えりあし

思ったこと、残しておきたいこと、いろいろ

声がかれるまで歌おう

 

塚田僚一くん、30歳のお誕生日おめでとうございます!!!!!

 

今回は男・塚田僚一、華の30代突入記念ということで、私から見る塚田くんの好きなところ、素敵なところを勝手にお伝えしようと思います!わー!ぱちぱち!

ただ好きなところの話をすると延々と話し続けてしまうので、どうにか10個に収めました!あんまり収まってないんですけど!

 

 流行りに便乗すると、今回の記事はこういうことですね!

 

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 \\ 塚田僚一 ザ・ベストテン //

 

 

 例に漏れず、主観と独断と偏見で抜粋しておりますのでご了承くださいませ。

 

 

 

①発信に貪欲

役割を与えられて、僕自身成長してる。求められるから、その成長過程に気付く。成長するためには、分析するんじゃなくて、何事にもハングリー精神を持ってやって見ることの方が大事なんじゃないかな。/Twinkle×2 Star Tour パンフ

声はね、「伝えたい」って気持ちが大切だと思うよ。ステージ上でも、常にお客さんに伝わるよう、気持ちを込めて歌ったり、喋ったりしているから。とりあえず、「伝えよう」っていう気持ちを強く持ってみて下さい。その積み重ねが大事だと思います。/1301 duet

この記事を書くにあたってデビュー曲であるZa ABCのメイキングを見返したのですが、今の塚田くんの方がよく声が届くな、と感じました。塚田くんの声は摩擦がなくつやっとしていて、キーがやや高めで遠くまでよく通る特徴的な声をしていますが、それとは違う意味で、声量や声質の問題ではなく、塚田くんの「人に届けたい」という意識が、昔より今の方がどんどんと太く強く外に向かっていっているから、今の塚田くんの方がより聞き取りやすく、わかりやすく見ている側に届いてくるのかなあと思いました。

 自分の中では今までの活動の延長線上という感じで、あんまり切り替えたとか、新しいこと、実際やらせて貰ってるんですけど、自らやったって感じでもなくて。

アウトデラックス出演)よかったですよ、いい結果で。イチかバチかみたいなところも。/160825 to base

アウデラ出演は、キャラクター面での「発信」の集大成だったように思います。リスクを背負わなければリターンはありません。塚田くんは自分の決断を正解にして掴み取ってきました。意図的に何かを切り替えたわけではなく、けれどここが勝負所だと、塚田くんをよく知る人は誰もいないあの場所で、塚田くんはありったけの自分をさらけ出しました。放送直後はお母さんにもメンバーにもファンにも、僕がアウトで皆に迷惑を掛けていないかな?と不安そうにしていましたが、新規の私でもよく知っている塚田くんだったので、不安に思っていたことは意外でした。イチかバチかだったんだなあと思うと、いつも以上にいっぱいいっぱいな様子で、手持ちの札を全部表にひっくり返して曝け出した塚田くんの勇気を心から讃えたいです。

 

 

②自分のやりたいことが明確

作品の見所はたくさんあるのですが、後輩達がアクションを頑張っている姿がすごくいい。うん…悔しかったんでしょうね。僕もこれまでにたくさんの舞台をやってきてアクションには自信があるので、ああいう形で体を動かしてみたかったって気持ち、正直ありますから(笑)/シネマ☆シネマ No.49 

やってみたいのは、アクションもの。舞台でも映画でもいいから…。そうしないと、罰当たりなんじゃないかなって思うぐらい(笑)、親からこの身体を頂いたんだから。/『ボクの穴、彼の穴。』パンフレット

 「体操のお兄さんをやりたい」なんて話もしていましたね。SASUKEの出演も、本人の長年の夢が叶ってのジャニーズ初出演を遂げました。塚田くんは過去に習っていた体操でも躓いたことがないと話していました。元々の身体能力の高さはジャニーズ入所当時から遺憾なく発揮され、入所してすぐにテレビやコンサートにも出演し、過去のジュニアの番組や音楽番組、少クラやバック映像から、あらゆる年代の塚田くんを見ることが出来ます。そんな幼い頃から露出に事欠かなかった塚田くんをエリートと呼んでも遜色ないと思います。

塚田くん本人も自分の高い身体能力を武器として、今尚惜しむことなく披露し続けてくれていますが、アクションものに携わりたい といった話は、ここ数年は特に目立って繰り返されているように感じます。TBS感謝祭やSASUKEなど、スポーツとしては何度か出演をしていますが、塚田くんは演技媒体での出演が昔からの長い目標みたいですね。

 塚田くんが、自分のやりたいことをすごい主張するんですよ。自分で家でノートにまとめてきて、それを振り付け師さんに相談してる姿を見て、今まで見たことない姿だったんで、こういう人が上にのぼっていくんだなっていうのをすごい感じました、その瞬間。 /松村北斗くん「A.B.C-Z デビュー密着ドキュメント」

実際に出来るか出来ないかはさておき、まず「やりたい」と主張出来る強さは、塚田くんにとてもプラスな作用を齎してくれています。ファンとしても、アイドルが今何を求めているかを知ることが出来るのは嬉しいです。いつか叶うといいなあ。見守ることしかできませんが、実現したときは、本当に本当に嬉しいんだろうなって、今から楽しみです。常に外へ外へとエネルギーのベクトルが向かっている塚田くんの強さ、最高に格好いいです。

 

 

③強くてしなやか

僕は当時、いじられるってことに抵抗があったんです。なので、既によくいじられていた宮っちに相談したんですよ。“いじられるって…どうなの?”って。

よくわからないまま、ムチャぶりをされて、最初は戸惑っていたけど、流れに身を任せるようになれたから。自分のことなんて、すごく小さなことなんだなって思えたんです。/TVガイドperson vol.40 

アウト×デラックスふかわりょうさんの回で、今やテレビに引っ張りだこのマツコと坂上忍さんが「周りに流されて此処にいる」と話していたことをよく覚えています。

大人数のスタジオ収録も、一人で地方に足を運んで現地の人たちと触れ合うロケも、塚田くんはグループの外に出たことで様々な新しいお仕事に取り組んできました。見る側としてはその中で楽しめたものも楽しめなかったものも、ここにメンバーがいたらと悔やんだことも、塚田くんってこんなこと出来るんだと目から鱗が落ちたこともありました。塚田くん一人がそこにいただけでは見れなかった姿を、人の手が加わることによって、塚田くんの知らない一面を引っ張り出してくれました。

見ていてヒヤヒヤする企画もありました、見ずに飛ばした番組もあります。けれどそれはあくまで私の好みの問題なので、また違う番組で塚田くんを見たときは、私が好きになった塚田くんがそこにいて、その都度私はほっと息を撫で下ろすのです。

「発信」を繰り返してイメージが定着した次のステップは、「委ねる」こと、なのかなあと思っています。

有難いことに塚田くんのお仕事は、現時点「塚ちゃん」から大きく逸れるものはなく、テレビで見る塚田くんは、私が好きになった塚田くんの延長線上にまだいてくれています。

けれどいつかは、手綱から手を放してしまうほどの大きな力が塚田くんを押し流してしまう日が来るかもしれません。それを世間は「売れる」と呼ぶのでしょうが、塚田くんの手綱を放れた塚田くんを好きでいられる自信が、今の私にはありません。

「僕は……悔しいこともあったけど、覚えてないっていうか。本当に悔しいことはこれからくるような気がするな/1604 ダ・ヴィンチ

いつか「売れる」ときがきても、塚田くんは塚田くんのまま売れて欲しい。世間に塚田くんが合わせるのではなく、世間の価値観が塚田くんをそのままを受け止める。どうか今までのように、塚田くんは塚田くんのまま、そのまんま大きくなっていって欲しい。変わらない強さと、そのままでそこに居られるしなやかさを、どうかこれからもずっと損なわない塚田くんでいてほしいです。

 

 

④主観と客観を混ぜ合わせるのが上手

(金髪先生との共通点)精神的なことでいうと、自分が“正しい”と信じているものを譲らないで貫くところ、そしてそのやり方が時に空回りしてしまうところは似ているなと。僕も結構、空気が読めない発言をしてしまって、周りをポカーンとさせちゃうことがあるので(笑)/シネマ☆シネマ No.49

自分自身に関しては『怖いもの知らずに、ガンガン斬り込んでいく人』として、伝説を残してみたいです。番組で先輩とご一緒させて頂いた時に、引っ込み思案にならずにいたいと思ってるんですが。引き過ぎることなく、かつ礼儀を欠かない程度に…難しいけど、頑張ります!/14年ABC座パンフ

 A.B.C-Zの飛び道具な塚田くんですが、自身もそのポジションにすごく自覚的です。A.B.C-Zはバック時代が長いからか、前に出るより周りに合わせることの方が得意だともいつぞや本人たちが話していました。

A.B.C-Zの外交担当は塚田くんと河合くんだと私は思っていて、殊に塚田くんはアウト×デラックスにレギュラーが決まってからは、今までより格段に自身のキャパシティを広げてきています。状況把握や咄嗟の切り返し、場の空気に身を委ねるタイミングなどの上達がコンサートのMCからも強く感じますが、我が物にしたはずの経験が、突然一切役に立たなくなる瞬間も多々あるのがすごいところです(笑)。イットランズでも、稽古翌日になるとまたゼロに戻ってる、なんて言われていましたね。そんな一見駄目駄目な姿も含めて「塚ちゃん」なのだと、メンバーからファンへ、ファンから一般層へと、「塚ちゃん」の輪を外に広げてきているのだから、感心するしかないです。

 

 

⑤解釈の変換が面白い

表現の幅を広げたいって考えたときに「そうだ、女装だ!」って。“アイドルあるある”を歌詞に盛り込みたくて、アイドルの曲を研究したら夢にまで出てきた(笑)。/1411 potato

(次に挑戦したいアクロバットは?)ブレイクダンスとのコンビネーションとか。最近は技より、どうやったらアクロバットを楽しんでもらえるか考えることが多くて。それで辿り着いたのが、“塚☆リカ”なんですよ。/150525 オリスタ

一行目から早速頭の中でハテナマークが飛び交います。表現の幅を広げたい→そうだ、女装だ!とは…?女装に至るまでの過程にはいくつか段階を経たのだと思うのですが、全く予想がつきません。でも結果的に、塚☆リカは大成功を収めました。

クロバットに限らず、技術って一定のレベルの線を超えると、素人ではその差が殆どわからないものです。塚田くんのアクロバットがすごいことはよくわかるのですが、それがどの程度すごいことなのかは、アクロバット経験のない私には正直よくわかりません。

技術を上げる、技の難易度を上げるのではなく、受け取る側の視点に立って、どうすればわかりやすく受け取って貰えるかを突き詰めた考えた結果、行き着いたのが「塚☆リカ」。自担名義のソロ曲を殆ど聞けてない問題*1は現在進行形の悩みですが、塚田くんが考えて考えてたどり着いた境地、しかも大きな結果に結び付いた場所を、塚田くんのファンである私が大事じゃないはずありません。

手応えが少ないから視点を変える、見える角度を変えることでアプローチを示してくれる塚田くんの発想力は、常人には及ばない世界にあると思うので、塚田くん、次のソロ曲は、頼んだからね…!!

 

 

⑥自分の足で現場へ赴く

僕はメジャー、王道も好きだし、サブカルチャーも好きなんです。ジャニーズというすごい先輩たちがいる事務所に入れてよかったなっていう気持ちもあるし、一方でまったく別のコンセプトで活動しているアイドル文化も好きです。/TVガイドperson vol.40

 私は東京に住み始めてもう20年以上になるのですが、東京という街の味の濃さを知ったのは、塚田くんを好きになってからでした。

例えば舞台。都心部だけでも大小さまざまな劇場があり、一年を通して様々なジャンルの演目が、そのときその瞬間だけのドラマを生み出していたことを知りました。塚田くんとA.B.C-Zにハマらなければ、舞台の楽しさを知る機会のないまま人生を過ごしていたと思います。

舞台、音楽、スポーツ、様々なカルチャーが生まれ息をする街・東京の景色を、私一人の人生では一生知ることのなかった世界の存在を、塚田くんは教えてくれました。今の時代なら、ネットのまとめ記事や、RTでTLに流れてきたニュース記事、長い本編の一部を切り取った画像や動画など、家にいながらもちょっと指を動かすだけで簡単に何かを知った気持ちになれるのに、自らの足で劇場や会場に足を運び、家賃を危険に晒しつつも、自身の五感での吸収を怠らない姿は、インターネットが大好きで出不精な私にとって、痛いくらいの刺激を受けています。

チケットを持っていないのにグッズだけ買いにライブ会場に足を運んだり、アイドルがこっちを向いてくれたと喜んだり、私たちファンが塚田くんやA.B.C-Zを見るのと同じ視点に自分も立ち、その感覚に近付こうと努力してくれる、その行動力は、簡単に真似できるものじゃあないと思うのです。

そんな塚田くんの姿は野生ポケモンかってくらい目撃されて、ほぼ毎日ってくらいSNSで発信されていることがもはや日常になりつつあるのも面白いです。事務所がSNS禁止のため、自分ではなく他人に自分を発信してもらうという、いいんだか悪いんだか判断に難しいところですが、街のどこで出会う塚田くんも、必ず「塚田くん」のままでいてくれるから、頼もしいです。「悪い人はいないって信じてます」なんて塚田くんは話しますが、嘘でもいい本当でもいい、言い切れるその強さが、私にはとても大切な宝ものです。

 

 

⑦興味の幅が広い

⑥を掘り下げる感じになるのですが、まず先に、今までに私が見聞きしたことある塚田くんの音楽/映画・TV/漫画アニメを挙げさせて貰いますね。

音楽

女子アイドル

ジャニーズ

映画・ドラマ・TV

アニメ・漫画

ジュニア歴が長いA.B.C-Zは、「マッチさん以外のバックにはついたことがある」と以前河合くんが話していた記憶があります。数多くのコンサートに着いてきたことを抜きにしても、塚田くんはジャニーズ内の楽曲をとても手広く聞いている印象があります。それも有線やテレビで流れるメジャーなシングル曲ではなく、CDをちゃんと聞いていないと存在すら知らないような楽曲ばかり。近年は女子アイドル曲を話題に挙げることが多かったですが、ジャニーズ以外の音楽もそんな感じで、何処で知ったんだ?!と尋ねたくなるチョイスばかりです。好きな音楽の話をするときは歌詞の良さを挙げることが多いので、歌詞先行で音楽を聴く人、という意識で上を眺めると、また違った見え方ができそうですね。

塚田くんという人があまりにも私の知らない世界を生きているので、私は塚田くんの口から出るものが観るもの聴くもの読むものに興味津々です。

女子アイドル好きが塚☆リカの功績を連れてきたように、あらゆる方面にアンテナを張って取り込んだ塚田くんのインプットが、目に見えたり見えなかったりの形で世にアウトプットされていくのだと思うと、その循環の一挙手一投足を知りたくなります。

A.B.C-Zが今までのジャニーズアイドルにない独自の道を進んでいるように、塚田くんの目に映るもの、手に取るものも独特で、塚田くんの目に触れるものたちが、今やこれからの塚田くんやA.B.C-Zを形作っていくのだと思うと、不思議でもあり楽しみでもあります。

 

 

⑧したたかでこずるいところ

 「河合を蹴落として、頑張るぞー!」/A.B.Sea Market ドッキリ

このドッキリに関しては『A.B.Sea Market』を見てくださいとしかいえないのですが、河合くんにも「こすいところがある」と言われていたように、塚田くんってかなりこずるいです。礼儀正しくて言葉遣いが丁寧で、上下関係を重んじる塚田くんですが、ひとたびグループに帰ってくると途端にジャイアンに様変わりします。人のものを勝手に取るし勝手に食べるし勝手に借りるし、それを注意したら「じゃあ名前書いておいてよ!!」と逆ギレするという反抗期真っ只中な15歳みたいな屁理屈を持ち出してきます。しかもそれが人前に出たときには、持ち前のキャラクター性でそのこすさをカバーできちゃうところが、強くてずるくて最高だな!って思います。塚田くん、生きてる!!って感じがします。

今年のジャニーズ野球大会、塚田くんは野球経験がほぼないのに、マネージャーに尋ねられたときに「出来る」と答えたことで出場の権利を貰いました。「出来ない」と正直に答えて仕事が貰えないことより、「出来る」と嘘を吐いてでも仕事は貰えた方がいいに決まってます。野球大会に合わせて練習もしたそうで、その甲斐あってか、試合中の外野フライを見事キャッチして、チームの守備に貢献することが出来ました。

そんなしたたかさを持つ反面、街で出会う人に「ありがとう」を言ってもらう事にお金を貰うABChanzooのありが島企画では、「芸能人であることを餌にしているような気がして…」と正攻法じゃないことに対して罪悪感を抱いていたりもして。一つの枠に収まらない塚田くんのこと、すごく好きだなって思います。

塚田くんはスポーツマンシップに則った正論と正義心を持ちながらも、「とっつーのものは俺のもの」というテンプレートなジャイアニズムを同時に抱え持つ、両極の矛盾を同時に存在させてしまえるところがすごいです。ちょーかっこいい。唯一無二の自担です。

 

 

⑨ プレッシャーもちゃんと感じているところ

 塚田さんは優しい、気を遣いすぎなくらい人のことを考える。でもふっと寂しそうな顔をされることもあって、塚田さんもいつも塚田さんでいられるわけではないんだなと。

舞台中だけでもあれ?今日はいつものテンションじゃないな、話しづらいなって時もあれば「秀くーん!」て来る時もある。/渡辺秀くんラジオ「渋谷の学校」161121

今年の春に上演された『ボクの穴、彼の穴。』で二人芝居という、メンバーはもちろん、他のグループの先輩たちも滅多に経験したことがないお仕事に、〈初主演〉の冠を貰って臨んだ塚田くん。裏ではSASUKEの特訓も並行して行っていたのだから驚きです。時期と合わせて仕事の重圧を考えると、今までで一番のプレッシャーだったのではないでしょうか。

そんな大仕事のパートナーが他所の事務所で年下の俳優さんだったからか、メンバーや事務所の人達からは聞けない塚田くんの話を聞くことが出来ました。

メンバーや事務所の人達の間では「塚ちゃんは“塚ちゃん”」と、塚田くんのキャラクターやポジションは十分すぎるほどに確立されています。12歳から今の仕事を始めた塚田くんですが、秀くんは28歳の塚田くんと初めましての状態から舞台仕事を通して関係を築いていった、唯一無二の存在です。秀くんは 塚田くんを「塚ちゃん」とは呼ばず、「塚田さん」「塚田パイセン」と呼んでいます。二人が目指したのは、作品中の役としての「ワタナベ」と「ツカダ」でした。

もちろん「塚ちゃん」は、塚田くんにとって大きな一部です。ひとつの舞台作品を作り上げるために、約一ヶ月を共にした秀くんが見た「塚田さん」の方が稀有な一面だったと思います。だからこそ私は、その滅多にお目にかかることのない塚田くんの姿を、大事にしたくてたまらないのです。

 「僕は主演経験がなかったから、他のメンバーを追いかけているような気持ちだった。でも、『どうだ~、主演やってるぞ!』って」/160520 『ボクの穴、彼の穴。』ゲネプロ

塚田くんは今は演技とは違う畑を耕している人だから、と私は別物として考えていたのですが、塚田くん自身はそうじゃなかったみたいです。知らなかったなぁ。 達成したあとに教えて貰えたのが嬉しかったです。そういうところ、あんまり言わなかったりもするから、格好いいなあ、塚田くんは。

 

 

⑩「陰」と「陽」、どちらも抱えているところ

体操って、とにかく自分と向き合ってイメージトレーニングをするんですよ。なんでできないのか、どうしたらできるのかを考え抜いて、やるときはぱっと発散する。ためこみと放出、陰と陽両方があるところが、自分でもいい感じなのかなって思います。/1604 ダ・ヴィンチ

アスリートで文化人、 礼儀正しいジャイアン―――矛盾とも受け取れる一見真逆な属性をそれぞれ両手に抱え持っているところが、塚田くんの醍醐味です。

吸った分だけ息が吐けるように、ためこんでは放出する。さまざまな舞台や音楽に触れては、自分たちの色でグループの未来を描き出す。インプットとアウトプット。リターンを得るにはリスクを背負わなくてはいけない。―――今までの項目でも同じようなことを書きましたが、それらは全部ここに集約されます。私が大事にしたいのは、塚田くんがその仕組みを実際の行動に取り入れているところです。

ああなりたい、こうなりたいといった夢想は誰でも簡単に思い描けます。頭の中でどれほど秀逸なプランを企てても、環境も含めた自分自身で実践することの難しさ、リスクを背負うことの恐怖、理想と現実のギャップなどを前にするとへこたれてしまうのが人間としての当然の弱さです。「陰」はどこまでも深く深く掘り下げていくことが出来ますが、「陽」は重力に逆らって、常に摩擦を感じながらでしか上っていくことは出来ません。

 12歳で事務所に入所し、黄金期世代のジュニアたちと一緒にテレビやコンサートで輝きを放っていた塚田くん。やがてNEWSのデビューで後輩に抜かれることの辛さを知り、A.B.C.が同期のいるKAT-TUNの二軍ポジションであることに悩んでいた塚田くんが、酸いや甘いを、挫折や葛藤を知らない訳がないのです。

だからこそ、絶え間なくポップでポジティブであり続けてくれる塚田くんが眩しい。塚田くんの人目に晒され続ける「陽」に日々圧倒されて、その強大過ぎるエネルギーに孕んだ「陰」を目にする機会はそうそうないけれど、ゼロじゃない、それは塚田くんの中に間違いなく存在している。そういった「陰」すらも材料に、見えない場所でエンジンを吹かして、高く高く空へと飛び上がる塚田くんの、助走も踏み込みも跳躍も、ぜんぶぜんぶ愛しいです。陰も陽もひっくるめて存在する塚田くんが好き。好きを募らせて、その好きを更新していく日々が、ハマったときからずっと、本当にずっと、その繰り返しです。いつだって好きを上書きされてしまうんです。

 

 

塚田くんを応援出来た20代後半、すっごくすっごく楽しくて、それなりに喧嘩もしたけれど、絶対的に幸せな思い出をたくさん貰いました。

 

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愛する自担様、塚田僚一くん、お誕生日おめでとうございます。

塚田くんの30代が、幸せに満ちた日々でありますように。これからも宜しくね!

 

 

*1:察してくれ

*2:SLTコン、えびらぶ五関くん紹介ラップ中に突然歌いだした

*3:キリショーさんANN出演時に本人に伝えた

*4:ABChanzoo、えびちゃん会の時に本人へ伝えた

*5:Fアルバムが一番好きってとっつーに言った

*6:13年Twinkleコン、塚田くんソロ曲で使用

*7:園子温監督から

*8:二回観て二回とも泣いた

*9:とっつーと観に行った

*10:ドライブ中に宮っちが流してて覚えちゃった!

*11:菅野よう子さんの音楽が好き