えりあし

思ったこと、残しておきたいこと、いろいろ

これはラブレターです。

2016年4月号のダ・ヴィンチA.B.C-Zが特集されました。表紙もA.B.C-Z。表紙にあるA.B.C-Zの文字を数えたら4つもありました。嬉しい。素敵なお仕事をありがとうございます。

 

えびちゃんが取り上げられる雑誌といえば、毎月のアイドル雑誌、リリース時の音楽・舞台雑誌、女性誌なんかが主なラインナップですが、今回はまさかの文芸誌、泣く子も黙るダ・ヴィンチ。昔から本を読むのが好きだった私は過去に何度もお世話になりました。メンバーの戸塚くんが同誌で2013年からエッセイ連載を行っていて、この度その連載から卒業する、ということで組まれた今回のA.B.C-Z特集。個人のお仕事をこんなに大きなグループ仕事に繋げてくれて本当にありがとう、とっつー…!

文芸誌ということもあって、先に挙げたような今まで掲載されていた雑誌とテキストの濃度が違います。ねっとりセンチメンタルって感じです。

A.B.C-Zに縁のある方達からの寄稿では、南海キャンディーズ・山ちゃん、坂上忍さん、ドランクドラゴン鈴木拓さん、ゴールデンボンバー鬼龍院翔さん、チェリーズ監督・山本清史さんなどなど、豪華な顔触れが揃っていて、そのどれからも愛や共有した時間を感じ取れて、ここのページだけで何度胸にぎゅっと抱きしめたことか…はああ…。

 

表紙にもあるように今回は「とっつー連載卒業記念」ということで、普段は戸塚くん一人がお仕事をしていたダ・ヴィンチに、今回はグループで呼ばれています。これはA.B.C-Zの仕事にも言えることなのですが、ひとつひとつのお仕事が線で繋がって見えるところA.B.C-Zを追いかける楽しさがあると思っています。算数で例えるなら答えだけではなく過程の途中式もファンは楽しむことが出来るのです。

アウト×デラックスで一躍テレビの人となった塚田くんも、アウトとして取り上げられた数々のエピソードはファンなら全て知っているネタでした。いきなりぽっとアウトの人間になったのではなく、日々の積み重ねがアウト×デラックスというテレビ番組によって多くの人の目に留まった。そしてそれを機に様々なバラエティ番組に呼ばれるようになって今に至ります。私たちファンは、当たり前のように蒔かれていた種が、ある日ぽっと芽を吹かせる、いつの間にか種の成長を見届けていたのです。大きく言ってしまうと、A.B.C-Zを追いかけていれば自然と自分たちが歴史の発見者にもなりうるのです。

A.B.C-Zはバーター仕事も殆どなく、楽曲をリリースをしても他のグループが呼ばれている音楽番組に呼んで貰えないことも珍しくありません。その代わりに、他のグループを応援していても決して味わえない種類の感動があります。初めてグループ全員で行われらJ'Jワーホリ旅、5人出演ドラマ「魔法男子チェリーズ」、4/2(土)の特番ネプ&ローラでは、ジャニーズ物真似でヒットを飛ばしているジャガーズとのスペシャルコラボまで。自ユニ、ジャガーズとコラボするんですよ!!!ジャニーズのバックにジャガーズつくしジャガーズのバックにジャニーズがつくんですよ!!!こんな面白いことあります???(笑)

このダ・ヴィンチ特集も、戸塚くんがグループに繋げてくれた大事なバトンです。ある日いきなりぽんっと飛び込んで仕事じゃないから、ファンとしても自然と愛着が湧きますし、お仕事の有り難みもひとしおです。

しかもこの特集が、いちいち挙げていくと切りがないくらい、どこを切り取っても素晴らしい特集になっているので、A.B.C-Zが気になる人には全力でオススメしたい一冊です。

 

 

テキストの濃度が違う、って話。私、雑誌編集とかぜんっぜん携わったことないので読み手としての憶測でしかないんですけど、ダ・ヴィンチのテキストって、ライターさんや編集さんの解釈が尊重されているのかな?

アイドル誌は等身大のアイドルが売りだと思うので、アイドルの言葉をまず前面に出しているイメージで、女性誌もそうかな、なによりまず本人の言葉が第一で、話の内容に強く踏み込むことはしてないのかな。本人たちが語る言葉以上の装飾をいつもはつけない。例え言葉が足りなかったり、そのせいでうまく意味が読み手に伝わらなかったとしても、極端に言えば、本人の気持ちと発信する言葉が噛み合っていないことすらもアイドルとして魅力で美点になりうるから、作り手は余計な手を加えないのかなぁと。

ダ・ヴィンチさんはさすが文芸誌で、本人たちが語る言葉以上のものを読み手に伝えようとしてくれえていますし、何よりA.B.C-Z本人たちが、「今日は踏み込んで話す日」と強く意気込んでくれているように感じます。編集後記で橋本くんが「今日は調子のって、あんなこと言ったけど、いつもは言えない」ともありましたし、ダ・ヴィンチ製作者側からのアプローチからも、A.B.C-Z本人たちも、いつもとは違う気概でこの仕事を受けたんじゃないかなぁと推測出来ます。

今回のダ・ヴィンチが綴るA.B.C-Zからの言葉は、書き手聞き手の力がめちゃくちゃ作用されている印象です。本人たちの言葉だけでは埋もれてしまっていた言葉が、他人の力によって前の方に引っ張り出されていたり、読み手に伝わりやすいように単語や言葉の順番を並べ替えてくれたり、感情に訴えかけやすいように叙情的な色を足してくれていたり。自分たちだけでは出せなかった表現を、ダ・ヴィンチ側が引き出してくれているように感じました。

 

 五関くんの個人インタビューもそうです。ダ・ヴィンチで連載していた戸塚くんが、振り付けの五関くんに自身の尊敬の意を伝えた話。これは別の雑誌でも確か一度したことがあって、けれど今回の五関くんは前回にない感情を教えてくれました。

「笑ってありがとうって言ったけど、本当は泣きそうなくらい、嬉しかった」

私は塚田担なので、塚田くんほど熱心には五関くんのことを追えていないので、もしかしたら過去にそういったエピソードがあったのかもしれないんですけど、五関くんの口から「泣きそうなくらい」という言葉を聞いて自分の目を疑いました。五関くんって、泣くとかあるの?ーーーって書くとめっちゃ失礼だな(笑)。でも本当それくらい、五関くんといえばいつだって冷静でマイペースで、五関くんがフラットでいてくれるからA.B.C-Zは元の形に収まることが出来る、刀で言う鞘に当たる人だと思っていたから、めちゃくちゃ驚きました。五関くんがメンバーからの言葉に、そこまで強く感情を揺さぶられることがあるんだ、そしてそれを、私たち読者に教えてくれるんだ、って。五関くんって自分のことをぺらぺら人に話す人じゃないから、そんな五関くんが自分の内側で強く感情が揺れ動いた話を自分の口から話してくれたことにすごく感動しました。そしてこのダ・ヴィンチの特集は、今まで聞けなかった類のA.B.C-Zの話を教えてくれる雑誌なのだと気付かされました。

 

 

メンバーそれぞれに感想はあるんですけど、私は塚田くん担当なので、塚田くんに絞った話をどうかさせてください。

 

 

 

個人的に塚田くんの三大テキスト雑誌は、まずは2013年9月Myojo、これは塚田くんの一万字インタビューが掲載されている号ですね。次いで今年2月発売のTVガイドPERSON、そして今回のダ・ヴィンチ、です。塚田くんのテキストは雑誌ブログ舞台コンサートパンフと漏れなくどれも大好きなのですが、一般に発売されているもので特に色が濃いものを選ぶとなると、個人的にこの三つを挙げたいです。

それぞれの特色を私目線で要約すると、Myojoは「アイドル・A.B.C-Zの赤裸々略歴第一弾」、TVガイドPERSONは「バラエティ本格進出に向けての塚田くんのおさらい」、ダ・ヴィンチ塚田僚一の陰」です。

前ニ誌にはない塚田くんの陰の息吹ダ・ヴィンチには込められています。とオタクは信じ込んでいます。

 

 

塚田くんというひと。

塚田くんというキャラクターを改めておさらいすると、今やお馴染み「金髪・筋肉・塚ちゃんです!」のキャッチフレーズに全てが集約されているといってもいいでしょう。金髪で筋肉で、老若男女問わず「塚ちゃん」というあだ名で呼べてしまう、ポップキャッチーマスコット的キャラクターです。いつも笑顔で元気で明るく社交的でポジティブな性格、好きな食べ物はお肉。体操でオリンピックを目指していた過去もあり、根っからのスポーツマンでアスリート気質。表面をさらっと撫でた塚田くん像はどこもかしこも「陽」の色を全面に押し出したキャラクターを売りにしています。

「一歩家の外に出た時から仕事」という我らが殿・滝沢くんの教えを忠実に守り抜いている塚田くんは、そろそろ渋谷の名物マスコットに認定されてもおかしくないんじゃないかな。街中で出会ったファンや一般人への対応のよさも評判のひとつです、私の友達も街で塚田くんを見掛けたときに「塚ちゃんならイケると思った」と声を掛け、実際握手して貰ったみたいで、私自身も某所でばったり塚田くんと鉢合わせたことがあったんですけど、目が合ったので会釈して「こんにちは」と声を掛けたら*1、ぎょっとしたりたじろいだりする様子なく自然な笑顔で「こんにちは」と返されたことがあります。塚田くんはおうちから一歩外に出た瞬間からもうプロのアイドル「塚ちゃん」なんです。マジかよ。すごい、恐ろしい。私は街でお客さんに話しかけられても愛想よく返せる自信なんかありません。覚悟が違う。塚田くんかっこいいー!(拡声器)

 

 

ダ・ヴィンチ:個人ページの話。

個人ページの塚田くんの写真、笑ってないんです。一万字で「ニヤニヤしちゃう」「骨格のせい」と話していた塚田くん、笑顔じゃないんです。そりゃあカメラさんが撮った中には笑顔の塚田くんのショットも含まれていたでしょうが、ダ・ヴィンチは口角の上がっていない塚田くんの写真を採用したんです。……だから何?って言われたら、それまでなんですけど(笑)。塚田くんと言ったら笑顔、ってわかりやすい定石じゃないですか?「塚ちゃん」というキャラクター的にも。でも、個人ページの塚田くんの写真は、笑っていない塚田くんなんです。この選択だけでも、いつもとは違う姿を届けようとしてくれている制作側からの気概を感じます。

 

 ダ・ヴィンチでは表紙に載る時自分の好きな一冊を持つのが定番なそうで、インタビューではその本について触れています。

塚田くんが選んだ本は佐藤多佳子さん著『一瞬の風になれ』です。この本については過去のドル誌でも話題に挙げたことがありますね。

 JWの時期に読み返していたそうで、作中の先輩が後輩に引導を渡すやり取りが目に留まった話をしています。

「ジャニワでも、最年長の僕たちより後輩の出番が多いんです。三年前の初演のときは、負けたくないって気持ちが強かったんですけど、今は余裕を持てるようになりました」

JWは私はトニトニから観劇し始めたので、初演がどのように行われたか、どのような気持ちで塚田くんが臨んでいたか、現場からも雑誌からもちゃんとは追えていないんですけど、JWでのA.B.C-Zの立ち位置について明確な話ってあまりされてきていないと思うんですよね。今年のどこかの雑誌で戸塚くんが「今年はサポート」と明言していましたけど、塚田くんの口から所謂序列的な話ってあまり聞いたことがないです。オタクから見たJWでのえびの扱いについてはtwitterで散々あれだったので割愛します…JWのえびの話もいつかちゃんとしたいぞ~!

本って自分の置かれている環境が変わると、同じ話なのに読み返す度に違う感想を抱くことがよくあるので、私も毎年ある一冊の本を必ず読み返すようにしているんですけど、その度に目が行く箇所が変わるんですよね。塚田くんも今年にその感覚を味わったのかなぁ、と勝手に共感です。塚田くんの中でJWの自分の立ち位置が、自分にとってしっくりくる落としどころを見つけられた年になった、ということを、ファンとして覚えていたい所です。

個人ページでは自身の根幹である体操の話もしています。

「体操って、とにかく自分と向き合ってイメージトレーニングをするんですよ。なんでできないのか、どうしたらできるのかを考え抜いて、やるときはぱっと発散する。ためこみと放出、陰と陽両方があるところが、自分でもいい感じなのかなって思います」

塚田くんって情報の回転がものすごく速い人だと思います。簡単に言うと「飽きっぽい」になってしまうんですけど、その都度トレンドに敏感ですし、気になったら現場にも足を運んでしまうフットワークの軽さも魅力のひとつです。最近では女性アイドルネタが多いですが、グループでジャングルポケットのネタが流行ったときに、気になったのでジャンポケのライブを観に行った話を以前ラジオでしていました。そのときのパーソナリティがジャンポケ本人たちだったんですけど、本人たちもお客さんから「塚ちゃんが見に来ている」という噂が耳に入っていたそうで、喜ぶより先にとても驚いてらっしゃったのをよく覚えています。

この「陰」と「陽」の話は座談会の方でもまたさせてください。

 

 

座談会の話。

事務所在籍歴が長く後輩にもどんどん抜かされていったA.B.C-Zの年表の中で、メンバーが各々躓いた箇所にはメンバーが一万字インタビューや後の発言等で分かりやすく点を打ってくれています。河合くんならキスマイもデビュー、戸塚くんならPZの坊主、橋本くんならJUMPのデビュー、五関くんはちょっとわからないですね…。

一万字の塚田くんは、あんまりわかりやすく点を打ってくれてないんですよ。何処のタイミングで辞めようと思った、って明確な言い回しはしてくれていない。「やめたいって社長に伝えた」という話はしているけど、何処のタイミングで、という区切りはまだしたことがないんです。

 一万字からのABC座パンフレットを読んで私は、塚田くんが事務所を辞めたかったの時の話はいつか全てパフォーマスで表現するから、もうその話はしてくれないんだと思ってました。でも塚田くん、今回のダ・ヴィンチでは明確にその話題に触れています。

「19歳かな。当時、入って半年くらいの手越くんがいきなりNEWSでデビューして、ああ、いいなあって。この世界、後輩に抜かれることもあるってわかってはいたけど、あの時経験して、本当の意味で理解したんだと思う。」

下積みの長いA.B.C-Zはよく後輩が先にデビューして辛かったときの話をしますが、その時に挙がる名前って大体JUMPかセクゾンだったので、NEWSというのは意外でした。改めて一万字を読み返してみれば塚田くんは、A.B.C.がKAT-TUNの二軍的な扱いであることも気にしていたみたいで。塚田くんの中ではそんなに早い時期にもう点を打たれていたんだ、ポイをポイっとした話、あれは「辞めたい」に繋がる布石だったんだって、ダ・ヴィンチを読んで初めて気付きました。*2

「辞めたい」って、アイドルにおける究極にネガティブな言葉だと思うんです。きらびやかなステージの上に立ってキラキラの衣装を着ているアイドルが、自分の意思でその衣装を脱ぎたい、ステージに立ちたくない、って考えているーーーなんて、ファンとしては一番悲しいことなんじゃないかな。だって、そんな姿の彼らが私たちは好きな訳で。

塚田くんってネガティブなことを「言わない」ようにしてる人だから、そんな塚田くんがネガティブな言葉を発信する場所、それが垣間見える瞬間はとても貴重です。アイドルという生き物は、そういったネガティブな要素すらも美しい物語として自身の価値にも出来ますが、塚田くんはとにかく陽のキャラクターなので、ネガティブなことはあまり善しとしてくれません。*3

私は塚田担なので、塚田くんに対して貪欲です。ハッピーな塚田くんが見れたら次はセンチメンタルな塚田くんも見たくなるし、ポップでキュートな塚田くんが見れたならシックでクールな塚田くんが欲しい。塚田くんが陽をくれればくれるほど、僅かに溢れる陰に飛び付いてしまうのをどうか許して欲しい…。塚田くんごめんね。

 

で、私が何を言いたいかというと、十年以上載り続けたアイドル雑誌でもない、様々なアイドルや芸能人が頻繁に取り上げられる女性誌等でもなく、誰もが知る有名文芸誌、このダ・ヴィンチという媒体に、この世界を辞めようとしたときの話、自分の立ち位置に不満があった話ーーー普段は外に出すことのない塚田くんの「陰」を吹き込んでくれたこと。その仕事っぷりに私は噎び泣きます。「陽」があれば「陰」があることを塚田くんは無視していない。体には老いがあることを塚田くんは隠さない。塚田くんはいつだって自分と向き合っている。ファンはとても身勝手で傲慢な生き物なので、手が届かない存在のアイドルに自分たちの気持ちを「わかって欲しい」と願ってしまいます。塚田くんはちゃんと、わかってくれています。体力には限界があること、いつかはアクロバットが出来なくなってしまうこと。人はポジティブなだけではいられないということ。重箱の隅をつつくようなオタクの屁理屈を、塚田くんは「ちゃんとわかってるよ」と教えてくれました、このダ・ヴィンチという少し特殊な仕事の中で。一冊のダ・ヴィンチというひと匙の現実が、今後の私のオタク人生に栄養を与えてくれます。私をまだオタクとして生かしてくれます。

アウトな人達に囲われて丸裸になりながら、自分に嘘を吐かずに自分を曝け出して、吸った分だけ息を吐くように、アウトプットとインプットに余念がない塚田くんの生き様がもうめちゃくちゃ格好いい。大好き。大好き!!!!(拡声器)

 

 

 

最後に。

「売れる」ってどういうことか、って考えたときに、現時点私が行き着いた結論は「わかりやすくあること」でした。いつ見ても同じ色で同じ顔をしていて、特別関心があるわけでもない人がそれを何度も何度も繰り返し見ることで段々と覚えていって、その積み重ねが数となって、「人気」に繋がると私は思っています。

だから、塚田くんがいつでもどこでも「塚ちゃん」であろうと貫いてくれる姿に私は惚れて、そして日々惚れ直しています。塚田くんの思考と私の思考は重なっているのかもしれない、と塚田くんは勘違いさせてくれる。そしてその思考を塚田くんは本物として体現させようとしてくれている、形にしようとしてくれている。こんな頼もしいことってありません、こんな頼もしい人って他にいません。

塚田くんは私のアイドル=ヒーローです。

でもってね、びっくりすることに、アイドルって人間なんです。芸能人の精神構造って一般人と同じなんです。器のでかさは違いますけど、人として何かが大きく異なる箇所って殆どないんです。それを私は忘れたくない。同じ性質の同じ人間である塚田くんが、ものすンごいエネルギーを使うことによってあんなにもキラキラと輝いている。そのエネルギーの強さを私は愛し尊んでいます。

 

「僕は……悔しいこともあったけど、覚えてないっていうか。本当に悔しいことはこれからくるような気がするな」

19歳で「辞めたい」と思った塚田くんは今29歳です、今年で30歳です。これまでも悔しいことがなかった訳ありません、でもそれを「覚えてない」と片付けて、今までの以上の悔しい経験が「これからくる」と腹を据えている塚田くんが、頼もしくない訳ないだろうー?!うわーーーん!!・゜・(ノД`)・゜・

A.B.C-Zはもう幸せになってもいいよ、って私は思っちゃいます。だってもうこうんなにも頑張ってきたんだから。それでもまだまだ先があって上がいて、そういう世界に彼らがいること、身を置いていること、その世界で生きていかなくちゃいけないこと、考えれば考えるほど苦しくなってきたりもするんですが、でも、彼らがその世界を現在進行形で選び戦い続けているんだから、そこから目を背けたくないです。見てたいです、A.B.C-Zが戦っている姿を。そして、勝利を収めていく姿を。勝つに決まってます、だって彼らはこんなにも格好良くて美しい人達なんだから。世界がA.B.C-Zに合わせるべきだろって、オタクは本気で思ってます。

 

世界中がA.B.C-Zの味方になりますように。そういう世界であって欲しいと本気で願ってます。これからも頑張っていこうなあーえびちゃーん!愛してます!まとまりないままおしまい!

 

 

 

大事なことを書き忘れていました。ダ・ヴィンチ編集後記。

ddnavi.com

 

取材を終えてのライターさん3人の取材後記です。これも本編に負けず劣らず読み応えが抜群でした。ダ・ヴィンチ本体ではとにかくA.B.C-Z5人の話をしていましたが、この取材後記はそんなA.B.C-Zの取材をしてくれていた間の人達の話が、雑誌のテキストとは全く違った本人たち視点から書かれています。

個人的には瀧 晴巳さんの河合くんの話にめちゃくちゃ唇を噛み締めたのですが、私は塚田担なので塚田くんのインタビューをしてくださった立花ももさんの記事の話をします。

なんてたってツカツカああツカツカ…。

立花さん視点から語られる、塚田くん視点の、戸塚くんの話。ちょっとこう尊すぎてつらいので…読んだことない人はとりあえずそこだけでも読んでください…ツカツカ尊い……(:3 _ )=

ツカツカの話は飲み会の席でするとして、私は塚田くんの表現の仕方が印象的でした。

「『あ、やわらかさがある』」

塚田くんの根っこは体操で培われた身体能力とその思考そのもの、塚田くんは体育会系のアスリート気質、と上に書きました。確かにその通りなんですけど、塚田くんって時折突然文系臭を放ってくるのが困りものです。体育会系と文系って真逆の性質だと私は思うんですけど、その真逆の性質を塚田くんはどうやら両方併せ持っているみたいなんですよ。塚田くんは体育会系特有の完全結果主義者で数字で順位を付ける理数系な人でもあると思うんですけど、「とっつーはかたくて、僕はやわらかい」ってかなり抽象的な言い回しだと思うのです。塩コショウを振って焼いただけの肉の固まりに食らいつきながら、(゚∇゚)細かい味の違いとかちょっとよくわかんないけど、美味しいものは美味しい!って言ってそうなのに、好みはおおよそサブカル系で、しかもカウンターとして選んでる訳ではなく、自然とそちらの文化に手が伸びる人みたいで。好きな女子アイドルもももクロではなくでんぱ組、48Gではなくハロプロですし、イットランズのパンフレットでも「アメリカ文化よりイギリス文化の方が好き」といった記述もある天然サブカル野郎なのです。だから、ダ・ヴィンチとの相性がいい。「陰」と「陽」、両方を併せ持っている塚田くんの面白さが、こんなところからも伺えます。

*1:今思い返すと自担を前にして自分よくそんなことできたなマジでっておもいます。

*2:ちなみにとっつーにやめたいと相談の電話をしたことがあったこともここで初知りです。一万字ではとっつーから声かけてくれた、みたいなに書いてあったけど、記憶の混同…?

*3:MW特典でメイキングカメラの方が「撮影時間が押してますね」と言ったら塚田くんが珍しく語気を強めて「時間で言うとです。その分精度は上がっています」といった返しが特に印象的です。