えりあし

思ったこと、残しておきたいこと、いろいろ

You're so fantastic!!!

2017年3月26日。今年もSASUKEの季節がやってきました。季節、といっても今年の収録日は2月11,12日と、例年より随分と早い開催になりました。

 

2015年に塚田くんがSASUKEに初出場を果たしてから、早くも今年で3回目の挑戦。ジャニーズから初のSASUKE出場と謳われた2015年は、塚田くんはアウトデラックスに初出演を果たしたばかり。翌年はそのリベンジ――でしたが、まさかの初主演舞台の千秋楽日とSASUKE収録日が重なるという、タイミング的に厳しい中での出場でした。

 

akeras.hatenablog.com

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幸い今年は主演舞台とハシゴすることはなく、順番も後半で他の選手から勉強する時間を十分に用意して貰い、前回のような悪天候でもなく、昨年に比べると随分と優しい環境になりました。今年は新たに直属の後輩であるSnow Manの岩本照くんも参戦することになり、過去2回とはまた違ったプレッシャーが塚田くんに圧し掛かっていたかと思われます。塚田くんも「今回で1stステージをクリア出来なかったら区切りをつける」と自身に発破をかけ、並々ならぬ気合で臨んだ今年のSASUKE。

 

結果は、目標であった1stステージクリア。ジャニーズ初SASUKE出場を決めた塚田くんは、ジャニーズ初1stステージクリアの記録も見事成し遂げました。

 

 

今年の2月は5周年デビュー日と『Reboot!!!』リリースがあったため、リハーサルや音楽番組の収録など、忙しくないわけない環境の中でのトレーニング、後輩の岩本くんも連れてSASUKEの合宿に参加して。思い返せば、去年に限らず初出場の2015年のときのSASUKEもアリサマコン代々木公演1週間前の収録で、コンサート前に怪我でもしたらどうするの~~><とか言ってました。仕事との兼ね合いや、自分のコンディションや、当日の天候状況など、万全の環境でSASUKEに臨めている人なんてきっと殆どいなくって、それでも、決して自分の口からは言い訳をしない塚田くんのことを心から尊敬しています。*1

 

今年の塚田くんの挑戦は、緑山の魔物に足を引っ張られるようなひやっとする場面が何度もあって、それでも塚田くんは前へ前へと進んでいきました。他の出演者の方たちを見ていて、そんなところで落ちるの?!って信じられないような場面が何度もあって、最後の最後までどうなるかわからなくって、ゴールの足場に体を乗せて、言葉に表せない咆哮をあげながらクリアボタンを押し叩いた瞬間、ようやく安堵の息を吐くことが出来ました。

一度はその場に腰を降ろし、けれどまたすぐに立ち上がって、出演者や観覧客のいる後方を振り返ってまず塚田くんが発した言葉は、「ありがとう」でした。「ありがとう、ありがとう!」それから、「余裕、余裕!」って。

塚田くんっていつも自然な微笑みを浮かべながら楽しそうにリラックスしていてるか、集中しているときは表情がなくなって無の顔つきになるかのどちらかなのに、顔の筋肉がぐっと強張って、都会の余裕というより野生の強さ、楽しさより猛々しさが勝っているこんな表情、殆ど見たことないです。声も、いつものお腹から発せられる伸びやかな声とは質が違って、緑山の広い屋外で「余裕!」と吠える塚田くんはさながら野生動物のようでした。

余裕とか加減とか一切なさそうな強い力で岩本くんを抱き込む塚田くんは、岩本くんよりずっとずっと大きく見えました。自分の努力やプレッシャー、成功の喜びを口にするより先に「照と一緒でよかった」って、真っ先にそんな言葉が口から吐いて出る塚田くんのことを、素敵に思わない人なんているんでしょうか。

極限まで追い込まれた環境下でも、塚田くんの視界は塞がれていませんでした。初めて大舞台に参加する後輩と、他の挑戦者の皆さんと、もしかしたら、いやきっと、OAを見ているであろうテレビの向こうの人たちのことも、塚田くんは忘れていなかったのではないでしょうか。いつもの塚田くんじゃないのに、紛れもなくいつもの塚田くんが、そこにいました。

 

 

今年の塚田くんに求められていたのは、塚田くん自身も掲げていた、絶対、最低限、なにがなんでも、1stステージクリア。塚田くん本人の目標と重なってはいますが、塚田くんは一人だけど、塚田くんを取り囲う期待の量や重さは、一人や二人、百人や千人どころじゃないです。それを背負って出場するだけでも、重くて苦しくって逃げ出したくなりそうなのに、塚田くんは逃げなかったし、自分の手で、体で、努力で、勝利を掴み取りました。

 

今でこそ塚田くんのソロ曲といえば「塚☆リカ」が定番となりつつありますが、過去の塚田くんのソロパフォーマンスを振り返ってみると、初演ABC座星劇場ではスーツでアクロバット。SUMMERYではスローアクロ、マンションやチェーンフライングを使ったアクション。初めてのツアーtwinkleコンでは、今ではコンサートの目玉とも謳われるようになった、花道を使った連続バク転とロープパフォーマンス。危険と隣り合わせの体を張ったアクションに積極的に取り組んでいました。リカはとても楽しいものだけれど、見る人の受け取りやすさを除いていったら、塚田くんが表現したい形は、得意の身体能力をふんだんに使ったアクション、なんだと思います。

「アクションモノに出たい」「出ないとバチあたりなんじゃと思うくらい」「この体を授かったんだから」―――ボク穴パンフレットの塚田くんのテキストが今年も蘇ります。

アウデラでバラエティの道を拓いた塚田くんですが、SASUKE以降体を使った番組にも呼ばれていて、でも、どの番組でもあんまりいい結果は残せていないんです。結果以上のものを届けてくれていることは間違いないのですが、でも、塚田くんの闘おうとしている世界は、絶対結果主義の世界。正解のないバラエティやお芝居と違って、スポーツは明確に勝敗という結果が伴います。

バラエティで人気者と呼ばれても、夢のようなカンパニーと演技仕事に取り組めても、塚田くんは自分の身体を使うことで、勝利という明確な結果を残すことを諦めませんでした。ずっとずっと塚田くんが欲しがっていたものを、今年、遂にやっと、手に入れられた。そしてその姿を、テレビを通してたくさんの人たちに見せてくれました。よかったです、本当によかった。塚田くんが欲しかったものって、いくらおたくが頑張っても絶対にあげられるものじゃなかったから。他の誰よりも塚田くん自身が望んでいたものを、塚田くんは自分の力で掴み取った。祈ることしか出来なかった、おたくとしてなんにも頑張れることはなかった。けど、だからこそ、100%塚田くんの力なんだと確信出来て、感動が二重にも三重にも膨れ上がって、テレビの前でOAを見て、訳がわからないくらい泣きました。

 

「好き」の気持ちはもって3年、なんて話がありますが、塚田くんという人を好きになって私はこの春で4年になります。もつもなにも、この4年の間に塚田くんへの想いは何度も新しい「好き」で上書きされていって、何度も何度も最新の塚田くんを新しく好きになっていきました。私、飽き性なんだけどなあ。奇跡みたいな強い感動を、塚田くんは何回でも新しく積み重ねてくれるんです。

 

SASUKE1stステージ突破、おめでとうございます。またひとつ大きな壁を乗り越えた塚田くんの次のお仕事、初座長舞台『サクラパパオー』がすごく楽しみです!いつだって新しい塚田くんが一番かっこいい。そんな風に思える人、私は塚田くん以外に知りません。塚田くんの日々と人生が、いつまでも怪我なく病気なく過ごせますように!

*1:去年のSASUKE収録日とボク穴千秋楽日が被っているのを公的に口にしてくれたのは、TVfan公式ツイッターと、SLTコンMC中の河合くんだけでした。塚田くん自らがその話題を口にすることはなかったんです。

 

 

作中の舞台となる競馬場にちなみ、塚田は馬に乗って現れた。インストラクターに付き添われながらも、姿勢の良い姿で馬と一体になる姿を見せた。また「サラリーマンの役作りのため」(宣伝担当)、トレードマークの金髪も暗めの茶色にして登場し、少し落ち着いた雰囲気に。乗馬体験が生かせるか聞かれた塚田は「ジョッキー(役)じゃないので、あんまり関係ないかな」と苦笑していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

トレードマークの金髪も暗めの茶色にして登場し

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暗めの茶色

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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無理……(めちゃくちゃたのしみです)

おたく視点でA.B.C-Z5年間のシングルリリースを振り返ってみた

2017年2月1日にA.B.C-Zがデビュー5周年&3rdシングルCD『Reboot!!!』をリリースしました!わーいおめでたい!

『Reboot!!!』は【5周年Anniversary盤】【5周年Best盤】【通常盤】と全部で3形態あります。その内の【5周年Best盤】では、メンバー5人で今までのMVを鑑賞しながらトークを繰り広げていく、といった特典映像がついていて、「このときこうだったね~」「最初は振付違ったよね~」「撮影中にこんなことがあってさ~」などなど、アイドル目線から語る当時の話がとってもとっても面白かったので、「この曲のリリース時期にこんなことあったよね〜」「あのことってファンの間ではこんな風に言われてたよね〜」などなど、おたく目線の振り返りもやってみたいなあ〜!と思いこの記事を書きました。

 10周年、15周年と経ったときに、当時のことを振り返れたら楽しそうだから書き留めておこう!というゆるい感じの記事なので、気軽にお付き合いいただければなによりです〜。

 

 

 

Za ABC~5stars~(12.02.01)

デビュー曲です。11年12月9日がデビュー会見日で、塚田僚一くん24歳最後の日でした。「最高の誕生日プレゼントだった」と本人も雑誌で話していました。

発売日の1月31日に、SHIBUYA-AXでメンバーが手渡しで販売したそうです。アイドルが手渡しでシングルを販売するって記事をみたときは、A.B.C-ZASAYAN出身なのかな?と思ったのが懐かしい。

リアタイ当時私はファンではなかったのですが、デビュー翌々日のMusic StationA.B.C-Zが出演していたのをたまたま見かけていました。

大量のJrを従えたA.B.C-Zのみなさんは、メンバーの名前が書かれたのぼりを持っており、関ジャニ∞以外にものぼりを持ってデビューする子がいるんだな〜、とその時は特に引っかかることもなくただぼんやりと眺めているだけで、でも、ふとのぼりの“五関晃一”の文字を見て、小学生のときに地元の縁日のくじ引きで当てた五関くんのラミカ(非公式)をスマイルマークの筆箱にしまっていたことを思い出して、五関くんだー懐かしいー!えっ、まだジャニーズやってたの?!今がデビューなの?!あれっ、“郁人”って嵐担の方のブログでよく見かけてた名前だな?!うわーーーデビューできてよかったね!!!A.B.C-Zデビューおめでとう!!!!とさして知らないながらもそんな風に思ったことを覚えています。

デビュー時の密着映像はABC座星劇場の特典にも収録されています。デビュー3日後に初日を迎えた初演ABC座の稽古風景も併せて収録されていて、みんなおぼこい!今の方が年齢を重ねているはずなのに、今の方がつやつやうるうるなの、すごいですよね…。塚田くんが今ほど殻を打ち破れてない感じがして味わい深いです。18歳の橋本くんは稽古場でもすげー遊んでて、小5のくそがき感がすごい笑。大人になったなぁ!

『砂のグラス』は元々はKinKi Kidsの候補曲だったのをA.B.C-Zが貰ったんですよね。*1MVでは真っ黒な背景の中真っ黒なシャツと真っ黒なパンツを身に纏ったA.B.C-Zが踊っているんですけど、衣装と背景が同化しているので、その中で踊ると肌が露出している手や顔が宙に浮かんでいるように見えて、お化けみたいな不気味さもあるんですけど、浮かび上がった手や腕や顔が描き出す軌道がまた美しいんですよねえー…。はしふみ:つかとつごっちで分かれてるのも今で見ると新鮮でいいですね。

 

 

ずっとLOVE(12.09.12)

作詞を戸塚くんが手がけているんですけど、いやーほんと、めっちゃいい歌詞ですよね…!ニノが情熱大陸「ジャニーズは一流のものしか世に出さない」と話していたのを覚えていたので、シングルなのにメンバーが作詞ってすごくない?!とまず驚きました。ずっとLOVEの歌詞の話は一行一行声に出して読みながらいつまででも褒められるくらいめちゃくちゃ大好きです。

当時はダヴィンチ連載もまだ始まってなかったのに、ジャニーさんに急遽作詞を任された戸塚くん。出来上がった歌詞を一番最初に塚田くんにメールで送って見せたけど、メアドを間違えて全然知らない人に届いてしまって、「送り先を間違えてますけどいい歌詞ですね」って返してもらった、ってエピソードもだいすきです。

MVも大好きです。こちらもリアタイ時はまだファンではないのですが、当時からファンだった友達に教わったのが、番協メールが来たと思ったら後日「ドレスコード必須」と要項が追加されたメールが届いたそうです。このころには既にペンラ狩り事件の片鱗が垣間見えますね。

MV撮影と一緒に収録されたコントも大好きです。ジムナスティックお兄さんの教室に通うヤンキー祥太くんと付き合いたい。ラッパー系医師団とか腹抱えて笑いましたね。五関マネージャーの女装姿が馴染みすぎてて、初めて見たときはあれが五関くんってことに気付かなかったです。もっとコントやって欲しい~とおもってたんですけど、私をえびコンに連れていってくれた友達は「コントはもういい」と一刀両断していたので、世の中難しいなっておもいました。

ずっとLOVEのCM、たまたまテレビで流れているのを見たことがあって、あれ、めっちゃ怖いですよね。ひたすら歌詞を暗唱する黒髪の顔がきれいな人(こわい)、自分の名前と思しきニックネームをひたすら繰り返す人(だいぶこわい)、演出:うすた京介ばりに咳き込む人しぬほどこわい…すごい怖かった…。えびにハマってから見返したときに、あっ怖い人たちだ!!っておもったの覚えてます。こわかった、シュールすぎた。またやってほしいです。このときの塚田くん顔違うなって思ってたら、遅刻してたのか…笑@本家鑑賞会

最近のコンサートではお客さんと一緒に踊る曲になっていますか、同年のSUMMERYのずっとLOVEがすごく好き。5人が横一列になって隣の人の腕をつかんでウェーブする振付が、SUMMERYではすごくきれいに映像に残っているんです。みんなおぼこいけど、いい顔してるんだよなあ…。

紹介すると戸塚くんの熱量が上がる『ボクら〜LOVE&PEACE〜』も同じ会場で撮影してましたね。これに関してはMVより、SUMMERY、twinkleコン、JW感謝祭での球体ジャングルジムでのパフォーマンスの方が印象が強いです。個人的にはJW感謝祭のがお気に入り。メンバーカラーがよく目立っていて、でっかいことやるからド派手な衣装なんだな〜と思ってよく見てみたらまさかのジャージでした。圧倒的に機能性重視でした。唯一Twinkleコンで実物を見たんですけど、私は一体なんのコンサートに来たんだ大賞ナンバーワンでした。Twinkleコンでは火花とか散ってたよね。サルティンバンコだった。

シアタークリエでのライブの模様も収録されています。金髪青リボンごせ子ちゃんはここで見れますよ。ラルフローレンの紺色のポロシャツを着た河合くんの姿になんともいえない気持ちになりますね。すき…。

 

 

Twinkle Twinkle A.B.C-Z(13.03.06)

すごくいい時期でした。デビューして初めての全国ツアー、Twinkleコンサートと同時期にJ'Jワーホリ旅がテレビで放送されていて、この時期にどっと新規が増えた、とデビュー前からファンの友達が話してました。デビューしてから毎週テレビ露出があったのってワーホリ旅が初なんですよね?気軽にコンサートに行って、スコーン!と落とされて帰ってきた身としては、その流れで毎週テレビでA.B.C-Zを見る機会があったのはとても有難かったです。ワーホリ旅は次の放送が待ちきれなくて、週に何回も同じ回を再生してはそわそわしていました。

コンサートに連れて行ってくれた友達が会場でこのDVDをプレゼントしてくれて、コンサート翌日から毎日毎日ずーーーーっと繰り返し見てました。なんにも知らない状態でコンサートに入ったから、A.B.C-Zに関するものはこれしか手元になかった。すっごくすっごく素敵で、何回見ても飽きなくて、そこに理由なんかなかった、ただただ素敵で幸せな映像だった。コンサートのときに感じた言葉にできない幸福感がこのDVDにもそのまんま詰まっていました。本当に、ずっとずっと、ずーーーーーーーーっと見てました。

だから、MV鑑賞会でもえびちゃんがTwinkleをいいって言ってて、すごく嬉しかった。序盤のコントは確かに謎だったけど、昔のアメリカとA.B.C-Zは切っても切れない関係にあると思うので、あってよかった演出です。

A.B.C-Zを知らない友達に勧めるときには、必ずこのDVDを渡します。私が好きなA.B.C-Zは全部ここに詰まってる。大好きになった瞬間に一番近い距離にいてくれたから、っていうのももちろんあると思うんですけどね。特別な一枚です。

MV撮影日は初演JWの休演日だったそうで。100公演を越える舞台の貴重な休みの日にMV撮影って化け物かよ…すごい…その辺は今も変わらず体力お化けですね。舞台期間中のえびちゃんの動きのキレがやばくって、『Desperado』はCGを使っているのか?と今もまだ疑っています。人間のする動きには思えない。

この曲は当時の少クラでめちゃくちゃやってた印象があります。オーストラリア帰りで肌が真っ黒なえびちゃんがカラフルキンキラスーツ着てる絵面がやばかった。最初は振付もアレンジも違ったと聞きました。少クラでもやってたような?初演JWは入れていないので詳しくはあんまり知らない…。Johnnys'Wolrdの感謝祭ではビートルズのオマージュとしてお客さんに追いかけられるA.B.C-Zが見れます。ドームの外から始まるワンカメという斬新すぎる演出。とにかく楽曲がハッピーなのでどこで聞いても楽しいです。今やえびコンの風物詩である、お客さんが主導で色を切り替えるペンライト演出の始まりも、Twinkleコンのこの曲からです。

 

 

Walking on Clouds(13.07.10)

ここからリアタイだよー!いえーい!

初お披露目はJUMPドームコンでしたね。この曲とセットで思い浮かぶ河合くんのかっこいいエピソードはコチラから。

屋内のワンカメはTwinkleで一度極めたところがあるから、今度は屋外でワンカメ、という強気な姿勢が好きだなと思いました。あまりロケ地巡りはしない方なんですけど、本人たちが歩いた地面を歩いてみたいと思って、富津公演にも遠足しに行きました。いい思い出だあ。

メイキングの始まりに、橋本くんが小顔ローラーで顔をコロコロしながらおにぎりを食べながら出てくるのが最高可愛かった。まだ未成年の橋本くん…。

途中、塚田くんが膝から血を出して一時撮影が中断されるんですけど、鑑賞会を見てわかったのは血が止まらなかったとかそういうわけではなく、ズボンが一本しかなかったからその染み抜きをしてたみたいですね。スタッフから塚田くんの流血を聞いて、その場を暗くしないように茶化す河合くんと、ひとり俯いて神妙な面持ちになっちゃう戸塚くんと、それぞれの顔が見れたのが印象深かった。

昼にWoCを撮影してからの、夜に『MyLife』の撮影をしてたみたいで、MyLife用のセットを組んでいる間にスーパー塚田タイムが入ります。富津岬のロケーションをバックに色んなポーズ決めてくれてます。流血してたんじゃないのか、休まなくて大丈夫か、でもかまってくれてうれしいありがとう…塚田くんすき!

メンバーみんな動くけど、特に塚田くん、みんなより一際動くので疲労がすごそうで、カメラに抜かれてないときに膝をついて項垂れてるんですけど、いざカットインする頃には疲労なんか一切感じないさわやかな笑顔を携えていて、塚田くんのアイドル力に感動します。

エルパカ盤なんて販売形態がありましたね。ローソンで予約したなあ。ローソン前ののぼりだかポスターだかにえびちゃんの姿があって嬉しかったな。エルパカ盤にはジャケット撮影の様子が入っていました。新規だったので、戸塚くんが塚田くんをビンタする姿を見て、とっつーひどくない?!暴力はよくないよ!!と怒ったりしました。若かったですね。

 

あとこの時期、えび担が暇で死にそうでした。ABChanzooは始まったけど、Twinkleコン以降は待てど暮らせど現場のお知らせが来ない。Twinkleとワーホリという過去最高に満たされた期間からの音沙汰なしだったので、新規なのに干からびてました。次の現場が決まるまでこんなに間が開いたのってこの年だけだったように思います。塚田くんは沖縄に行き、河合くんは家でずっとカルピスを飲んでたんだって。

 

 

Never My Love(13.11.20)

タイアップ曲がないえびちゃんですが、ここらへんから楽曲と現場のリンクが強くなってきます。

13年ABC座「ジャニーズ伝説」での一番のメイン曲です。2013年はジャニーズ事務所創立50周年の年でした。元々この年のえび座は違うストーリーの予定だったのが、稽古場でジャニーさんが話してくれた初代ジャニーズの当時のエピソードを採用する形になったそうです。デビュー2年目のグループにジャニーズ50年の歴史の始まりを上演させる、ってすごい話ですよね…。

『Never My Love』はジャニーズのアメリカデビュー曲になるはずだったのが、いろいろあってそれはなくなり、50年の時を越えてA.B.C-Zが歌い継ぐこととなりました。こんな時にも聞こえてきますね、“時を越え5stars”。時、めっちゃ越えてます。

ジャニーズ事務所と同じく日生劇場も設立50周年の節目を迎え、当初は休演日の予定だった10月20日に公演が執り行われることになりました。このお知らせは小さいながらも新聞にも載っていました。河合くんと日生劇場は同じ誕生日なんですよね。オタク的にも河合くんの誕生日公演が叶って大万歳でした。

更に、この曲のリリース日は日生劇場&河合くんの誕生日からちょうど1ヶ月後の11月20日。ジャニーズ解散日と全く同じです。寄せるにしてもこんな偶然ってなかなかないですよね。A.B.C-Zは本当に数字にご縁のあるグループだと思います。

MVが初解禁されたのは11月13日、戸塚くんの誕生日でした。しかもその媒体はテレビやラジオではなく、まさかの新宿駅東南口、新宿アルタ前、新宿駅西武線近くの三か所の街頭モニターに映されるという大々的なお披露目でした。私も見に行って動画も撮影したんですけど、随所で「塚田くんかっこいい…」とぼやき声が入っているので人目に出せません。

私は南口駅前で見たのですが、おそらく一番人が集まったであろうアルタ駅前では、時間になるとさっと集まり、映像が終わると拍手をしてからさっと解散して行った、と聞きました…えび担、秘密結社かよ…。

ネバマイ、塚田くんが本当に本当に大事そうに歌うんです。雑誌のインタビューでも、A.B.C-Zの好きな楽曲を聞かれると、必ずといっていいほどネバマイの名前を挙げています。塚田くんが大事にしてるので私も大事にします。好き。

定点カメラで撮影したダンスverもあって、これ!こういうの求めてた!!と大興奮。えびあるあるなんですけど、撮影日より現場を経たあとのほうがダンスの熟成度がガン上がりしているので、現場のネバマイを知っているとMVのネバマイがちょっと物足りなく感じちゃいます。でも踊ってるところを全身でずっと見れるのほんとうれしいー!えびでスタンドマイク曲っていうのも珍しいし、こういうのもっとやって!

ロケ場所は関ジャニ∞の『DyeD?』でお馴染みのロックハート城。RPGの勇者気分になったのかメイキングでは塚田くんがなにかにつけてロックハートの魔物だよ!」ロックハートの魔物の存在を信じて疑ってないんですけど、ワンカメ撮影中に音声さんのマイクが映り込んでしまってNGになったときに塚田くんがロックハートの魔物のせいですね!」と言ってくれたので、ロックハートの魔物はいいやつです。

 

『Like a brow』もえび座で初お披露目だったかな?すげーなんか強そう!これ見るためにえび座増やそう!と思ったのをめっちゃ覚えてます。MVのソロでのリップシンクパートはスタッフさんに「あんまり動かないで」と言われたそうですが、塚田くんはめっちゃ動いてます。ずるくない?好きです。

ジャニーズトニトニワールドでも披露していて、橋本くんがブランコして後ろでおにいたちがリングの中でくるくる回ってました。なんだったんだあれは。

 

 

Legend Story(14.07.09)

好評につき、5月にジャニーズ伝説が再演されることになりました!はやすぎ!笑 ジャニーズ伝説再演時のメイン曲*2です。思えば五関くんの再演芸はここから始まったように思います。

1幕は初演とほぼ同じ内容で、2幕はメンバーそれぞれソロの演目がありました。LSは2幕劇中の最初と最後に2回歌われるんですけど、バラードverとアップテンポverがあって、リリースされたのはこの2つを合体させたverです。

MV撮影に番協の呼びかけがあったのですが、ここでもまさかの後出しじゃんけんで「番協に参加する際はコンサートペンライトを持ってきてください」とのお達しメールが届きました。番協に参加したくてもペンラがないとダメ、みたいな文面だったかな。当時この世に存在したA.B.C-ZのペンライトはTwinkleコンの星型ペンラの1種類のみで、あれから1年以上経ってコンサートに参加してないファンも多くいるのに?!と思っていたら更にメール。「ペンライトを貸してくださる方を募集しています」。これが世に言うペンラ狩りです。*3

他のグループのペンライトではダメだったのはMVを見て明らかになりました。コンサートでもやったペンライト演出をするには、色と順番の兼ね合いでA.B.C-Zのペンライトでないとダメだった。鑑賞会でも話してましたが、振り付けをその場で指導されてその場で覚えてすぐに本番を迎えたえび担、やはり秘密結社の一員…。

 えび座の流れを引き継いだツアータイトル、Legendツアーが8月9月に開催されました。Twinkleコンから長かったなー!このツアーの最後の曲も『Legend Story』でした。皆で歌い始めるのってどこから始まったんだったかな。公演数を重ねていくにつれて、客席の合唱がどんどんおおきくなっていって、音楽が、今この瞬間育まれているさまを目撃できたのがとても感慨深かったです。曲って育つんだなあ、って。初めての感覚でした。

曲紹介が戸塚くんだったんですけど、つか舞台のテンションで「歌っちゃう?歌っちゃう?歌いましょーーーう!Legend Storyーーーー!!!」と両手を天にかざして熱く吠えてからの、あの壮大なイントロが流れ始めるのが毎回怖かったです。そういう曲じゃない。客席が歌っている姿を見つめるえびちゃんたちの、慈愛に満ちた表情が忘れられません。

 

『僕らの答え~Here we go~』は同年夏にテレ東深夜で放送されていたA.B.C-Z5人主演ドラマ『魔法男子チェリーズ』の主題歌でした。八王子の平和を童貞を貫くことで守る魔法男子チェリーズのみなさんたち。のちのABChanzooへの布石ですね。

 

 

SPACE TRAVELERS(15.01.07)

錦織さんがプロデューサー役を務めた『新春Johnnys' World』の宇宙人曲でした。A.B.C-Z、宇宙人の役似合いすぎる。JWとMVは微妙に衣装が違ったんですよね。MVのやつが動きにくかったから変えたんだっけ。目玉は今やお馴染みの4人で五関くんを振り回すGOSEKIですね。五関くんの口から「怖い」って言葉が出てくるのがおもしろい…。衣装の考案は河合くんです。宇宙のヒーローみたいですごく好き!

新春JW期間中に帝劇でのみ予約と購入が出来る劇場限定盤なんてものもありました。劇場盤には、撮影を終えて、皆で乾杯して親睦を深めよう!と考えていた塚田くん持ち込み企画の打ち上げパーティーの様子がついているのですが、かなりのぐだぐだです。塚田くんに大勢の飲み会の幹事を任せちゃいけないな、って確信出来ます。

通り道のあちこちにスタッフさんが細かく黄色の小物を設置してくれていて、その気遣いに感動するんですけど、塚田くんは特に生かしきれてないです。でも皆ちゃんと付き合ってくれるから、A.B.C-Zは優しいな…。

戸塚くんは映画の撮影のために坊主に、塚田くんは舞台イットランズのために頭をモヒカンにして、何故かガタイもよくなってたので、この時期のツカツカツーショットはおそろしいです。カレンダーこわいよう…。

MVでやっていた壁が迫ってくる演出をJWでもやってくれて、曲も見た目もすごくポップで好きだったな~。帝劇でやることを前提に作られたと話していたような。前年のトニトニワールドでは『Space Beat』が同じ位置にあたる宇宙人曲なんですけど、どっちも好き!A.B.C-Zに宇宙コンやってほしいー!

『Finaly over』は14年夏のLegendコンで初披露でした。Legendツアーは久しぶりのコンサートだったので、皆に声を出してもらうためにロック系の曲が序盤に詰め込まれていて、FOは一曲目。久しぶりのコンサートツアーの一曲目に初披露のFOを持ってくるって、今考えると大分攻めてたなー!*4

ヘドバンする塚田くんがかっこよかったな…。赤スーツの下に着ていた黒シャツがノースリだったのは衝撃的だった。

 

 

Moonlight Walker(15.09.30)

初の!シングルCDです!!アルバムは出てたけど、シングルCDは初めてだったんですよねーおめでたい!

A.B.C-Z Summer Paradise初日、テレビにもラジオにも流れていない、この日が正真正銘の初お披露目でした。このくらいの頃から、A.B.C-Zは発表の仕方にも気を使ってくれるようになっていたなあ。なるべく自分たちの口からストレートにお客さんに伝えてあげたい、という気遣いに泣かされますね。サマパラ初日のMCではシンガポール帰りの河合くんがメンバーにお土産を配ってくれた*5んですけど、五関くんがMW衣装にポシェットを掛けて登場してくれてましたね。お茶目関さま。このときの様子は当時のWSでちょろっと流れてましたね。

初シングルCDとのことで、特典がすごかった!MVと、えびしマーケットから続投されたダンシング五関先生がついた初回A、メイキングとジャケット撮影がついた初回B、情熱大陸風な密着ドキュメントがついた初回C、通常にはカップリング曲が多めについて、あとはドラマCDつきポニキャショプ盤!!笑

ポニキャ盤はポニキャで予約して買えたんですけど、全部で5種類、それぞれにメンバーによるドラマCDがついてくる、と発表されたときには、ドラマCD???と首を捻ったものですが、いざ購入して手元に届いて聞いてみたら、もっと首を捻りました。少年隊のベストアルバムにも楽曲じゃないトラックで、少年隊とデート体験♡なパートがあったので、そういう妄想シチュエーション系のやつかと思ったら、全然違いました。なんていうかね…説明できないよね…。A.B.C-Z7不思議のうちのひとつです。7以上あると思うけど。

向こうがきてくれないならこっちが向こうに寄せればいいじゃない精神でつくられた(仮)初回Cの密着ドキュメントは、MWを中心に夏のA.B.C-Zの様子に密着しているので、橋本くんのサマパラ、河合くんのMW打ち合わせと滝沢歌舞伎シンガポール公演のリハとの平行、塚田くんのアウデラ出演以降の様子、戸塚くんの昼ドラ出演、五関くんが振付に悩む姿なんかも入っていて、思い出のアルバムの裏側みたいな感じ。塚田くんが五関くんを誘って二人ごはんに行ったときの様子も見れます。そして来年の初夏、二人は北海道へ…。5人に密着、と銘打たれていますが、半分くらいは五関くんの情熱大陸です。メイキングでは戸塚くんがずっとお菓子食べてて、なぜかいきなりベジータの話しだすからちょーかわいいよ。

カップリング曲の『Smiling Again』は10月のABC座で使われました。テーマソングって言ってもいいくらい!OPでは天使みたいな真っ白な衣装で歌い踊るえびちゃん、1幕最後では中にバンドとサスペンダーを着込んだタキシードに身を包んで、キャスト全員で歌い踊るえびちゃん。粋な演出でした。腰まわりにふわふわをつけて「できればゆっくり 僕たちは恋したい」と歌ってターンするえびちゃん、可愛すぎた…。

同じくカップリング曲の『ラブレター』は、塚田くんが誕生日を迎えた時期のラジオで、塚田くんが感謝を込めてこの曲を流してくれたことで、一気に大好きになりました。塚田くん、アイドルの鏡では…(:o;)どこで覚えてきたの、そんな計らい…(:o;)

 

 

花言葉(16.03.16)

2015年はアルバムにシングルにとCDリリースが続いていたので、もうA.B.C-ZはDVDを出さないのかな?という心配に対する答えを1年以上ぶりのDVDリリースで証明してくれました。す、好き…!

曲より先にメンバーの役と設定がポニキャHPで発表されました。塚田くんの紹介文が“神出鬼没の掃除屋”で、それはファンタジーの方なのか始末屋の方の掃除屋なのかで悩みましたが、前者でした。

久しぶりのDVDはワンカメではなく、エキストラ他女優さんをお呼びしての、恋愛映画のような25分のショートムービー仕立てになっております。

楽曲選びではなかなかコレといったものには出会えず、このままだとお祭り騒ぎみたいな曲になるところだったそうですが、最後の最後にようやく出会えた『花言葉』は、今まではパフォーマンスがメインだったことから、楽曲の良さを第一に選ばれたそうです。落ちサビの橋本くんソロでは「ありがとう 愛してる」とドストレートの愛の言葉を紡いでくれます。時を越えたり宇宙に連れていってくれたりする楽曲が多かったA.B.C-Zの中では、珍しくド王道なラブソングです。

重大発表との御触書の通り、今回はなんと映像で!ツアーとアルバムとCDのリリースが発表されました。映像で発表っていうのもまた新しい!えびちゃんおもしろい!個人的にはFCかな?FCきちゃうかな??とそわそわしていましたが、それはもうちょっと待とうな、当時の私…。

ヒロインの女の子と橋本くんがデートで行った水族館はエプソンアクアパーク品川。イルカショーがサマリーみたいだと話題なので行ってみたいなーと思いつつまだ行けてません。これもいつか行きたい。

メイキングの個人的な見どころは、婚約者の役に感情移入してマジなのか遊びなのか判別の難しいテンションで「帰ったら宇多田ヒカルのベストアルバムを聴こう…」とつぶやく戸塚くんの姿です。いい曲ばっかりだもんね、宇多田ヒカル…。

通常盤の特典映像にはABC座の2幕ショータイムのが収録されています。この年の2幕は「A.B.C-Zが一度も舞台上からいなくならない」がテーマで作られていて、発案者はジャニーさんだそうです。「ジャニーさんどれだけA.B.C-Zのこと見てたいのぉ?」ってどぅふどぅふしながら話してた河合くん可愛い。演出担当の河合くんはジャニーさんと一緒に構成を考えていたようで、「前よりボツにされることが少なくなった」と嬉しそうに話していた姿も印象的。

 『Great5』『PERIOD』『Tomorrow』もすべてABC座での新曲たちです。

 

 

Take a "5" Train(16.06.22)

花言葉での予告通り、2ndシングルCDです!前作の古き良きジャニーズテイストとは打って変わって、アイドルソングらしいアイドルソングです。シングル、アルバムからの同年夏のSLTツアーへと、3段階の繋がりが意識された連動企画。歌いだしの“Are you ready 君を連れていくよ”はSLTツアーの一曲目でも歌われました。

初OAはこの年から始まったレギュラーラジオ「A.B.C-Z Go!Go!5」でした。パフォーマンスより先に音源が聞けるのは、レギュラーラジオの醍醐味ですよね〜〜!!

上半期は寝盗られ、ボク穴、コイベビと個人舞台が大充実していて、そこからのグループ仕事だったから、いい流れだったなあ。皆外で自信をたっぷりつけてからグループに帰ってこれた年だったように思います。あと、このころから皆のビジュアルのキープ力がすごいです!ずっとかっこいい!*6

シングル・アルバム購入特典で、今ツアーでは行けなかった名古屋、仙台、福岡にメンバーが来てイベントをしてくれる感謝祭なんかもありました。まさかの応募時点では誰がどこにくるかわからないという恐ろしすぎるガチャ…。私が当選した仙台には、ZARAの橋本HAREの五関熱海殺人事件の戸塚*7というツッコミのいない3人衆で、橋本くんがのびのび司会を頑張ってくれてました。

初回Bには忙しいPV撮影合間の時間を縫って、A.B.C-Zがゲームに挑戦するバラエティ企画が収録されているのですが、えびちゃんが揃いも揃って真面目なおばかさんなので、相手を落とし込んでわらってたのしむはずのゲームなのに、皆で協力して一丸となって達成を目指すスポ根特典になっていました。も、も~えびちゃんってば…!(ガクガクブルブル) 

しゃわげ、MWに引き続きダンシング五関先生もいらっしゃいます。先生、今までの授業が難しすぎて全然実践に向いていなかったことを勘付いていらしたみたいなんですけど、踊ってるえびちゃんと同じ動き出来ないのはなかなか難しいんですよね…見て覚えるので…。皆が踊りやすいようにA.B.C-Zのダンスの難易度を下げるという選択肢を微塵も持っていないところが、ダンシング五関先生の先生たる所以ですね☆彡

 

 

Reboot!!!(17.02.01)

DVDデビューとまったく同じ日に5周年シングルCDをリリースするA.B.C-Z、数字の強さがここでもきました!!

今までは自分たちで曲を選んでいたのが、今回はレコード会社が固めてきたものを受け取る形でのリリースになりました。今までずっと曲選びの段階から携わってきたことがまずすごいですよね。花言葉で散々断られてしまったからか、ポニキャ側が外堀を埋めてきた感あります。

リリースのお知らせは16年から始まったA.B.C-Zのレギュラーラジオ「ダイヤルABC☆E」でした。その日のパーソナリティ当番は戸塚くんで、誰よりも先にメンバーである自分の口から伝えられたことを、戸塚くん本人が非常に喜んでおられました。

初OAは年末のラジオのJ's倶楽部で、初パフォーマンスは1/1、元日深夜のCDTVでした。東京ドームでカウントダウンコンサートを終えてからの深夜の生パフォーマンスで、相変わらず体力がすごい!そして戸塚くんと塚田くんは、元日夜のジャニーズオールスターズアイランドで自身らの初日を迎えるという、ハード極まりないスケジュールで。12月公演やゲストとの合わせもあったと思うので、2人が他の出演者たちと合わせる時間はほとんど取れず、ほぼぶっつけ本番だったそうです。塚田くんが自分のセリフ一発目から出てこなかったのも仕方ない仕方ない☆彡☆彡

ジャニーさんでも自分たちでもない人が手掛ける作品に取り組むのは、デビュー後初になるのかな?初めての外部プロデュースにメンバーもおたくもそわそわと落ち着かないところもありましたが、その答えは今すぐ出るものじゃないと思うので、今年1年をかけてたっぷり味わいたいです。

振付も五関くんではなく、ブレイクダンスの先生と何人かで作ったそうで、アクロバットもダンスもふんだんにもりこまれた、今まで以上に動きっぱなしのA.B.C-Zになっております。

前日の1/31には生放送ラジオ 「J's倶楽部」がありました。これもわざわざ合わせたんじゃなくて、予定通りの放送日がたまたまデビュー前日と被ったんですよね。うれしいよね。

このラジオで今聞きたい曲としてリスナー投票で選ばれたのが『明日のために僕がいる』。JUMPのサマリーでA.B.C.と橋本くんが歌い出し、ステージ上のモニターに映し出された“A.B.C-Z”の文字。5人はその話を聞かされておらず、あとでジャニーさんに尋ねたら「youたちは今日からA.B.C-Zだよ」と言われたそうで、A.B.C-Zの始まりの曲です。この日のラジオで河合くんが「ジャニーさんからのサプライズだったんだね」と話したこの言葉を、忘れたくないな、と思いました。

 

Reboot、パワーアップのための再起動、とありますが、今回に限らずA.B.C-Zは今までに何度も原点に連れて来てくれました。

ジャニーズ伝説2幕の「A.B.C-Z伝説」で橋本くんの加入時のエピソードを作品にし、Jr.時代の曲が詰まったアルバム『from ABC to Z』の発売で楽曲も一緒にデビューさせてくれた。初めてのシングルCD『Moonlight Walker』で既存のジャニーズグループの人達と同じ道を歩めた。そしてデビュー日前日にラジオで流された『明日のために僕がいる』。

A.B.C-Zという一冊の本を、たとえ序盤のストーリーを知らないまま途中から読み進めたとしても、A.B.C-ZA.B.C-Zを取り巻く環境たちが、昔からのファンも新しいファンも一緒に、何度でも最初の1ページ目からの景色を見せてくれます。昔からのファンの人たちにしかわからない気持ちや思い出ももちろんたくさんありますが、それでも、新しいファンを置いてけぼりにしないところが、A.B.C-Zのすごいところだと思います。前に進みながらも、まるでそれが運命であり必然であるかのように、最初の1ページ目に出会ってしまう。“ABCから始めよう”、“ZEROよりも強いものはない”。まったく違う場所から生まれたはずの点と点が、あまりにも自然に線として繋がっていきます。私はデビューしてからのファンなのに、「デビューおめでとう」と一体何回心の底から思ったことか、数えきれません。

 

 

 

鑑賞会の5人で会話する時の雰囲気が、未だ嘗てないくらいよかったので、5周年、そしてこれからのA.B.C-Zの活躍に益々期待大です。これ、ブログの最後になるといっつも言ってるけど、本当にそう思ってるから!本当に楽しみなんだ!!怪我なく病気なく、5周年もA.B.C-ZA.B.C-Zを取り巻くみなさんが健やかに活躍できますように!!

長ったらしい約15,000字にお付き合いくださった皆さんも、どうもありがとうございます!みんなが健やかでありますように!!*・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

*1:これって確定のソースはない噂だったんですね!失礼しました!作詞の方のブログによると作詞は書き下ろしで確定っぽいけど、作曲の方からのおはなしはみつけられなかったので、作曲の方はなきにしもあらず…ですが、どのみち確定ではなかったです。失礼しました。

*2:とはわざわざ銘打たれてないけどそんな印象

*3:気づいたらネットでそう呼ばれてました。ちゃんと貸してくれた人がいて、ちゃんと無事に返ってきたとも聞いて、なんか…すごい話ですよね…。

*4:厳密には大阪公演前日の少クラ収録で披露してたんだけど、コンサートが初披露、って言わせて欲しい。

*5:私の中の河合くんが「MCでメンバーにお土産渡すのってジャニーズっぽくない?!」ってはしゃいでる

*6:戸塚くんの前髪にカレーついてる問題は該当担におまかせします。

*7:私服(?)がそうだった

DKの内に自担と呼びたくなったので、梶山担始めました。

結論はタイトルの通りです。あとは個人的な話をつらつらとしていますので、お付き合いいただける方はどうぞ、ゆっくりしていってね
 
 
Travis Japan梶山朝日くんを自担と呼び始めることにしました。現役JKの頃から好きになるジャニーズは軒並みアラサーだった私にとって、初めての年下の自担です。
 
 
朝日の好きなところ。まずは圧倒的に顔。顔です。顔がめっちゃ好き顔ファンです!
眉が太くて、目と眉が近くて、黒目が大きくて、平成のイケメンというよりは、昭和の男前。そういう顔、めっちゃ好きなんです。
セクサマの健人くんソロ『Teleportation』で、めちゃくちゃ目に入ってくる子がいるな、と思ったのが1番最初。あとあとになってそれが当時14歳だった梶山朝日くんだとわかったのですが、踊ってる姿を見て視界に入ってきたってことは、私は朝日のダンスが好きなのかな、と思っていたんですよね。でも、今のJrってみんな当たり前のようにダンスができるし、アクロバットや歌や楽器や更には伝統芸能とか、とにかく多才で、あとはもう好みの領域だと思うんですよね。ってなると、何が私に引っかかったかって、ですよね。ダンスも好きだったのかもしれないけど、間違いなく顔の方がそれより強い。顔ファンです。大事なことなので繰り返しています。梶山朝日くんのがめちゃくちゃ好きです。
 
あと、若いところ。朝日の若さが好きです。18歳、高校3年生。今までは、年下ってだけで興味の対象から自然と外れていたんですけど、例えば朝日がアラサーだったら、自担と呼びたい、とは思わなかったんじゃないかな。
 
若さというと、今までの私だと真っ先に思い浮かぶのが「未熟さ」「不安定さ」でした。セクサマ参戦当時はまだえび担でもなかったので、私のジャニオタレベルも茶の間に毛が生えたレベル。14歳、まだ中学生のJrに担当という看板を持つ、なんて発想は一ミリもなかったのですが、A.B.C-Zのファンになって、ジャニーズ事務所の歴史や生のJrの子達の世界や現状をなんとなく知っていくうちに、気付けば朝日は18歳になっていました。義務教育は終えたといえど年の差は変わっていないのに、自担が高校生ってめっちゃよくない?!名乗りたくない?!?!と当時の自分と比べると随分前のめりに受け取るようになりました。4年の間にJrを取り巻く環境が変わってきて、Jrに対して以前のような怖さを感じなくなったのと、自分の中で明らかな心境の変化が起こっていることも併せてなんだか楽しかったです。
 
自担の塚田くん目当てに『ジャニーズオールスターズアイランド』に何度か足を運びました。
OP、幕が降りてマンションの中にずらりと並んでいたJrたちは、A.B.C-Zの現場で見たことある子たちばかりでした。えび座とアリサマでSnowMan、全員じゃないけどLegendコンにはSix-TONES(チーム羅)がおおよそいて、SLTでLove-tune、この前のえび座でTravis JapanA.B.C-Zの単独現場でなくても、少クラや前年度までのJWを数えれば、あの舞台上にA.B.C-Zと仕事をしたことがないJrって、殆どいないんじゃないかな。そう考えると、なんだかすごく、ぐっときました。
 
えび担になってから、Jrの顔を見ることも個々のキャラクターを知る機会もどっと増えて、しかもえびの現場だと、ただバックやサポートにつくだけじゃなくて、コンサートのMCにJrを呼んだり舞台ではJrだけのパートがあったり、雑誌で名前を見ることが多かったりと、Jrの存在はどんどん身近になっていきました。みんなうまいしみんな頑張ってるしみんな個性的で面白いから、「担当」って括りは使わずに、そのときその瞬間を気ままに気楽に楽しませて貰ってきました。
 
私の担当の定義は、広義で「うちわを持つ人」、狭義では「いま自分に必要な人」です。うちわを持ってみたいJrはちらほらいましたが、後者を満たしてくれる子はいませんでした。
 
朝日を自担と呼びたい、って思ったのは、単純に、すごくタイミングが良かったです。PZやクリエに行かないと見れなかったTravis Japanが、えび座で見れた。ずっと見たいとは思っていたのですが、敷居が高くてなかなかお目にかかれずにいたのが、自ユニの現場で見れたのが有難かったです。デジタルボーイズのパートにA.B.C-Zのメンバーはほぼ出ていなかったので、心置き無くJr.だけを楽しめました。
秋にABC座、年末年始にジャニーズオールスターズアイランドがあって、そしてJr.祭りが決まった。現場の存在はやはり大きいです。えび座千秋楽のお見送りで直接おつかれさまって言えたことや、年末に街で朝日に会ったことや、自分が入った公演にゆまトラが当たったことにも背中を押されたような気がしました。*1
 
現場で朝日を見ることは2013年『ANOTHER』から2016年ABC座まで一度もなかったけど、たまたま開いた雑誌のページや、TLに流れて来たツイートで朝日の名前を目にすることは度々ありました。
 
10代の男の子ってすぐに体が大きくなるし、見た目も髪型も性格もいくらでも変わってしまうから、「いま」を信じる気にはなれなかったんですよね。でも、朝日、びっくりした、記憶の中の朝日と全然変わってなかったから。骨はがっしりしてきたけど、顔の作りほとんど変わらないし、久しぶりに現場で見ても相変わらず顔で踊ってました。ダンスもとってもうまいんだけど、顔の主張が強い。戸塚くんソロとか、めちゃくちゃ楽しそう。戸塚くんソロは朝日に限らずJrみんなめちゃくちゃ楽しそうでしたけど、お客さんの目がなくても、この子たぶん、いまと同じくらい楽しく踊るんだろうな、って思ったんです。
客席降りでも、おたくと触れられる距離にいても萎縮したりもなくすごい楽しそうで、顔が好きだから心の目を通しての加点はしてると思うんですけど、なんていうかな、この子きっと、1人で楽しむのがすごい上手なんだな、って。お客さんがいようがいまいが、「いま」をめちゃくちゃ楽しんで生きられそう。それが、アイランドで得た朝日に対する新感覚でした。
 
昨年10月からじわじわと「いま」を強く意識させられてきて、そしてふと気付きました。朝日はいま、高校3年生。もう少しで卒業しちゃう、DKじゃなくなっちゃう。それじゃあ、いま、自担って呼びたい!!と思って、タイトル通りです。
 
だいぶ勢いで決めました。でも、長らく宙ぶらりんだったピースががちっとハマる感覚が気持ち良すぎて、飛び込んでしまいました。
まだ18歳で、成長期で、この先どんどん変わっていく未来のある子だけど、いま私の目の前にはJr.祭りでのうちわのことと、クリエに入りたいなあという目の前3メートルくらいの景色しか見えてないです。
私は自担は分業制なので、村上くん・塚田くんから貰うエネルギーはそれぞれ種類が違います。「年下」で「Jr」というまったく新しい肩書きを持つ朝日を自担にして、私はこれからどうなっていくのかな、と浮き輪に乗って呑気に空を見上げている感じです。なるようになあ~れ!私もがんばるぞ。
 
 
という記念記録記事でした。ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!
 

*1:ご縁とかタイミングとかに弱いです。げんきん!

声がかれるまで歌おう

 

塚田僚一くん、30歳のお誕生日おめでとうございます!!!!!

 

今回は男・塚田僚一、華の30代突入記念ということで、私から見る塚田くんの好きなところ、素敵なところを勝手にお伝えしようと思います!わー!ぱちぱち!

ただ好きなところの話をすると延々と話し続けてしまうので、どうにか10個に収めました!あんまり収まってないんですけど!

 

 流行りに便乗すると、今回の記事はこういうことですね!

 

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 \\ 塚田僚一 ザ・ベストテン //

 

 

 例に漏れず、主観と独断と偏見で抜粋しておりますのでご了承くださいませ。

 

 

 

①発信に貪欲

役割を与えられて、僕自身成長してる。求められるから、その成長過程に気付く。成長するためには、分析するんじゃなくて、何事にもハングリー精神を持ってやって見ることの方が大事なんじゃないかな。/Twinkle×2 Star Tour パンフ

声はね、「伝えたい」って気持ちが大切だと思うよ。ステージ上でも、常にお客さんに伝わるよう、気持ちを込めて歌ったり、喋ったりしているから。とりあえず、「伝えよう」っていう気持ちを強く持ってみて下さい。その積み重ねが大事だと思います。/1301 duet

この記事を書くにあたってデビュー曲であるZa ABCのメイキングを見返したのですが、今の塚田くんの方がよく声が届くな、と感じました。塚田くんの声は摩擦がなくつやっとしていて、キーがやや高めで遠くまでよく通る特徴的な声をしていますが、それとは違う意味で、声量や声質の問題ではなく、塚田くんの「人に届けたい」という意識が、昔より今の方がどんどんと太く強く外に向かっていっているから、今の塚田くんの方がより聞き取りやすく、わかりやすく見ている側に届いてくるのかなあと思いました。

 自分の中では今までの活動の延長線上という感じで、あんまり切り替えたとか、新しいこと、実際やらせて貰ってるんですけど、自らやったって感じでもなくて。

アウトデラックス出演)よかったですよ、いい結果で。イチかバチかみたいなところも。/160825 to base

アウデラ出演は、キャラクター面での「発信」の集大成だったように思います。リスクを背負わなければリターンはありません。塚田くんは自分の決断を正解にして掴み取ってきました。意図的に何かを切り替えたわけではなく、けれどここが勝負所だと、塚田くんをよく知る人は誰もいないあの場所で、塚田くんはありったけの自分をさらけ出しました。放送直後はお母さんにもメンバーにもファンにも、僕がアウトで皆に迷惑を掛けていないかな?と不安そうにしていましたが、新規の私でもよく知っている塚田くんだったので、不安に思っていたことは意外でした。イチかバチかだったんだなあと思うと、いつも以上にいっぱいいっぱいな様子で、手持ちの札を全部表にひっくり返して曝け出した塚田くんの勇気を心から讃えたいです。

 

 

②自分のやりたいことが明確

作品の見所はたくさんあるのですが、後輩達がアクションを頑張っている姿がすごくいい。うん…悔しかったんでしょうね。僕もこれまでにたくさんの舞台をやってきてアクションには自信があるので、ああいう形で体を動かしてみたかったって気持ち、正直ありますから(笑)/シネマ☆シネマ No.49 

やってみたいのは、アクションもの。舞台でも映画でもいいから…。そうしないと、罰当たりなんじゃないかなって思うぐらい(笑)、親からこの身体を頂いたんだから。/『ボクの穴、彼の穴。』パンフレット

 「体操のお兄さんをやりたい」なんて話もしていましたね。SASUKEの出演も、本人の長年の夢が叶ってのジャニーズ初出演を遂げました。塚田くんは過去に習っていた体操でも躓いたことがないと話していました。元々の身体能力の高さはジャニーズ入所当時から遺憾なく発揮され、入所してすぐにテレビやコンサートにも出演し、過去のジュニアの番組や音楽番組、少クラやバック映像から、あらゆる年代の塚田くんを見ることが出来ます。そんな幼い頃から露出に事欠かなかった塚田くんをエリートと呼んでも遜色ないと思います。

塚田くん本人も自分の高い身体能力を武器として、今尚惜しむことなく披露し続けてくれていますが、アクションものに携わりたい といった話は、ここ数年は特に目立って繰り返されているように感じます。TBS感謝祭やSASUKEなど、スポーツとしては何度か出演をしていますが、塚田くんは演技媒体での出演が昔からの長い目標みたいですね。

 塚田くんが、自分のやりたいことをすごい主張するんですよ。自分で家でノートにまとめてきて、それを振り付け師さんに相談してる姿を見て、今まで見たことない姿だったんで、こういう人が上にのぼっていくんだなっていうのをすごい感じました、その瞬間。 /松村北斗くん「A.B.C-Z デビュー密着ドキュメント」

実際に出来るか出来ないかはさておき、まず「やりたい」と主張出来る強さは、塚田くんにとてもプラスな作用を齎してくれています。ファンとしても、アイドルが今何を求めているかを知ることが出来るのは嬉しいです。いつか叶うといいなあ。見守ることしかできませんが、実現したときは、本当に本当に嬉しいんだろうなって、今から楽しみです。常に外へ外へとエネルギーのベクトルが向かっている塚田くんの強さ、最高に格好いいです。

 

 

③強くてしなやか

僕は当時、いじられるってことに抵抗があったんです。なので、既によくいじられていた宮っちに相談したんですよ。“いじられるって…どうなの?”って。

よくわからないまま、ムチャぶりをされて、最初は戸惑っていたけど、流れに身を任せるようになれたから。自分のことなんて、すごく小さなことなんだなって思えたんです。/TVガイドperson vol.40 

アウト×デラックスふかわりょうさんの回で、今やテレビに引っ張りだこのマツコと坂上忍さんが「周りに流されて此処にいる」と話していたことをよく覚えています。

大人数のスタジオ収録も、一人で地方に足を運んで現地の人たちと触れ合うロケも、塚田くんはグループの外に出たことで様々な新しいお仕事に取り組んできました。見る側としてはその中で楽しめたものも楽しめなかったものも、ここにメンバーがいたらと悔やんだことも、塚田くんってこんなこと出来るんだと目から鱗が落ちたこともありました。塚田くん一人がそこにいただけでは見れなかった姿を、人の手が加わることによって、塚田くんの知らない一面を引っ張り出してくれました。

見ていてヒヤヒヤする企画もありました、見ずに飛ばした番組もあります。けれどそれはあくまで私の好みの問題なので、また違う番組で塚田くんを見たときは、私が好きになった塚田くんがそこにいて、その都度私はほっと息を撫で下ろすのです。

「発信」を繰り返してイメージが定着した次のステップは、「委ねる」こと、なのかなあと思っています。

有難いことに塚田くんのお仕事は、現時点「塚ちゃん」から大きく逸れるものはなく、テレビで見る塚田くんは、私が好きになった塚田くんの延長線上にまだいてくれています。

けれどいつかは、手綱から手を放してしまうほどの大きな力が塚田くんを押し流してしまう日が来るかもしれません。それを世間は「売れる」と呼ぶのでしょうが、塚田くんの手綱を放れた塚田くんを好きでいられる自信が、今の私にはありません。

「僕は……悔しいこともあったけど、覚えてないっていうか。本当に悔しいことはこれからくるような気がするな/1604 ダ・ヴィンチ

いつか「売れる」ときがきても、塚田くんは塚田くんのまま売れて欲しい。世間に塚田くんが合わせるのではなく、世間の価値観が塚田くんをそのままを受け止める。どうか今までのように、塚田くんは塚田くんのまま、そのまんま大きくなっていって欲しい。変わらない強さと、そのままでそこに居られるしなやかさを、どうかこれからもずっと損なわない塚田くんでいてほしいです。

 

 

④主観と客観を混ぜ合わせるのが上手

(金髪先生との共通点)精神的なことでいうと、自分が“正しい”と信じているものを譲らないで貫くところ、そしてそのやり方が時に空回りしてしまうところは似ているなと。僕も結構、空気が読めない発言をしてしまって、周りをポカーンとさせちゃうことがあるので(笑)/シネマ☆シネマ No.49

自分自身に関しては『怖いもの知らずに、ガンガン斬り込んでいく人』として、伝説を残してみたいです。番組で先輩とご一緒させて頂いた時に、引っ込み思案にならずにいたいと思ってるんですが。引き過ぎることなく、かつ礼儀を欠かない程度に…難しいけど、頑張ります!/14年ABC座パンフ

 A.B.C-Zの飛び道具な塚田くんですが、自身もそのポジションにすごく自覚的です。A.B.C-Zはバック時代が長いからか、前に出るより周りに合わせることの方が得意だともいつぞや本人たちが話していました。

A.B.C-Zの外交担当は塚田くんと河合くんだと私は思っていて、殊に塚田くんはアウト×デラックスにレギュラーが決まってからは、今までより格段に自身のキャパシティを広げてきています。状況把握や咄嗟の切り返し、場の空気に身を委ねるタイミングなどの上達がコンサートのMCからも強く感じますが、我が物にしたはずの経験が、突然一切役に立たなくなる瞬間も多々あるのがすごいところです(笑)。イットランズでも、稽古翌日になるとまたゼロに戻ってる、なんて言われていましたね。そんな一見駄目駄目な姿も含めて「塚ちゃん」なのだと、メンバーからファンへ、ファンから一般層へと、「塚ちゃん」の輪を外に広げてきているのだから、感心するしかないです。

 

 

⑤解釈の変換が面白い

表現の幅を広げたいって考えたときに「そうだ、女装だ!」って。“アイドルあるある”を歌詞に盛り込みたくて、アイドルの曲を研究したら夢にまで出てきた(笑)。/1411 potato

(次に挑戦したいアクロバットは?)ブレイクダンスとのコンビネーションとか。最近は技より、どうやったらアクロバットを楽しんでもらえるか考えることが多くて。それで辿り着いたのが、“塚☆リカ”なんですよ。/150525 オリスタ

一行目から早速頭の中でハテナマークが飛び交います。表現の幅を広げたい→そうだ、女装だ!とは…?女装に至るまでの過程にはいくつか段階を経たのだと思うのですが、全く予想がつきません。でも結果的に、塚☆リカは大成功を収めました。

クロバットに限らず、技術って一定のレベルの線を超えると、素人ではその差が殆どわからないものです。塚田くんのアクロバットがすごいことはよくわかるのですが、それがどの程度すごいことなのかは、アクロバット経験のない私には正直よくわかりません。

技術を上げる、技の難易度を上げるのではなく、受け取る側の視点に立って、どうすればわかりやすく受け取って貰えるかを突き詰めた考えた結果、行き着いたのが「塚☆リカ」。自担名義のソロ曲を殆ど聞けてない問題*1は現在進行形の悩みですが、塚田くんが考えて考えてたどり着いた境地、しかも大きな結果に結び付いた場所を、塚田くんのファンである私が大事じゃないはずありません。

手応えが少ないから視点を変える、見える角度を変えることでアプローチを示してくれる塚田くんの発想力は、常人には及ばない世界にあると思うので、塚田くん、次のソロ曲は、頼んだからね…!!

 

 

⑥自分の足で現場へ赴く

僕はメジャー、王道も好きだし、サブカルチャーも好きなんです。ジャニーズというすごい先輩たちがいる事務所に入れてよかったなっていう気持ちもあるし、一方でまったく別のコンセプトで活動しているアイドル文化も好きです。/TVガイドperson vol.40

 私は東京に住み始めてもう20年以上になるのですが、東京という街の味の濃さを知ったのは、塚田くんを好きになってからでした。

例えば舞台。都心部だけでも大小さまざまな劇場があり、一年を通して様々なジャンルの演目が、そのときその瞬間だけのドラマを生み出していたことを知りました。塚田くんとA.B.C-Zにハマらなければ、舞台の楽しさを知る機会のないまま人生を過ごしていたと思います。

舞台、音楽、スポーツ、様々なカルチャーが生まれ息をする街・東京の景色を、私一人の人生では一生知ることのなかった世界の存在を、塚田くんは教えてくれました。今の時代なら、ネットのまとめ記事や、RTでTLに流れてきたニュース記事、長い本編の一部を切り取った画像や動画など、家にいながらもちょっと指を動かすだけで簡単に何かを知った気持ちになれるのに、自らの足で劇場や会場に足を運び、家賃を危険に晒しつつも、自身の五感での吸収を怠らない姿は、インターネットが大好きで出不精な私にとって、痛いくらいの刺激を受けています。

チケットを持っていないのにグッズだけ買いにライブ会場に足を運んだり、アイドルがこっちを向いてくれたと喜んだり、私たちファンが塚田くんやA.B.C-Zを見るのと同じ視点に自分も立ち、その感覚に近付こうと努力してくれる、その行動力は、簡単に真似できるものじゃあないと思うのです。

そんな塚田くんの姿は野生ポケモンかってくらい目撃されて、ほぼ毎日ってくらいSNSで発信されていることがもはや日常になりつつあるのも面白いです。事務所がSNS禁止のため、自分ではなく他人に自分を発信してもらうという、いいんだか悪いんだか判断に難しいところですが、街のどこで出会う塚田くんも、必ず「塚田くん」のままでいてくれるから、頼もしいです。「悪い人はいないって信じてます」なんて塚田くんは話しますが、嘘でもいい本当でもいい、言い切れるその強さが、私にはとても大切な宝ものです。

 

 

⑦興味の幅が広い

⑥を掘り下げる感じになるのですが、まず先に、今までに私が見聞きしたことある塚田くんの音楽/映画・TV/漫画アニメを挙げさせて貰いますね。

音楽

女子アイドル

ジャニーズ

映画・ドラマ・TV

アニメ・漫画

ジュニア歴が長いA.B.C-Zは、「マッチさん以外のバックにはついたことがある」と以前河合くんが話していた記憶があります。数多くのコンサートに着いてきたことを抜きにしても、塚田くんはジャニーズ内の楽曲をとても手広く聞いている印象があります。それも有線やテレビで流れるメジャーなシングル曲ではなく、CDをちゃんと聞いていないと存在すら知らないような楽曲ばかり。近年は女子アイドル曲を話題に挙げることが多かったですが、ジャニーズ以外の音楽もそんな感じで、何処で知ったんだ?!と尋ねたくなるチョイスばかりです。好きな音楽の話をするときは歌詞の良さを挙げることが多いので、歌詞先行で音楽を聴く人、という意識で上を眺めると、また違った見え方ができそうですね。

塚田くんという人があまりにも私の知らない世界を生きているので、私は塚田くんの口から出るものが観るもの聴くもの読むものに興味津々です。

女子アイドル好きが塚☆リカの功績を連れてきたように、あらゆる方面にアンテナを張って取り込んだ塚田くんのインプットが、目に見えたり見えなかったりの形で世にアウトプットされていくのだと思うと、その循環の一挙手一投足を知りたくなります。

A.B.C-Zが今までのジャニーズアイドルにない独自の道を進んでいるように、塚田くんの目に映るもの、手に取るものも独特で、塚田くんの目に触れるものたちが、今やこれからの塚田くんやA.B.C-Zを形作っていくのだと思うと、不思議でもあり楽しみでもあります。

 

 

⑧したたかでこずるいところ

 「河合を蹴落として、頑張るぞー!」/A.B.Sea Market ドッキリ

このドッキリに関しては『A.B.Sea Market』を見てくださいとしかいえないのですが、河合くんにも「こすいところがある」と言われていたように、塚田くんってかなりこずるいです。礼儀正しくて言葉遣いが丁寧で、上下関係を重んじる塚田くんですが、ひとたびグループに帰ってくると途端にジャイアンに様変わりします。人のものを勝手に取るし勝手に食べるし勝手に借りるし、それを注意したら「じゃあ名前書いておいてよ!!」と逆ギレするという反抗期真っ只中な15歳みたいな屁理屈を持ち出してきます。しかもそれが人前に出たときには、持ち前のキャラクター性でそのこすさをカバーできちゃうところが、強くてずるくて最高だな!って思います。塚田くん、生きてる!!って感じがします。

今年のジャニーズ野球大会、塚田くんは野球経験がほぼないのに、マネージャーに尋ねられたときに「出来る」と答えたことで出場の権利を貰いました。「出来ない」と正直に答えて仕事が貰えないことより、「出来る」と嘘を吐いてでも仕事は貰えた方がいいに決まってます。野球大会に合わせて練習もしたそうで、その甲斐あってか、試合中の外野フライを見事キャッチして、チームの守備に貢献することが出来ました。

そんなしたたかさを持つ反面、街で出会う人に「ありがとう」を言ってもらう事にお金を貰うABChanzooのありが島企画では、「芸能人であることを餌にしているような気がして…」と正攻法じゃないことに対して罪悪感を抱いていたりもして。一つの枠に収まらない塚田くんのこと、すごく好きだなって思います。

塚田くんはスポーツマンシップに則った正論と正義心を持ちながらも、「とっつーのものは俺のもの」というテンプレートなジャイアニズムを同時に抱え持つ、両極の矛盾を同時に存在させてしまえるところがすごいです。ちょーかっこいい。唯一無二の自担です。

 

 

⑨ プレッシャーもちゃんと感じているところ

 塚田さんは優しい、気を遣いすぎなくらい人のことを考える。でもふっと寂しそうな顔をされることもあって、塚田さんもいつも塚田さんでいられるわけではないんだなと。

舞台中だけでもあれ?今日はいつものテンションじゃないな、話しづらいなって時もあれば「秀くーん!」て来る時もある。/渡辺秀くんラジオ「渋谷の学校」161121

今年の春に上演された『ボクの穴、彼の穴。』で二人芝居という、メンバーはもちろん、他のグループの先輩たちも滅多に経験したことがないお仕事に、〈初主演〉の冠を貰って臨んだ塚田くん。裏ではSASUKEの特訓も並行して行っていたのだから驚きです。時期と合わせて仕事の重圧を考えると、今までで一番のプレッシャーだったのではないでしょうか。

そんな大仕事のパートナーが他所の事務所で年下の俳優さんだったからか、メンバーや事務所の人達からは聞けない塚田くんの話を聞くことが出来ました。

メンバーや事務所の人達の間では「塚ちゃんは“塚ちゃん”」と、塚田くんのキャラクターやポジションは十分すぎるほどに確立されています。12歳から今の仕事を始めた塚田くんですが、秀くんは28歳の塚田くんと初めましての状態から舞台仕事を通して関係を築いていった、唯一無二の存在です。秀くんは 塚田くんを「塚ちゃん」とは呼ばず、「塚田さん」「塚田パイセン」と呼んでいます。二人が目指したのは、作品中の役としての「ワタナベ」と「ツカダ」でした。

もちろん「塚ちゃん」は、塚田くんにとって大きな一部です。ひとつの舞台作品を作り上げるために、約一ヶ月を共にした秀くんが見た「塚田さん」の方が稀有な一面だったと思います。だからこそ私は、その滅多にお目にかかることのない塚田くんの姿を、大事にしたくてたまらないのです。

 「僕は主演経験がなかったから、他のメンバーを追いかけているような気持ちだった。でも、『どうだ~、主演やってるぞ!』って」/160520 『ボクの穴、彼の穴。』ゲネプロ

塚田くんは今は演技とは違う畑を耕している人だから、と私は別物として考えていたのですが、塚田くん自身はそうじゃなかったみたいです。知らなかったなぁ。 達成したあとに教えて貰えたのが嬉しかったです。そういうところ、あんまり言わなかったりもするから、格好いいなあ、塚田くんは。

 

 

⑩「陰」と「陽」、どちらも抱えているところ

体操って、とにかく自分と向き合ってイメージトレーニングをするんですよ。なんでできないのか、どうしたらできるのかを考え抜いて、やるときはぱっと発散する。ためこみと放出、陰と陽両方があるところが、自分でもいい感じなのかなって思います。/1604 ダ・ヴィンチ

アスリートで文化人、 礼儀正しいジャイアン―――矛盾とも受け取れる一見真逆な属性をそれぞれ両手に抱え持っているところが、塚田くんの醍醐味です。

吸った分だけ息が吐けるように、ためこんでは放出する。さまざまな舞台や音楽に触れては、自分たちの色でグループの未来を描き出す。インプットとアウトプット。リターンを得るにはリスクを背負わなくてはいけない。―――今までの項目でも同じようなことを書きましたが、それらは全部ここに集約されます。私が大事にしたいのは、塚田くんがその仕組みを実際の行動に取り入れているところです。

ああなりたい、こうなりたいといった夢想は誰でも簡単に思い描けます。頭の中でどれほど秀逸なプランを企てても、環境も含めた自分自身で実践することの難しさ、リスクを背負うことの恐怖、理想と現実のギャップなどを前にするとへこたれてしまうのが人間としての当然の弱さです。「陰」はどこまでも深く深く掘り下げていくことが出来ますが、「陽」は重力に逆らって、常に摩擦を感じながらでしか上っていくことは出来ません。

 12歳で事務所に入所し、黄金期世代のジュニアたちと一緒にテレビやコンサートで輝きを放っていた塚田くん。やがてNEWSのデビューで後輩に抜かれることの辛さを知り、A.B.C.が同期のいるKAT-TUNの二軍ポジションであることに悩んでいた塚田くんが、酸いや甘いを、挫折や葛藤を知らない訳がないのです。

だからこそ、絶え間なくポップでポジティブであり続けてくれる塚田くんが眩しい。塚田くんの人目に晒され続ける「陽」に日々圧倒されて、その強大過ぎるエネルギーに孕んだ「陰」を目にする機会はそうそうないけれど、ゼロじゃない、それは塚田くんの中に間違いなく存在している。そういった「陰」すらも材料に、見えない場所でエンジンを吹かして、高く高く空へと飛び上がる塚田くんの、助走も踏み込みも跳躍も、ぜんぶぜんぶ愛しいです。陰も陽もひっくるめて存在する塚田くんが好き。好きを募らせて、その好きを更新していく日々が、ハマったときからずっと、本当にずっと、その繰り返しです。いつだって好きを上書きされてしまうんです。

 

 

塚田くんを応援出来た20代後半、すっごくすっごく楽しくて、それなりに喧嘩もしたけれど、絶対的に幸せな思い出をたくさん貰いました。

 

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愛する自担様、塚田僚一くん、お誕生日おめでとうございます。

塚田くんの30代が、幸せに満ちた日々でありますように。これからも宜しくね!

 

 

*1:察してくれ

*2:SLTコン、えびらぶ五関くん紹介ラップ中に突然歌いだした

*3:キリショーさんANN出演時に本人に伝えた

*4:ABChanzoo、えびちゃん会の時に本人へ伝えた

*5:Fアルバムが一番好きってとっつーに言った

*6:13年Twinkleコン、塚田くんソロ曲で使用

*7:園子温監督から

*8:二回観て二回とも泣いた

*9:とっつーと観に行った

*10:ドライブ中に宮っちが流してて覚えちゃった!

*11:菅野よう子さんの音楽が好き

星の瞬きを見て思う

 

 

 

 

 

もうすぐだね。

 

 

Joyful,Joyful!!A.B.C-Zに幸あれ!

ABC座2016 応援屋の千秋楽公演、最後のカーテンコールで幕が上がったときに、なんの前置きもなしに河合くんが「コンサートDVDが出ます!」と高らかに宣伝した。「いきなり告知ですか」と戸塚くんはにゃんちゅう顔を浮かべた。突然の発表に客席は頭の上にはてなマークを浮かべるばかりで、コンサート、とはつまり、今年のABC座が始まる3日前にオーラスを迎えたSLTコンサートのこだとわかると、客席の温度は一気に沸点まで湧き上がった。そんな客席を見つめては、ご満悦そうににったりと笑う河合くんの嬉しそうな笑顔が忘れられない。
 
そして先日、SLTコンこと2016年A.B.C-Z Star Line Travel ConcertのBD/DVDのジャケットが発表された。A.B.C-Zお家芸のクソコラデザインは封印され、メンバーの写真がない、なんだかおしゃれなデザインをしていた。アイドルのDVDのパッケージにアイドルの写真が載ってないのかー、と最初は残念に思っていたけど、CDショップの販促ツイートにジャケット画像が使われているのを見たら、いいなあ、と思えた。
 

 
 
オーラスが終わってから3日後にABC座が始まってしまったから、コンサートの反芻らしい反芻が出来ていなかったのだけれど、ジャケットが解禁されて、発売日まで早くももう1ヶ月を切っていることに気付いてようやく、コンサートを振り返る余裕が出てきた。
 
コンサート、すっごく楽しかったなあ。
 
去年同様東京と大阪二箇所のみで、公演数も多くはなかったのだけれど、今年のコンサート、すっごく良かった。 
 
これは今年に限らずなんだけど、A.B.C-Zは年間の仕事の軌跡が非常に美しい。
 
年初めは毎年恒例の帝国劇場でのジャニーズワールド、春に久しぶりのDVD「花言葉」がリリースされ、そこでCDアルバムとコンサートの決定が発表。個人舞台も充実していて、戸塚くんの寝盗られ、自担・塚田くんのボク穴、昨年秋にはもう公演が発表されていた河合くん橋本くんのコイベビ、昨年に続いて橋本くんのソロコンサートもあったし、6月には2枚目のシングルCDと、コンサートに向けたアルバムも発売された。
橋本くんのソロコンサートが、SLT東京公演を挟んだのもよかった。今年のコンサートは、まず橋本くんのソロコンサートから始まった。それからA.B.C-Zでのコンサートが代々木であって、大阪までの期間にもう一度また橋本くんのソロコンがあった。8月に東京、10月に大阪という、次の公演まで約1ヶ月間の空白があって、その間には感謝祭もあったね。ちゃんずーではグアムに行ったり、えびちゃん会したり、UFO踊ったり、勝負に負けて関ジュにレギュラー番組乗っ取られたり。それと並行してえび座の稽古もしてたんだよね。本当にずっと五人で一緒にいたんだろうなあ。大阪公演のときのグループとしての雰囲気が、すんごくすんごく素敵だった。で、大阪でオーラスを迎えた3日後に日生劇場えび座初日。
 
年が明けてしばらくした春先、一旦グループを離れて、メンバーが個々の舞台仕事に取り組んでから、またグループとして集まりコンサートツアーが始まる、という流れは去年に続いて今年もその流れを受け継いでいる。上半期、メンバーが各々外の世界で稼いで来た経験値を、グループ仕事に持ち帰り還元させる下半期。コンサートを終えて更なるグループ仕事としてABC座が始まる流れも定着しつつある。
これっておたくとしてとっても嬉しいことで、各メンバーの舞台仕事は基本的に時期が重ならなようにずらして公演期間が組まれてあるから、自担・他担問わずにメンバーの仕事を追いかけ易い。とはいえ舞台観劇は安くはないから、メンバー全部の現場を、となると金銭的な難しさは出てしまうけど、ドラマは最終話の放送まで3ヶ月は掛かるし、映画は撮り終えてから公開まで期間が開くし、という私のようなめんどくさがりの人には、一日予定を開けてチケットを買って劇場へ足を運ぶ、一日だけ外に出ればリアルタイムの彼らを見ることが出来る、というのは観る側としての舞台仕事の最高の利点ですよね!リアルタイム、っていうのがいい。その時その瞬間の彼らが観れる。
メンバーそれぞれを個別にじっくり堪能した後に、そんな可愛い自担含む自ユニの子たちが5人まとめて見れちゃうなんて、グループ仕事最高では?!上半期にグループから離れてた分距離感がおかしくなってたり、前と違う雰囲気になって成長が垣間見れたりもして、あき、A.B.C-Z、好きーーー!!!
って話はさておくとして、今回はコンサートが楽しかった話をしたい。
 
 
橋本くんは王子様みたいだった。
もうずっと前からそうだけど、今年の橋本くんもやっぱり王子様だった。
ハシを経て、二度目のソロコンサートを迎えた橋本くんは、大人になったな、と節々で感じた。
橋本くんのソロコンサート、ハシツアーズは、コンサートとしても勿論よかったんだけど、何よりMCが最高だった。ついさっき王子様って言ったあとになんなんだけど、今年のMCは、アイドルとファンというより、地元の居酒屋に集合した友達の集いみたいだった。私たち、橋本くんの友達じゃないんですけど?!ってこっちが思わず正したくなるくらい心の扉大オープンで、お兄たちといるときとはまた違った様子で話す橋本くんを見て、もしかしてここ数年、反抗期だった?と尋ねたくなった。本人に訊けるものでもないから答えは一生わからないけど。相変わらず日本語は不得意で、家族に優しくて、お客さんをもてなしたり甘えたり突き放してみたり最後にはぎゅっと抱きしめたりと、人に愛され人を愛する奔放な末っ子だった。それと今年は、何かを諦めたような潔さが色っぽくて、オーストラリアではコーラしか飲めなかった橋本くんが…と絶えず全力ババア力を発揮してた。
コンサート演出をやってみたい、って話す橋本くんはもどかしそうだった。言いたいことをうまく言えなくて歯がゆいんだ、って客席に話す橋本くん。郁人ばっかりずるいよ、って羨んでもいるし、郁人ばっかりが背負わなくていいんだよ、って手を貸したいのに今の自分では上手に手伝えないもどかしさに苦しんでいた。一個殻を破ったように見えたけど、もう次の殻にぶつかっている姿を見て、益々孫みを感じてババることしか出来ずに、おたくはとりあえずりょうちゃんキーホルダーを買いました。頑張れ、橋本くんよ。
 
河合くんは今年も強かった。キクがあまりにも格好良くて美し過ぎて、こんなすごい役を演じ切った河合くんはこれからどうなっちゃうんだってびくびくしてたら、A.B.C-Zの河合くんはブレずに河合くんだった。
ただただ河合くんの顔の綺麗さばかりが際立って、ネタとして笑うに笑えないトレインマンうちわは、コンサート演出への布石だった。14年Legendホールツアーでも河合くんはヒロと一郎ちゃんとオフィスト様とホスを召喚するという、おたくの夢を叶えてくれて、今年は公演前のマナー呼びかけ映像として、宗介とハシとキクとボク穴のツカダ、ちゃんずー関様。今年の春を一緒に過ごしてきた皆がコンサート会場にもいたことが、単純に嬉しくて幸せだった。Legendではまゆ子、今年はトレインマンと、河合くんはグループでの演出で決して自分を格好いい位置には置かなくて、ちょっと下げるんだよね、愛しいよね、そういうところ。
MC前が河合くんのソロで、橋本くんは五人曲からMC入りたいって言ってたけど、私は河合くんを他の四人が迎えに行く、っていう絵面が結構好きなんだよね。今年はつかごちゃんが河合くんのこと産んでた。「早く降りてきなさい、郁人!」「そんな格好じゃ風邪引くわよ!」って、ママだった。五関くんはまだしも、塚田くんが河合くんを率先してからかいにいくのは新鮮な光景で、河合くんの体をタオルで拭きながら「距離詰めてこうぜ」ってちょっと控えめに語る塚田くんはお兄ちゃんみたいだった。
キクをやりきって泣いちゃった河合くんは、コンサートにはいなかった。キクは河合郁人くんで、A.B.C-Zの河合くんは河合くんなんだと思うと、あんな細っこい体してるのに、河合くんの全身から迸る強さとアイドル姿に涙ぐんでしまう。いつもありがとう、河合くん。
 
戸塚くんがソロ曲でギターを置いたときに、びっくりするほどぶわわわって鼻の奥から水分が湧き上がってきて焦った、目と鼻から同時に涙が噴き出してきそうだった。コンサートでの戸塚くんのダンスはトキメキイマジネーションで見たことあるのに、今年のVはその時の比じゃないくらい込み上げてくるものがあった。何だったんだろう、あの衝動は。信じられない熱量と、姿の見えないドラマを感じた。
V、すごくいいですよね。戸塚くんが作詞したずっとLOVEは未だに歌詞を音読して語りたくなるくらい大好きで大好き。新橋演舞場を埋めた男なのに、まだ自分は皆の後ろにいるかのような卑屈さが見え隠れしていて、まるで幼馴染のヒロイン気分で「ばかっ!」って言いたくなる。もどかしいのか照れ臭いのか、音楽はこんなにもまっすぐなのに、バンダナ巻いたり半裸になったり吠えたり、一癖入れたがる戸塚くんのことは相変わらずよくわからないけど、踠き疲れてふっと力が抜けた時の戸塚くんはしぬほど色っぽいと思うし、それが戸塚くんの綺麗さだと私は思っているのだけれども。
戸塚くんが直面した苦労は、恐らく私の人生には縁のない種類の苦労のようで、戸塚くんは私の中で重なる部分が少ない人なんだけれど、そんな戸塚くんが作るものにめちゃくちゃ心を撃たれるから、不思議だなあ。
大阪公演前に髪を切ってからは、ただただ好青年で、顔が恐ろしく綺麗で、いろんなものが暴力的に掻き消された。服を脱いだ方が強い、ってすごいよね。
 
五関くんはずっと格好いいからずるい。今年もツアー以外に橋本くんソロコンの振り付けをして、ソロコンは全公演居たみたいだけど、今年はゴッチェ先生のお姿は残念ながら拝めなかった。ソロコンオーラスのごせ子で全部持っていくからずるい、あんなのペンラ青にしちゃうじゃんどうしたって。めちゃくちゃかっこいい…。
31を迎えた五関くんは、なんだかまたツンツンしてきたように思った。橋本くんが加入してからまるくなってきたように思っていたけど、最近はまた五関“様”な面がたくさん表に出てきて嬉しい。五関くんは一番強くてかっこいいからね。「五関くんかっこいい」って「頭痛が痛い」みたいなことだから。
そんな格好いい人からちょっとずつ尖った牙のようなものが見え隠れしちゃったら、全面的に降伏するしかないよね…。五関くんにはずっとそのままでいて欲しい。大阪城ホールの花道をパリコレのランウェイにできちゃう五関くんのこと、何よりメンバーがめちゃくちゃ興味津々で面白がって絶対格好いいって思ってるんだもん。歳が近い方の3人がこぞって違う方面から五関くんのこと大好きだから、遠巻きの私たちどうすればええんやって感じでおいてけぼりだけど、そんな君たちが愛しいからこれからもそのままでいて欲しい。そして橋本くんはごはんを断られません。最高です。
 
塚田くんとは、今夏もよく喧嘩しました!私はいつになったら自担名義の曲を自担が自担として歌い踊るソロを見ることが出来るんだろうか!!至極単純な願いであるはずなのに、こんなにも実現が難しいなんて!!!
へそのお、知念くんもみったんも薮くんも上田くんも、みんな塚田くんを受け入れてた。あの出来でゴーサイン出したメンバーもすごい。私は大分やられてたんだけど、塚田くんというか、塚田くんを取り巻く周りの人たちが、塚田くんのためにいろいろ動いたり、それが塚ちゃんだよね、って尊重してくれたり、なんかもう異世界だった。私は穢れている…と大分凹んだ。
私はただ、自担名義の曲を自担に歌って踊って貰いたくて、それと、あんなに不安そうな顔なんかして欲しくなかった。バク転だってそう。求めてしまうのよ、自担だもの。
大阪公演ではガキヒロが加わって一層荘厳な曲になっていて笑った。最初からやってくれよ。客席みんなに歌って貰うことで完成される自担のソロ曲、ってなんだそれは、と塚田くんのおたくなのでうちわの柄を握り締めるんですけど、自分の作った音楽を1万人以上の人に目の前で歌って貰えるって、そんな景色ってこれからもないだろうから、塚田くんにしか見えない景色を見れたのかもしれない、と想像すると、よかったなあ、としんみりできた。
トランポリン、成功できて良かった。塚田くんが何かを成し遂げることを、いつの間にか私は当たり前のように思ってしまっていて、塚田くんならまあ出来るよね、くらいに思っていたから連日の失敗は冷や汗かいたし、最後の最後でがっつりキメてくれた塚田くんの格好良さにびえええんって鼻水こぼれそうだった。優しくて乱暴で甘くて冷たい塚田くんは見ていて本当に飽きないからすごい。一瞬で矛盾が生まれる。落ち着く気配がない。
世界一の塚田くんが世界一格好よかった。代々木初日でジャケットに腕を通さずに肩に掛けるだけで歌っていた塚田くんはどう考えても王子様だった。汗まみれの顔で目の前の客席を見渡して、リフターの上でぐるりと回って反対側の客席も見て、手すりから体半分くらい出して真下の客席に手を振る塚田くん、綺麗で格好良くて美しすぎた。
へそのおでの言葉に表しづらい塚田くんのおたくならではのもやもやは、結局最終的にそれ以外の曲たちの格好良さを目の当たりにしてなにも言えなくなる。公演に入る度に喧嘩したけど、乱暴なキスで唇を塞がれて解決させられてしまった。抗えない。私はまだ自担名義の自担が歌って踊るソロ曲の夢を諦めていないので、この夢がいつか叶いますようにと毎年祈るね。これで来年リカ持ってきたら来たで塚田くんのハートの強さに打ち砕かれて多分また好きになると思う。塚田くんが塚田くんでいるときの無敵感を私は愛しているので、これからもおたくの意見を話半分にあんまり聞いていない塚田くんのままお仕事頑張ってね。怪我はいつかするかもしれないけど、しないように祈っています。私も神社行きます。
 
9月にえび座の稽古でずっと一緒にいたからか、10月の大阪公演のMCがすんごく良かったんだよね。パフォーマンスはいっつもいいんだけど、メンバー全員が自らあんなに各々口を開いて喋ったのって今までになかったんじゃないかな。個人的には橋本くんがソロコンの雰囲気を城ホに持ってきたことが大きい。
橋本くん、動画サイト見てこれはモテそうと思ってリコーダー買ってリコーダー練習してるんだって。五関くんの部屋でそれやって、五関くんはずっとその様子を撮影してたんだって。塚田くんは自分が出るテレビのOAを一緒に見ようと五関くんを誘ったのに断られてるのに。橋本くんが裏から持ってきた普通のリコーダーをひたすらに褒めるおにいたちがめちゃくちゃバカっぽくて最高だった。リコーダー褒めるってなんだよ。大阪城ホールで練習したてのリコーダー演奏を披露する橋本くん、を慈愛に満ちた表情で見守るおにい、たちを見守る我々客席のおたくたち。バカでは?!この上なく、バカな光景なのでは?!?!
幸せすぎて笑い死ぬかと思った。あの時間、あの空間には愛しかなかった。世界がA.B.C-Zに優しくありますようにとはちゃめちゃに願った。
 
 
なんて思い出たちが、映像として残って、更にはこんな早くリリースされちゃうなんて、幸せでしかない!楽しみだなー!楽しかったなー!どんなところが映像に残ってるのかなー!塚田くん以外のひとたちをちゃんと見れるのも楽しみ!発売されるのたのしみー!これからのA.B.C-Zに、幸あれ!