うんですよね。上のテキストを見ても、塚田くんは自分を俯瞰で測れる人だということが伺えますし。あの完全アウェイな空気の中、ひとつひとつセンテンスを消化していく塚田くんのメンタルの頼もしさ、かっこいいです。用意してきたもの、全部引き出せてたように思えました。逃げずに一人であの空気と正面から向き合えた強さに、全力で拍手を送りたいです。

剥き出してくれてありがとう。もう怖いものはないって思えました。全部、塚田くん自身が塚田くんの口で提示してくれたから。アイドルを好きなことも、ライブまで自力で行っちゃうことも、人に見つかって嬉しくなっちゃうことも、性欲も、やべー領域全部、ほかの誰でもない塚田くんが提示してくれたなら、信じます。

 

どんな流れかわかりませんが、本当に二週続けて出ちゃうことになったのもすごいし、まさかの次週はアウト軍団側の席のようですし、おまけに戸塚くんまで連れて来ちゃって、どうなることやらって感じですが。結果は、仕事で見せて貰います。イットランズを持って来てくれた塚田くんのことを、信じます。あそこまで剥き出しにされてる姿を見てしまったら、不信に思う理由すらもとっぱらって貰ったと思うから。他でもない、塚田くん自身に。

 

 

 かなり無理くりな結論ですが、

 

塚田くんは最高の自担です!!!!

 

 

 

くそう、もっとブログうまくなりたい…!・゜・(ノД`)・゜・

 

 

歌割がほぼ塚田くんな「Summer上々!!」入ってます!

まだ買ってない人は是非買ってください゚+o。。o+゚♡゚+o。。o+゚♡゚

 

 

 

 

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改めて、塚田くんが好きだ。

2015年2月25日。毎月第三水曜日、読売新聞夕刊でA.B.C-Zの連載「晴れ時々えび」記事が今月は塚田くんでした。とーーーってもいい記事だった!現場の予定がなくて渇いていたタイミングでのこのテキストは嬉しい~楽しい~塚田くん大好き~~~!

 

私はtwinkleコン代々木公演の現場落ち新規なのですが、初めてえびのコンサートに入って、えびでは塚田くん!!と強制イベントかのように塚田くんに落ちてからは、追い掛けるように塚田くんの「好き」を探し始める日々でした。塚田くんに対しては、「好き」って気持ちがかたまる前に、この人だ、って思ったので。塚田くんのテキストも、後から見つけた好きの理由のひとつになります。私は塚田くんのテキストが大好きです。

 

一番最初に、塚田くんのテキストはいいなあ、と思ったのはtwinkleコンのパンフレットでした。

元々雑誌媒体はテキストを手元に置いておきたくて買うことが多いのですが、コンサートパンフレットのテキストは特別好きです。毎月のアイドル誌や、不定期の女性誌、リリースの際の音楽誌ともまた違う。「芸」という本業を発信する場所でのテキストだからかな。

以下はtwinkleコンパンフレットの塚田くんのインタビューから抜粋させて頂いています。

男女問わず、年齢も関係なく、国籍も関係なく、言葉が通じなくても、みんなに元気を与えられたり、楽しませることが出来る人になれたらいいなと思っています。A.B.C-Zは、それぞれの個性を伸ばしていくっていうよりは、ありのままが個性になっていった、素に近づいていった感じ。

『JW』の滝沢くん公演の時に、滝沢くんが後輩一人一人の見せ所のことを考えてくれていて、僕に与えられたのが、お笑いの部分。滝沢くんが僕にこういう役を与えてくれたということは、僕のそういう部分を見出してくれたというか、求められてるんだなって思った。役割を与えられて、僕自身成長してる。求められるから、その成長過程に気付く。成長するためには、分析するんじゃなくて、何事にもハングリー精神を持ってやって見ることの方が大事なんじゃないかな。

 代々木公演にいくと決まってからは、関東圏ではちょうどワーホリ旅が放送されていた時期だったので、名前とメンバーのキャラクターを把握するためにも、 曜日と時計を気にして、意識的に番組を観るようになりました。私が初めて見るえびちゃん、ツアーを巡っているえびちゃんたちは、ワーホリ旅(済)のえび ちゃ んでした。

『J'J A.B.C-Z  オーストラリア縦断 資金0円ワーホリの旅』の企画で、キャンピングカー一台で旅をして、資金も自分たちで稼がないといけないから、ワーキングホリデーの募集を見つけて、動物園で働いたんです。(略)動物園で働く現地のスタッフさんもみなさん温かくて、つたない英語を一生懸命聞いて理解しようとしてくれたり、僕たちのことを世話してくれたり、仕事が全然できなくても丁寧にいろいろ教えてくれて、そこに義理とか見返りとか一切なく、いろいろなことを与えてくれて、本当に温かさに触れましたね。普通の旅行は自分の行きたいところに行って、やりたいことをやって満足出来るけど、今回は生きることに必死でした。

twinkleコンのパンフで、ワーホリの話題について触れていたのが、塚田くんだけだったんです。そのことが私にはとても意外で、そして、塚田くんという人に目が留まる理由のひとつになりました。ひとつ前に取り組んでいた仕事を、次の今の仕事に繋げて考えている。他の皆はそんな風に考えていない、なんて言いませんけど、コンサートのパンフレットで、前の仕事と次の仕事の狭間にいる塚田くんの声で、その話を聞けたのがとっても嬉しかったです。初めてパンフレットを読んだときはまだ、ハマって数日しか経ってなかったけど、それでも、嬉しかったんです。

 

 

晴れえびが本当によくって、出来ることなら全文掲載したいくらいなんですけど、それはどうかなー…と思うところなので、ちょこちょこ抜粋させていただきました。ライターさんが起こした文章だとしても、塚田くんの言いたいであろうこと、伝えたいであろうこと、それを記事に記しておいてくれた事実は、どれも私を嬉しくさせてくれます。塚田くんを好きだと、塚田くん自身の発する言葉に何度も強く思わされます。

 

2014年夏に放送されていた、A.B.C-Z主演ドラマ『魔法男子チェリーズ』のDVD/BDBOXの発売日に、メンバーの戸塚くんとスタッフさん15人程と集まったという話から始まります。

昨春のドラマ撮影時、「主演として楽しい現場づくりに努めたい」と心に留めていました。今もこうしてスタッフさんが集まってくれたということは、主演の役割は果たせたのかな?

DVD、ブルーレイを1点ずつ買いました。それを、このドラマが初めての現場だったスタッフさん2人にプレゼント。僕にとって自分のDVDデビュー曲が思い出深いように、初めて参加したドラマは記憶に残ると思うからです。

もう、もう、この部分だけで胸がいっぱいです。これは塚田くんだけじゃなくてえびちゃん達みんなに言えることで、Jr期間が長かったえびちゃん達だからこその、「先輩にして貰えて嬉しかったことを自分も後輩に与えていく」という優しさのバトン繋ぎ。えびちゃんとJrの間ではよく見かけますが、5人主演の地上波のドラマで、主演のえびちゃんから、スタッフさんに、そのバトンが受け渡された。5人で長期間取り組む仕事といえば、私の中で一番に上がってくるのはABC座やジャニーズワールですが、共演者の殆どは事務所の後輩。外部舞台は1人か2人で出演してるから5人ではない。5人の、長期の、外部仕事は、思えば、チェリーズが初めてだったのかな。縦に受け繋がっていた歴史が、横にも広がった。

 

夏のレジェンドツアーに対しても、興味深い自己評価の話をしていました。

今までは、「もっと頑張れたはず」と思うせいか、満足感を得ることはなかった。でも、昨年のコンサートは達成感がありました。

このセンテンスを読んで私は、2012年ABC座初演―――私は映像でしか知らないのですが、特典ディスクで皆のリハを終えた塚田くんが、自分のパートに対して物凄く不安を抱いて葛藤していた様を思い出しました。

Legendコンの塚田くんソロは、作詞作曲演出構成振付、すべて塚田くんのセルフプロデュースで作られたものです。Legendツアーには大阪名古屋東京、全7回足を運ばせて貰ったのですが、その場に身を置いて肌で感じたのは、誰のファンだとか関係なく、塚田くんのパフォーマンスが観客中を巻き込んで、ただでさえ高揚感に満ちたコンサートという空間に、更にもう一つ、塚田くんのソロ―――“A.B.C-Zのコンサート”とはまた違う、“塚リカソロ”コンサートを重ねてきたという、力強い合わせ技。……語ると長いので、見たことがない方はどうぞレジェンドコンサートDVDをぜひ見てください(笑)

錦織さんが仰っていたように、塚田くんは自分に課すハードルが高い人なので、そんな塚田くんが、あの空気と歓声のど真ん中にいた塚田くんが、あのツアーで自分のパフォーマンスに手応えを感じていたこと。とても嬉しくて、イットランズを観劇したときのように、またひとつ、塚田くんが途中点でのゴールテープを切った瞬間に立ち会えたような気持ちになりました。

舞台で共演した酒井敏也さんに新年のあいさつをメールで送ったら、「今年は塚ちゃんと映像で共演したい」と返信がありました。ジャニーズ以外の方と共通の目標を持てるのは、とても光栄で新鮮。それが、僕の今年の夢の一つです! 

塚田くんは、発信が上手な人だと思います。コンサートのMCだと、違う方に話が転がっていっちゃったり、しちゃうんですけど。雑誌のインタビューや、この連載もそう。ブログは、いいな、と思った話題以上にぶっ飛んだ話題をぶち込まれるので、そっちに目が行きがちになっちゃうんだよな…(笑)経験を経て感じたこと、その場での触れ合い、それが必ず次に生かされていく。その繋ぎを、バトンが繋がれていくさまを、塚田くんはちゃんと発信してくれる。言わなくていいことかもしれないし、塚田くんが言わなかったら知らないままで終わっていたことを、塚田くんが話してくれるから知ることが出来て、そんな塚田くんの言葉に、私が塚田くんを好きだと思う、好きだと感じる理由を貰っています。

卵が先か鶏が先か。理由をくれるから好きなのか、好きだから理由が目に留まり易いのか、わからないけど、きっと、どちらも正解なのでしょう。女は言い訳が好きだとよく言われますが、自分は典型的なそれだな、とつくづく骨身に感じます。

 

塚田くんに落ちたのって、事故みたいものなんです。今まではずっと、なんとなく視界に入って、なんとなくいいなって思って、なんとなく好きになっていって……どんなことに対しても、時間を掛けて、ゆっくりハマっていったんです。それが、塚田くんに対しては、流星が落ちるような一瞬のだるま落としで、通りすがりに参加して当たった黒ひげ危機一発です。何が起きたのかわからないまま、ハマってしまったのです。そりゃあ理由も欲しくなるってもんです。気持ちや状況を整頓するにも、そのための資料すら持っていない相手に私は、惹きつけられた。いつだって答え合わせのような気持ちで塚田くんを見ています。どうして私は塚田くんのことが好きなのかな?ってふと自分を振り返って、目の前の塚田くんを見上げたとき、例え自分に持ち合わせがなくったって塚田くんは、ちゃんと答えをくれるんです。

塚田くんは、今より前に好きだった気持ちを、絶えずに自動でアップデートしてくれるから、私はなんにもしなくていいんです。らくちん。頑張って探しにいかなくたって、塚田くんは提示してくれるから。塚田くんという人の魅力、塚田くんという人間そのものの生き方を。

 

はー、どう考えてもやっぱり、塚田くんのことが好きだな!それを塚田くん自身の発信から想わせてくれること、とってもとっても嬉しくて幸せだよ。次のお仕事も楽しみにしています。