A.B.C-Zに朗読して欲しい太宰治5選
なんかしら前置き書こうかと思ったんですけど思い浮かばない。私が!太宰治を!好きなので書きます!!
橋本くん
国語の教科書の常連ですね。メロスが激おこぷんぷんまるするやつです。
お昼ごはんのお弁当を5分で食べて昼休みの時間いっぱい校庭でサッカーしたあとの5時間目の国語の授業で居眠りしていたせいで先生に当てられてしまった橋本くんに眠気と漢字と闘いながら朗読して欲しい。私はそれを2つ前の席で後ろを振り返りたいのになかなか振り返らなくてもどかしい思いをしながら背中で橋本くんを応援する。「邪智暴虐」とか橋本くん絶対に読めないじゃん、可愛い…!!
戸塚くん
ひねりがなくてお恥ずかしい!でもやっぱり戸塚くんにはこれだよねー。本人も携わりたい、みたいなことを雑誌で話してた記憶が。
映画は斗真くんが大変美しいものを後世に残してくれたので、いつか舞台で戸塚くんが葉蔵を演じるところを見たいですね。
未亡人に「ねえ奥さん、キスしてあげよう」って色仕掛けでモルヒネ強請る戸塚くんってば、本当に最低ですね!(褒め言葉)よっ、人間失格!
河合くん
ユダがキリストを裏切る話です。太宰治は基本的に一人称で書かれることが多いですが、この話は全編に渡ってユダ一人の独白です。キリストの居所を“誰か”に訴えるユダ。本文中では“ユダ”の名前も“キリスト”の名前も出てこないのですが。
「あの人を、生かして置いてはなりません」
ユダはキリストの弟子です。弟子が師匠の身を売る、河合くんに置き換えるとキリストは滝沢くんになりますかね。河合くんは絶対にそんな真似はしないでしょうが、だからこそ、師を裏切るお芝居を河合くんに聞かせて欲しいですね。
五関くん
私、太宰の女性一人称視点が大好きなんですよね!!この『皮膚と心』は何かと自信がないお嫁さんが皮膚に出来物ができてしまって、そのせいで更に気持ちがずんずん落ちていったり旦那さんに怒りが湧いたり、といった取り留めのない話なのですが、感情の浮き沈みの描写が女性としてとても共感しやすいお話です。なので、女心がバッチリな五関くんに是非!
「あのね、明日は、どうなったっていい、と思い込んだとき女の、一ばん女らしさが出ていると、そう思わない?」
塚田くん
女性一人称視点が大好きなんですパート2、もといナンバー1の作品です!私が太宰治で一番好きな短編がこの『女生徒』。こちらも『皮膚と心』同様、一人の女の子の淡々とした日常が描かれています。
「美しく生きたいと思います」
「おやすみなさい。私は、王子さまのいないシンデレラ姫。あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか? もう、ふたたびお目にかかりません。」
凛と姿勢を正して読み上げて欲しい。この話は塚田くんの姿勢の良さがとてもよく似合う。どうして太宰治はこんなに女の子の気持ちがわかるんだろう?って塚田くんの声から考えさせて欲しい。
私は五関くん塚田くんをA.B.C-Z内男らしい人ランキング1位2位の人たちだと思っているので、そんな二人にこそ女性視点の女性の気持ちを読み上げて貰いたいです。
以上です。オチとかは特にありません!お付き合い頂きありがとうございました!
愛憎入り混じる、村上信五一人舞台『If or…Ⅸ』感想
今年も村上信五さんの一人舞台『If or…』シリーズが開催され、初演から毎年演目を変えて上演されているイフオアシリーズも今年で早くも9年目を迎えました。私はⅣから毎年観劇させて頂いております。村上担にとってイフオアという場は唯一の楽園、ここに縋らないと一年やってけない、でろでろに重くてずぶずぶな束の間の逢瀬の場、だったのですが、今年のイフオアはびっくりするくらい健全でした。
ここ数年、私は今まで一度も足を踏み入れたことのなかった舞台の世界のはしっこを覗き見る機会を年に何度か設けており、改めて『If or…』という舞台の独特さと面白さを新しい味わい方で味わえるようになってきたので、そんな話をしていければいいなあと思っております。
ジャニーズ舞台『If or…』
『If or…』シリーズの特徴といえば、なんといっても脚本・演出・出演、すべて村上信五さんによるオールセルフプロデュースであることです。村上くんといえばバラエティ・MCといったテレビ仕事が主な人で、ドラマや舞台などのお芝居は比率として大分少ないです。テレビでの仕事が主な村上くんが、毎年年に一度、テレビカメラではなく客席に座るお客さんの前で、お客さんのために演目を披露してくれるのは、とても贅沢な時間です。
ジャニーズ事務所内で脚本や演出を継続的に手掛けているのは、我らが社長・ジャニーさん、内外問わず近年は演者よりも演出仕事が多い少年隊・錦織一清さん、今年1500回を迎えた『Endless SHOCK』の座長、KinKi Kids・堂本光一くん、2014年にはシンガポール公演も行われた『滝沢歌舞伎』の座長、タッキー&翼・滝沢秀明くん。そして、今年で9年目を迎える一人舞台『If or…』シリーズの脚本演出演者である関ジャニ∞・村上信五くん、なんですよ!!すごいことだと思いませんか!!!そしてこの中で唯一ジャニーさんが演目のすべてにノータッチなのも村上くんだけです。すごい、めっちゃおもしろい。
If or…“Ⅸ”
私はⅣからの観劇なのでⅣからの話しか出来ないのですが、島のホストから東京のスターに上り詰め、転落、再起までを描いたⅣ。架空の国の独自のルールに縛られながらも青年の恋と冒険を描いたⅤ。大阪のオカンをモデルに全編女装を貫いた、ロボットと家族の関係を描いたⅥ。7=007ということで父子のスパイものに取り組んだⅦ。オールスター感謝祭の如く過去のキャラを浚いつつ、自身のレギュラー番組『月曜から夜ふかし』から派生した“もしもブラジルで村上信五が大ヒットしたら”を描いたⅧ。
Ⅳ以降は毎年一貫したストーリーがありましたが、今年は各場面ごとに世界観が独立していました。今回のイフオアでは大きく分けて全5場。5種類の独立した世界観を描いた作品になっております。
『If or…Ⅸ』ストーリー解説
(グローブ座にしか入ったことがないので、全てグローブ座での話になります。ご了承ください。)
- OP
まず、グローブ座には蚊帳がありません。なので、セットチェンジなどは暗転の中行うことが殆どです。開演直前に客席内に流れていたBGMはテイラースイフト。客電が暗くなるにつれてテイラースイフトの音楽も消えていきます。二階席の高さにあるモニターにはチラシにも載っている「シンゴ・ジラ」の文字。会場は暗がりの中静かにそっと体温を上げて、イフオアの始まりです。
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1場:村上担・のぶ子
白が基調のザ・女の子な部屋の壁や棚には村上くんのうちわ、ポスター、その他グッズが飾られており、セットの真ん中では長髪の猫耳をつけた女の子がこたつに座ってヘッドフォンで『レコメン』を聴いています。最後のEDまで聞き終えてから「今日もメール読まれなかったなぁ」と残念そうにヘッドフォンを外す女の子、一人称は「のぶこ」。漢字は恐らく信じる子と書いて「のぶこ」と読むのでしょう。
1場は村上担・のぶこを村上くんが演じています。
のぶこは優秀な村上担です。まずレコメンを毎週リアタイで最後まで聞いてメールまで送ってるところがえらい。めっちゃえらい。木曜日の呪いに打ち勝ってる!すごいよ、のぶこさん!!村上くんのことは「信五」呼びですが、「信五」っていうか「しんご」って感じ。ひらがな呼び。決して「しんごww」勢ではありません。とても好感が持てます。
この世界の村上くんはSNSがOKのようで、instgramならぬifstgramで日常のしんごをお届けしてくれます。村上くんのイフスタのアカウントページは二階高さにあるモニターに映し出されます。モニターには本物の村上くん(但し撮影)、舞台上には本物の村上くん(但し女装)がいて、どちらに目を向けたらいいのかめちゃくちゃ悩みます。
しんごのイフスタの投稿をのぶこが画像(モニター)と一緒に紹介しつつ村上担としてのリアクションをしてくれる、SNS禁止のジャニーズはSNSをやっているというIf、そして村上くん本人による村上担あるある芸を披露するパートとなっております。
チョコモナカジャンボ、ハイチュウ、麺づくりとスポンサー企業の商品を載せるしんご、のぶこもその意図に気付くも優秀な村上担なので受け入れます。空の写真を載せて「しんごいきなり海外セレブみたいなことしてる…」と自身のキャラクター性との真逆の行為を取り小馬鹿ネタにしたり、大好きな時事ネタとして昼食のタグに「#ラ・ラ・ランチ」*1とつけたり、Snowの画像を載せたりとインスタあるある揶揄芸も盛り込んでいきます。何の脈略もなくクワガタ同士が相撲をしている動画にのぶこは「しんごのこと理解してあげなきゃ!」と頭を抱えながら自身の思考を村上くん肯定ルートへと切り替えようと努める姿は実に健気。ちなみにしんごのイフスタアカウントはフォロー14・フォロワーだいたい360となんともいえないフォロー:フォロワー対比で、その匙加減も絶妙でした。のぶこマジで優秀で優良な村上担なので、細かいネタをどうか他の方のブログで拾って見て欲しい。
しんごがイフスタに歌っている動画を投稿し、のぶこがそれを再生する、という流れから日替わり歌・ダンスタイムもこの1場に組み込まれています。1場だけでめっちゃいろいろ詰まってました。村上くんって「ハイ!ここが日替わり部分です!!」って明確に示してくれるんですよぉ~リピ客にも優しい~でれでれ。去年はお客さんの拍手でその場で何を歌うかが決まる高度過ぎるガチャだったのに対し、今年は曜日で決まっていたみたいですね。親切設計。
個人的に、この歌に入るまでの演出が絶妙でした。モニターに見入ってるうちにいつの間にかのぶこはハケており会場も暗転。モニターの明かりだけが光源で、録音されたのぶこの声が再生ボタンを押したことを告げると、会場に明かりが戻ります。すると、のぶこの部屋(超絶村上担使用)の前にはシャツとズボンに着替えた村上信五くんがマイクを持って立っているんです。ファンの子の部屋を後ろに、該当担が歌って踊ってくれるんですよ!ものすごく夢に溢れてませんか!!自担が自分の部屋で、歌って踊ってくれてるんですよ~~~~!!!
アイドル!村上くんってアイドル!!!と感心しきりです。もちろんその場にのぶこはいないし、のぶこの部屋に来てくれたって設定ではないんですけど、視覚的にそういったロケーションで見せてくれたところに、アイドル・村上信五を感じて顔がへらつきます。村上くんかっこいい~~~~!!!
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2場:竹月市市長・竹村幸男
村上くんのリアル地元である高槻市をもじった竹月市の市長室が次のセットです。秘書スタイルに身を包んだ竹中まき子がまず登場。早くも二人目の女装です。しかも、のぶこのゆるふわジャニオタとは違う、仕事のできる美人秘書と、女装のタイプも変えてきています。村上くん、抜かりない。まき子は一瞬だけ出てきて、あとはモニターでの出演になります。わざわざ一度まき子に着替えて客前に顔を出してから竹村市長に着替えた村上くん。その労力、有難う。有難うだよ。
2場は村上くん実演の竹月市市長・竹村幸男と、秘書・竹村まき子の音声でやり取りが行われます。
高飛車で傲慢な竹村市長はその性格とふるまいが災いして支持率が2%まで低迷。好感度をアップして支持率アップを図ろう!というバラエティパートです。音声とモニター映像で竹中秘書が竹村市長に支持を出し、市長が体を張ってそれに応える、という図です。
竹月市のPR動画が五輪閉会式のパクリだったり、市長と秘書がゲス不倫の関係だったり、PPAPにラッスンゴレライに神ってたりと、ここでも随所に時事ネタ(一部古い)を忍ばせています。顔面ストッキングや鼻フックに熱々おでんと、ベタな展開でしたが、秘書に「ベッドの上でやってたやつ(モノマネ)見せてください♡」と言われた市長の返しの「ベッドの上って――いろいろあったぜぇ?(含み笑い)」がいやらしかっこよすぎたのが2場一番の山場でした。
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3場:冒険者・シンゴス
両親が病気に臥せっているのを救うために宝を探しにやってきたシンゴス。大古のもじもじくんって感じで、これも日替わりでしたね。スタッフ宝の番人が指示する文字を、舞台上にある道具と自分の体で人文字を作っていくゲームパートです。
上にもあるように走れメロス的な恰好で人文字していくので、二の腕はまず剥き出しだし、ガンガンに開脚するから下の黒パンめっちゃ見えるしで、村上くんが暗に自分の肉体をアピールする肉体アピールパートでもありました。村上担は、村上くんのカラダが大好き!ってことを村上くん自身がよくわかってる上に惜しげもなく晒してくるから、もう、もう……!!(指の隙間から覗き見つつ)
イフオアのスタッフは入れ替わりもあるでしょうが、基本毎年同じチームでやっているようで、スタッフの村上座長いじり愛を感じます。
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4場:授業「花言葉」・先生
今年はまさかの『しゃべくり007』で授業の一部がテレビに放送されるというまさかの事態に。例年の私ならあんな中途半端な先生を流すくらいだったらやらなくていいと心のナイフを握り締めていたことと思いますが、なんかどうやら村上くんが「ごめんなぁ、ここだけのやつなんになぁ><」って申し訳なく思ってくれたみたいでぇ~~~。村上くんが謝ることじゃないょ>////<先生の本当の良さを知っているのは私たちだけだもン>///<って、村上くんの活動の幅の広さをほんの一部でも世間に発信されたことに心から誇らしさを感じましたね。
他のグループをいじり倒しているのでこの場では割愛します。察して。
Ⅰから続けているコーナーとはいえ、近年だいぶネタ切れっぽいなあと見てても退屈に感じることが出てきていたのですが、今年は最初から最後までとても綺麗にまとまっていて良かったなあ。
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5場:信・ゴジラ
ウルトラマンでよく見る都会のビルや街中のセットの真ん中にいるピンクの信・ゴジラ(二足歩行の第一形態っぽさ)と、モニターに映る街のヒーロー・ステンレスマンとのやり取りがメインのリアルと映像の掛け合いパートです。
ここでようやくフライヤーから散々におわされていた『シン・ゴジラ』パートが始まりまるのですが、まあ〜〜〜〜しょーもなかった!!!!
ステンレスマンの攻撃は信・ゴジラには全然効いてなくて、あまりの弱っちさに同情されてしまうくらい。すっごいゆるくて、同じくらいすごい中身がなかったパートでした笑。ステンレスマンの父もヒーローで、ステンレスマンのピンチに現れてくれるのですが、風貌がまさかのトランプ。今年政治ネタ多くない?!夜ふかしネタも大分持ってくるね?!
これ考えてるときの村上くんって、すっごく楽しそうなんだろうな〜〜「なんっっっにも中身ないなぁ!!!!」*2って、うっれしそうに笑ってそう〜〜その笑顔を想像するだけでこっちもニコニコしちゃうので全然問題ないな!フライヤーの推し方的に、今回は全編シン・ゴジラパロなのかと思ってたくらいだったから、最後の最後でものすんごいくだんないポジションに置かれていて笑いました。「思ったんちゃうかったやろ?」*3ってにっかり笑う村上くんの顔が思い浮かぶので盛大に照れます。
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ED ・MC
エンドロールでは携わったスタッフの名前があだ名つきで流れます。*4その間はメイキング映像や稽古場で誕生日をお祝いされる村上座長の映像も映っています。稽古場に現れる村上くんは120%ジャージ着てます。
本編が終わってから15分間のMCがあるのもイフオアの美味しいところです。舞台期間中はどうしても毎日同じような生活サイクルを送っているであろうに、毎日違う話をしてくれるのうれしいー。当たり外れもあるけど…(笑)
うまく間に盛り込めなかったんですけど、各場移り変わる間に客席が暗転してセットを変えている中、モニターには「イヒーリング映像」として癒しの映像が流れています。これもすごい意味わからなくて、いやセット転換中のお楽しみってことはわかるんですけど、前半村上くん一切出てこない空とか海とかマジのヒーリング映像で、ってことはどこかしらのヒーリング映像にウォーリーのごとく村上くんが混ざっているんだろうなと思ったら、イルミネーションの中海外の歌姫になった村上くんがいるしで、ね?わけわかんないでしょ…?
文字で書いてしまうとどうしても伝わりにくいのですが、今年は本当にすごく綺麗にまとまっていて、そしてとっても健全でした。こじらせる要素がなかった。最初から最後までくだらなくって村上くんの体がかっこいい村上くんの顔が可愛い楽しい時間でした。
『If or…』の呪い
イフオアって毎年必ずえぐる台詞があるんです。ストーリーとキャラクターが村上くん本人に重なって、まるで村上くんの本心を垣間見てしまったような、重くて苦しい呪いの言葉が、今年はありませんでした。
一番記憶に新しい昨年『if or…Ⅷ』の話をします。
Ⅷの主軸は“もしも村上信五がブラジルで大ブレイクしたら”でした。私が観劇してきた中でⅧにして初めて「関ジャニ∞の村上信五」が『If or…』シリーズという舞台のフィクションの世界に主人公として現れたのです。話の大軸は「ブラジルで売れて勘違いしちゃってる」村上くんを指差して笑うような作りだったので、全編通してくっだらないな~~~と思っていたら、最後の最後で心臓に矢を突き立てられました。
ブラジルで大ヒットした村上くんの日常を撮影クルーが密着取材しつつ放送しつつ話は進んでいったのですが、最後に撮影クルーと別れてからは、編集された番組タッチではなく、今ここで実際にその出来事が行われているような、リアルタイムのドキュメントタッチに時間軸が切り替わります。
セットは大きな窓から夜景が見渡せるお高そうなホテルの一室。明日の仕事のためにマネージャーが用意したホテルで、家には帰らずそこで宿泊してから翌日の仕事に向かうようです。演目中にも関わらず、村上くんは基本的に無言。時々思い出したかのようにぼそぼそっと独り言を喋りますが、今の状況や心情を説明する台詞や手振りはまったくありません。まるで村上くんの生活を盗み見ているかのような時間でした。
フロントに電話をしてビールを頼み、シャワーを浴び、シャワー中にインターフォンが鳴り出したので慌てて取りに行き、テレビもつけずスマホも触らず、無音の中ソファに座ってビールを飲む村上くん。マネージャーから電話が来ますが、マネージャーの声はこちらには聞こえません。明日の仕事の話をしているようです。明日ブラジルに行ってそのままドラマ撮影、台本はまだ貰っていない、と。明日行って明日貰って明日撮影なんておかしい、まずその話を自分は今初めて聞いた、事前に伝えておくべきだろう、といったご尤もな説教が始まり、目に見えて苛立ちが表情に出てくる村上くん。取材カメラの前で流暢に滑稽なナルシズムを語っていた村上くんはそこにはいません。電話が終わって頭を掻きむしりながら二本目のビールを開け、ぼそっと一言。
「俺の仕事って、ちゃんとグループに還元出来てんのかなぁ…」
血飛沫です。血飛沫ですよこんなの!!「関ジャニ∞の村上くん」に、こんな台詞を言わせるなんて!!!この台詞と演出考えたの村上くんなんですけど!!!余計に死ぬ!!!!!
私のもうひとりの自担・塚田くんもそうですけど、個人仕事が増えたからといって、それがそのままグループ仕事の増加に直結するかっていったら、そんなこと全然ないんですよね。個人で人気が出た数そのままグループに持って帰れるかといったら、それとこれとはまた別です。別なんですけど、それを求める人って間違いなくいるんです。今目の前のお仕事を評価するより先に後の利益を求めるとか、ガルルルル!!!(威嚇)この話とまともに向き合うと刺し違えることになるのでこの辺でやめておきます。
この言葉、口にしちゃ駄目なんです。言ったら駄目。数字だけみたら、だってきっと、そのとおりなんです。こんなふうに思ったこと、正直あります。無責任な理想の言葉だとしてもその考えは、今までの努力と目の前の結果を無視してるのに等しいんです。だから、めちゃくちゃ刺さった。村上くんにこの言葉を口に出させてしまった、って、息が詰まりそうなくらい苦しかった。誰かに言われたのかな、その言葉に村上くんは傷ついたのかな。でも私にはどうすることも出来ない、だって私は、ただのファンだから。グループの仕事をとってきてあげることも、慰めの言葉をかけることも、一緒に悩んだり苦しんであげることもできない。赤の他人だから。
えぐかった。めちゃくちゃえぐかった。いつもだったら「あ、これ自分のこと言ってるのかな…」ってその場の憶測でしんみりしただけで終わったけど、この年のこの言葉はめちゃくちゃ抉られた。血飛沫あがった。そしてこの年のイフオアが千秋楽を迎えた春、木曜日は死にました。
なんでこんなこと言ったんだろう、こんなこと口にさせちゃったんだろう、この言葉が村上くんまで届いてしまったんだろう、とかなんかまあいろいろ。ずぶずぶでした。
イフオアはフィクションだけど、舞台上のすべてのものは村上くんから生まれてきたものだから、あの台詞やそれが出てくるまでの思考やその台詞を良し決断したのも、すべて村上くんが選んだこと、と考えると「フィクションだから」の一言で終わらせるなんて無理です。セルフプロデュースの恐ろしさよ。舞台を盛り上げるためのエモめの台詞、ってだけじゃ処理出来なかった。だって私は村上くんのおたくだから。そんなこと言うなよぉ、ってべそべそした。必死になってきもちわるいのは知っているけど、でも必死になって気持ちわるい生き物がおたくなので…。
その言葉は結局最後の「俺がやりたかったのは、これや!!」と叫んでサンバの衣装を着て歌い踊る村上くんという、例年イチくっっっっだらないオチで締められたのですが、いや、締まってないから!!血、全然止まってないから!!!!
上記の通り、私、対村上くんだとマジでキメエおたくになるので、ブログに書き起こすの向いてないと思って村上くんの記事は一切書いてこなかったんですけど、そんな私ですらも至って健康に健全に、村上くんとイフオアの話が出来た。*5これってすごいことなんです、私の中で。
どんどんテレビ仕事が増えていくにつれ、元からそうでしたが、自分より周りの声を優先して、周りの声もどんどん大きくなって、まったく手の届かないところでお仕事することが多かった村上くん。テレビだけじゃなくて、ホームであるはずのコンサートもそうで。いくら美味しいからいいじゃんと言われてもTAKATSUKINGは村上くんじゃないし、村上くんのおたくだから村上くん名義のソロ曲が見たいに決まってるし、他のメンバーにはあるのに村上くんだけもらえないってなんだよそれって腹立つし、ジャニーズじゃないwwって草生やされても村上くんは正真正銘ジャニーズアイドルですし。とかまあこのように気付いたら感情で殴ってしまうんだなー、よくないよくない!
イフオアは村上くんの頭から生まれたもので、村上くんが選んだものを村上くんひとりが演じている。テレビには放送されないし、基本映像にも残らない、約700人だけが知ってる秘密の空間。イフオアを見に来る人は村上くんのことが好きな人、肯定することを前提に集まった人。イフオアには村上くんしか出ていないから、村上くんを見ているだけで物語や作品が完成する。スタッフと話すことがあるからとステージから消えることは絶対にない。イフオアがあればいい、って思ってました。イフオアに行けば村上くんは一番だから、蔑ろにされない、大事にもしてくれる。スポンサーやスタッフじゃなくて、お客さんと仕事をしてくれる。縋ってました。そんな場所、ここしかないって。イフオア以外はどうでもいい、って。
でも。クロニクルで村上くんは、司会もやるけどゲームにも参加出来るようになりました。ずば抜けた音楽の才能や興味がある人じゃないけど、テレビで弾く機会が増えてどんどんピアノが上達していきました。10本近くレギュラーがあるのに、いつ練習してるんだろう、っていっつも驚きます。今の村上くんは、イフオア以外の場所でもどんどん輝いていっています。「村上くんかっこいいね」って最近エイトにはまった友達が言ってくれました。村上くんが好きっていうと大体「なんで村上?」って言われることが多かったけど、最近は「わかる、いいよね」って言って貰える機会が増えた。村上くんがかっこいいこと、ちゃんと、世間に伝わってきてる。
そして、今年のイフオア。村上くんの触れてはいけない場所に触れてしまったような恐怖や、感情を縛り付ける呪いの言葉はなくなっていました。軽やかだった。テレビで見る村上くんのようで、でも、ちゃんと見たい村上くんを見せてくれた。わかっとるよ、こういう俺が好きなんやろ、って、村上くんを好きな気持ちを村上くんに肯定して貰えたみたいで、すごくすごく嬉しかった。でもねえ、なんとわがままなことに、寂しさもあるんです。もう村上くんは縛ってくれないのかなあ、って。苦しい場所を見せてくれないのかなって思うと寂しい。喧嘩しても反りが合わなくても血を流しても、イフオアという場所は本当に特別で、大好きで大切な存在だから。
イフオアって、デートでもあるしリングでもあるんですよね。テレビ番組はファンじゃない人に向けて発信されるし、ラジオのメールは笑えないしなんにも共感できないけど、舞台は何のフィルターも通さずにこちらの感触が村上くん本人に届けられる。所詮おたくなので、村上くんのことが好きっていいながら、サッカーの話はわからないからあんまり長くはしないで欲しいし、おっさんとばっかり遊んでて大丈夫か心配になるし、客を突っぱねるような言い方されると悲しくなるんですよね。“私の好きな村上くん”を村上くん本人に向かって殴りつけてる。これに関しては結構反省するんですけど、でもまた「好き」を武器に乗り込んでしまう。なぜなら!私は!おたくだから!!!
そんな殴り合いの喧嘩にも、今年でひとつ大きな決着がついたような気がしました。呪いが解けたみたい。呪いをかけていたのは自分なんですけどね。でもそれ、村上くんにも当てはまるんじゃないかな?なんて思ったりもします。ふふふ。きめえ~〜~(笑)
村上くんもおたく同様、去年で最後だと思ってたみたいで。でもスタッフさんが「今年はどうしましょう?」って声をかけたから、「おお、今年もやるんか!」ってなったって言ってました。村上くんとイフオアには、その場所を守ってくれる存在がいるみたいです。嬉しいね。そしてたまらなく妬ましい。おたくが用意してあげたいけど、おたくにそんな力はないので…。イフオアという、ジャニーズ事務所内でも非常に特殊な現場をもってしても、村上くんのことをおたくの力だけで救ってあげることは出来ないことがよくわかりました。でも、今の村上くんには心強い味方がいることを知れました。よかった、嬉しい、安心できる。さびしい、切ない、やっぱりか。相反する感情については自分で自分を殴って決着をつけます。無理につける必要はないとも思うけど。好きだから欲しいし、好きだから求めるし、好きだから間違えたら傷つく。でも、好きだからって何をしてもいいってわけじゃないこと、好きが人を狂わせることを忘れずにいたいです。
比較的穏やかな気持ちで、村上くんのお話をここでおしまいにします。長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。村上くんのことが好きだなあ〜〜〜〜!!!
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私はもう村上担ではなくなってしまったけど、村上担として村上くんに対する愛しさ憎らしさ恨めしさなんかが詰まっていたので今一度あげてみることにしました。こんなにエゴイスティックでいられたのは村上くんだけなので、これからも村上くんのファンとして村上くんの扶養家族になりたい気持ちは変わらず持ち続けていきます。
お目通しありがとうございました!
A.B.C-Zに歌って欲しい女性ボーカル曲5選
男性ボーカル曲編をやったので、女性ボーカル曲編もやっていこうと思います。
橋本くん
大塚愛『黒毛和牛上塩タン焼き680円』
アニメ『ブラック・ジャック』のEDでした。月曜夜にコナンの後にやってたんだっけかな?世代がバレますね。ブラックジャック先生が大好きなピノコ目線のアニメーションだった記憶があります。愛が重そうな橋本くんに是非。
「ずっと会いたくて待ってたの 網の上に優しく寝かせて」
MVでは大塚愛が焼肉を擬人化したような存在になっており、歌詞も女体を彷彿とさせる、どこかコケティッシュな雰囲気になっていて、ちょっと遠回りないやらしさもまたぴったりだと思います。
戸塚くん
プリンセスプリンセス『M』
元祖ガールズバンド。お母さんがカラオケでよく歌います。
「いつも一緒にいたかった 隣で笑ってたかった」
『花言葉』での、婚約者が記憶喪失になって自分を忘れてしまった、という役の設定に悲しくなって宇多田ヒカルのベストアルバムを聴きたくなった戸塚くんに、是非この曲を未練たらたらにカラオケで歌って欲しい。途中泣いて歌えなくなっても、最後まで見守ってるから…!おしぼり追加で新しいの頼んでおくから…!
河合くん
シャ乱Qの『シングルベッド』をカラオケで歌う河合くんならどうかソニンの『カレーライスの女』も歌って欲しい。
「あなたありきの私だったから 今の私に何もない」
好きな男のためだけに上京して、好きな男のために初めて覚えた料理、カレーライス。河合くんだけの意思だとぜーーーーったいこんな言葉口にしない!からこそ!歌うことで聞かせて欲しい!!そんな河合くん、絶対に存在しないのに!!!
五関くん
松田聖子『赤いスイトピー』
五関くんボーカルは『渚のBack In Your Heart』で聞くのがすごくすごく好きで、音域とか音符の伸ばす感じとかが近い気がするのでこの曲。
「何故 知り合ったあの日から 半年過ぎても あなたって 手も握らない」
特に五関くんと重なるところがあるわけじゃないけど、だからこそ五関くんとまったく所縁のない知らない世界を見せてくれそう。
塚田くん
安藤裕子『のうぜんかつら』
『のうぜんかつら』って大体『へそのお』じゃないですか。高音で音数が少ないところとか。
「声を聴かせて 笑顔を見せて 肌を伝えて」
若い男女の恋愛ではなく、おばあちゃんが先に死んでしまったおじいちゃんに宛てた詞から作られているのもいい。今を生きる塚田くんが、まだ遠い未来の愛の歌を歌うんですよ…好き……。
以上です。前々からあれやこれやと考えていたので、記事に書き起こせて楽しかった!願望は願望として、A.B.C-Zの音楽活動もとても楽しみにしています!お付き合い頂きありがとうございました。
A.B.C-Zに歌って欲しい男性ボーカル曲5選
独断と偏見による超個人的な好みを発表します。
橋本くん
七尾旅人『サーカスナイト』
ダブパンクレゲエジャズクラシックポップフォークロックヒップホップ、それらを飛び越えてジャンル:オシャレな曲を歌う橋本くんが見たい。私の中のオシャレ音楽=七尾旅人。
「今夜のキスで 一生分のこと 変えてしまいたいよ」
って歌いながら電飾巻き付いた傘を持って桜木町からみなとみらいの道を歩く橋本くんを永久的に残る映像に残してくれ~~~!!インスタグラムにMVと違う編集のトレーラームービーを流そう。
戸塚くん
岡村靖幸『愛はおしゃれじゃない』
衣装もメガネ×スーツでお願いします!!!!
お渡し会ハイタッチレポでのトツホリックっぷりがすごかったので、中島健人≒岡村靖幸⇒戸塚祥太で。*1映画の半券もぎってもらうだけでハッとした顔をされてしまう端正な容姿の戸塚くんが「モテたいぜ 君にだけに いつもそればかり考えて」ってたった一人からのモテに執着する姿、滑稽で愛おしくてたまらないので……!!
河合くん
山崎まさよし『One more time,One more chance』
この曲、過去に松潤がコンサートで歌ってましたよね。本家より先に松潤の方からこの曲のことを知りました。音符が横に伸びるような歌い方が潤くんにも河合くんにもとてもよく似合うとおもいます。
「これ以上何を失えば 心は許されるの どれほどの痛みならば もう一度君に逢える」
目の前にいない“君”にめちゃくちゃ執着してしまう河合くん……最高か……。
五関くん
EXILE『Ti Amo』
五関くんで聞きたいボーカル曲って、ソロ曲然りバッキン然りで、殆どもう公式でやってくれちゃってるんですよね。なのでいつぞやの音楽番組で披露していたラルクの物まねよろしく、完璧になりきって欲しい、ATSUSHIに。少クラばりにJrからダンス選抜従えて、踊るJrたちの真ん中でサングラスかけながらめちゃめちゃに己に酔いしきりながら歌って欲しい。キャラと世界観を完遂して欲しい。
塚田くん
小沢健二『東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディ・ブロー』
塚田くんって渋谷の王子様じゃないですか。(ろくろを回しながら)
塚田くん自身もオザケンを聴くみたいですし!速すぎず遅すぎずなテンポのシンコペーションを塚田くんに踏みしめて欲しい。塚田くんの甘い歌声で「僕たちのロマンスもバレてる」って歌う塚田くんかっこよすぎ…渋谷の王子様…座敷童子…レアポケモン……。
以上です。楽しかった…。
女性ボーカル曲もやりました。
You're so fantastic!!!
2017年3月26日。今年もSASUKEの季節がやってきました。季節、といっても今年の収録日は2月11,12日と、例年より随分と早い開催になりました。
「SASUKE」に樽美酒&喜矢武、塚田僚一、岩本照、撃鉄・天野、バニビ・レナ https://t.co/Xh67cDvWIs pic.twitter.com/qpkFkvvZfo
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) 2017年2月11日
20周年を迎える「SASUKE 2017」に、リベンジに燃えるA.B.C-Z 塚田僚一と、ジャニーズからの新たな挑戦者・ジャニーズJr. Snow Manの岩本照が参戦! 以前から「SASUKE」に出たいと言っていた照くん。「今の自分がどれくらい動けるのか試したい」と気合十分。
— TVfan テレビファン (@tvfan_tw) 2017年2月11日
SASUKE②会見では岩本くんが体脂肪率4.3%で「今、人生で一番ムダな肉がない」と言うと「よろしければ筋肉を見ていただけないでしょうか?」と塚ちゃんがMCのタカアンドトシさんに提案。岩本くんが腹筋披露するも、あまりの脂肪のなさにタカトシさんは「風邪引くよ!?」と驚いていました。
— TVfan テレビファン (@tvfan_tw) 2017年2月11日
SASUKE③「コンディションばっちりです!」と1stステージ突破を掲げる塚田くんですが、後輩の参加はかなりのプレッシャーなようで「照、あんまり頑張らないで。分かってるよね?」と変な圧力を(笑)。トシさんやゴールデンボンバーのお二人に「器ちっちぇえな!」等とツッコまれていました。
— TVfan テレビファン (@tvfan_tw) 2017年2月11日
2015年に塚田くんがSASUKEに初出場を果たしてから、早くも今年で3回目の挑戦。ジャニーズから初のSASUKE出場と謳われた2015年は、塚田くんはアウトデラックスに初出演を果たしたばかり。翌年はそのリベンジ――でしたが、まさかの初主演舞台の千秋楽日とSASUKE収録日が重なるという、タイミング的に厳しい中での出場でした。
幸い今年は主演舞台とハシゴすることはなく、順番も後半で他の選手から勉強する時間を十分に用意して貰い、前回のような悪天候でもなく、昨年に比べると随分と優しい環境になりました。今年は新たに直属の後輩であるSnow Manの岩本照くんも参戦することになり、過去2回とはまた違ったプレッシャーが塚田くんに圧し掛かっていたかと思われます。塚田くんも「今回で1stステージをクリア出来なかったら区切りをつける」と自身に発破をかけ、並々ならぬ気合で臨んだ今年のSASUKE。
結果は、目標であった1stステージクリア。ジャニーズ初SASUKE出場を決めた塚田くんは、ジャニーズ初1stステージクリアの記録も見事成し遂げました。
今年の2月は5周年デビュー日と『Reboot!!!』リリースがあったため、リハーサルや音楽番組の収録など、忙しくないわけない環境の中でのトレーニング、後輩の岩本くんも連れてSASUKEの合宿に参加して。思い返せば、去年に限らず初出場の2015年のときのSASUKEもアリサマコン代々木公演1週間前の収録で、コンサート前に怪我でもしたらどうするの~~><とか言ってました。仕事との兼ね合いや、自分のコンディションや、当日の天候状況など、万全の環境でSASUKEに臨めている人なんてきっと殆どいなくって、それでも、決して自分の口からは言い訳をしない塚田くんのことを心から尊敬しています。*1
今年の塚田くんの挑戦は、緑山の魔物に足を引っ張られるようなひやっとする場面が何度もあって、それでも塚田くんは前へ前へと進んでいきました。他の出演者の方たちを見ていて、そんなところで落ちるの?!って信じられないような場面が何度もあって、最後の最後までどうなるかわからなくって、ゴールの足場に体を乗せて、言葉に表せない咆哮をあげながらクリアボタンを押し叩いた瞬間、ようやく安堵の息を吐くことが出来ました。
一度はその場に腰を降ろし、けれどまたすぐに立ち上がって、出演者や観覧客のいる後方を振り返ってまず塚田くんが発した言葉は、「ありがとう」でした。「ありがとう、ありがとう!」それから、「余裕、余裕!」って。
個人的に一番アツかったところ。ありがとう、からの、余裕。全然余裕ある表情じゃないのに、SLTトランポリンのときだってこんな顔もこんな声も出さなかったのに。 pic.twitter.com/GhQqgMy4rZ
— あき (@planetofU) 2017年3月27日
塚田くんっていつも自然な微笑みを浮かべながら楽しそうにリラックスしていてるか、集中しているときは表情がなくなって無の顔つきになるかのどちらかなのに、顔の筋肉がぐっと強張って、都会の余裕というより野生の強さ、楽しさより猛々しさが勝っているこんな表情、殆ど見たことないです。声も、いつものお腹から発せられる伸びやかな声とは質が違って、緑山の広い屋外で「余裕!」と吠える塚田くんはさながら野生動物のようでした。
ひーくんと抱擁を交わす塚田くん。塚田くんはひーくんより頭一つ分以上小さいけど、自分の結果より後輩の想いをまず口にして、力任せに抱き込んで、すんごいでっかかった。なんてかっこいい人なんだろうって、全然知らない人をいま初めて好きになったような気持ちにさせられた。
— あき (@planetofU) 2017年3月27日
塚田くん、こんなときでも泣かないんだなあ。自分の感傷に浸り切る前に、ありがとう、って叫んで、余裕、って吠えて。ひーくんめっちゃ泣いてるのに、塚田くんは「照と一緒でよかった」って。お世話になった人の元に駆けて行って。普段では聞くことのない、雷雲みたいな声で讃え合う。
— あき (@planetofU) 2017年3月27日
余裕とか加減とか一切なさそうな強い力で岩本くんを抱き込む塚田くんは、岩本くんよりずっとずっと大きく見えました。自分の努力やプレッシャー、成功の喜びを口にするより先に「照と一緒でよかった」って、真っ先にそんな言葉が口から吐いて出る塚田くんのことを、素敵に思わない人なんているんでしょうか。
極限まで追い込まれた環境下でも、塚田くんの視界は塞がれていませんでした。初めて大舞台に参加する後輩と、他の挑戦者の皆さんと、もしかしたら、いやきっと、OAを見ているであろうテレビの向こうの人たちのことも、塚田くんは忘れていなかったのではないでしょうか。いつもの塚田くんじゃないのに、紛れもなくいつもの塚田くんが、そこにいました。
3回目のSASUKE出場、今回は新たに後輩も参戦することになって、年々物珍しさ以上の評価で番組の注目株に上り、これで1stクリア出来なかったら区切りをつける、って塚田くん自ら口にしていた中での1stステージクリアは、トシさんのこのコメントに尽きるなあ… pic.twitter.com/ioyddgIhSi
— あき (@planetofU) 2017年3月27日
今年の塚田くんに求められていたのは、塚田くん自身も掲げていた、絶対、最低限、なにがなんでも、1stステージクリア。塚田くん本人の目標と重なってはいますが、塚田くんは一人だけど、塚田くんを取り囲う期待の量や重さは、一人や二人、百人や千人どころじゃないです。それを背負って出場するだけでも、重くて苦しくって逃げ出したくなりそうなのに、塚田くんは逃げなかったし、自分の手で、体で、努力で、勝利を掴み取りました。
今でこそ塚田くんのソロ曲といえば「塚☆リカ」が定番となりつつありますが、過去の塚田くんのソロパフォーマンスを振り返ってみると、初演ABC座星劇場ではスーツでアクロバット。SUMMERYではスローアクロ、マンションやチェーンフライングを使ったアクション。初めてのツアーtwinkleコンでは、今ではコンサートの目玉とも謳われるようになった、花道を使った連続バク転とロープパフォーマンス。危険と隣り合わせの体を張ったアクションに積極的に取り組んでいました。リカはとても楽しいものだけれど、見る人の受け取りやすさを除いていったら、塚田くんが表現したい形は、得意の身体能力をふんだんに使ったアクション、なんだと思います。
「アクションモノに出たい」「出ないとバチあたりなんじゃと思うくらい」「この体を授かったんだから」―――ボク穴パンフレットの塚田くんのテキストが今年も蘇ります。
アウデラでバラエティの道を拓いた塚田くんですが、SASUKE以降体を使った番組にも呼ばれていて、でも、どの番組でもあんまりいい結果は残せていないんです。結果以上のものを届けてくれていることは間違いないのですが、でも、塚田くんの闘おうとしている世界は、絶対結果主義の世界。正解のないバラエティやお芝居と違って、スポーツは明確に勝敗という結果が伴います。
バラエティで人気者と呼ばれても、夢のようなカンパニーと演技仕事に取り組めても、塚田くんは自分の身体を使うことで、勝利という明確な結果を残すことを諦めませんでした。ずっとずっと塚田くんが欲しがっていたものを、今年、遂にやっと、手に入れられた。そしてその姿を、テレビを通してたくさんの人たちに見せてくれました。よかったです、本当によかった。塚田くんが欲しかったものって、いくらおたくが頑張っても絶対にあげられるものじゃなかったから。他の誰よりも塚田くん自身が望んでいたものを、塚田くんは自分の力で掴み取った。祈ることしか出来なかった、おたくとしてなんにも頑張れることはなかった。けど、だからこそ、100%塚田くんの力なんだと確信出来て、感動が二重にも三重にも膨れ上がって、テレビの前でOAを見て、訳がわからないくらい泣きました。
「好き」の気持ちはもって3年、なんて話がありますが、塚田くんという人を好きになって私はこの春で4年になります。もつもなにも、この4年の間に塚田くんへの想いは何度も新しい「好き」で上書きされていって、何度も何度も最新の塚田くんを新しく好きになっていきました。私、飽き性なんだけどなあ。奇跡みたいな強い感動を、塚田くんは何回でも新しく積み重ねてくれるんです。
SASUKE1stステージ突破、おめでとうございます。またひとつ大きな壁を乗り越えた塚田くんの次のお仕事、初座長舞台『サクラパパオー』がすごく楽しみです!いつだって新しい塚田くんが一番かっこいい。そんな風に思える人、私は塚田くん以外に知りません。塚田くんの日々と人生が、いつまでも怪我なく病気なく過ごせますように!
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A.B.C-Z・塚田僚一さん主演の舞台『サクラパパオー』の製作発表が行われました。競馬場のお話のため、乗馬体験に挑戦した塚田さん。サラリーマンの役作りということで、金髪ではなかったために新鮮な姿でした。詳細は後ほど記事でご紹介します。 pic.twitter.com/2EW6w3NfeP
— エンタメ@マイナビニュース (@mn_enta) 2017年3月2日
塚田僚一、単独主演舞台で台本にないバック転? 馬の筋肉にも興味https://t.co/PWAnD5Wl7j
— エンタメ@マイナビニュース (@mn_enta) 2017年3月2日
『サクラパパオー』製作発表の様子です。“センター”に恐縮する塚田さん、片桐仁さんと2人で真ん中になり「KinKi Kidsみたい」と喜んでいました。
作中の舞台となる競馬場にちなみ、塚田は馬に乗って現れた。インストラクターに付き添われながらも、姿勢の良い姿で馬と一体になる姿を見せた。また「サラリーマンの役作りのため」(宣伝担当)、トレードマークの金髪も暗めの茶色にして登場し、少し落ち着いた雰囲気に。乗馬体験が生かせるか聞かれた塚田は「ジョッキー(役)じゃないので、あんまり関係ないかな」と苦笑していた。
トレードマークの金髪も暗めの茶色にして登場し
暗めの茶色
無理……(めちゃくちゃたのしみです)
おたく視点でA.B.C-Z5年間のシングルリリースを振り返ってみた
2017年2月1日にA.B.C-Zがデビュー5周年&3rdシングルCD『Reboot!!!』をリリースしました!わーいおめでたい!
『Reboot!!!』は【5周年Anniversary盤】【5周年Best盤】【通常盤】と全部で3形態あります。その内の【5周年Best盤】では、メンバー5人で今までのMVを鑑賞しながらトークを繰り広げていく、といった特典映像がついていて、「このときこうだったね~」「最初は振付違ったよね~」「撮影中にこんなことがあってさ~」などなど、アイドル目線から語る当時の話がとってもとっても面白かったので、「この曲のリリース時期にこんなことあったよね〜」「あのことってファンの間ではこんな風に言われてたよね〜」などなど、おたく目線の振り返りもやってみたいなあ〜!と思いこの記事を書きました。
10周年、15周年と経ったときに、当時のことを振り返れたら楽しそうだから書き留めておこう!というゆるい感じの記事なので、気軽にお付き合いいただければなによりです〜。
Za ABC~5stars~(12.02.01)
デビュー曲です。11年12月9日がデビュー会見日で、塚田僚一くん24歳最後の日でした。「最高の誕生日プレゼントだった」と本人も雑誌で話していました。
発売日の1月31日に、SHIBUYA-AXでメンバーが手渡しで販売したそうです。アイドルが手渡しでシングルを販売するって記事をみたときは、A.B.C-ZはASAYAN出身なのかな?と思ったのが懐かしい。
リアタイ当時私はファンではなかったのですが、デビュー翌々日のMusic StationにA.B.C-Zが出演していたのをたまたま見かけていました。
大量のJrを従えたA.B.C-Zのみなさんは、メンバーの名前が書かれたのぼりを持っており、関ジャニ∞以外にものぼりを持ってデビューする子がいるんだな〜、とその時は特に引っかかることもなくただぼんやりと眺めているだけで、でも、ふとのぼりの“五関晃一”の文字を見て、小学生のときに地元の縁日のくじ引きで当てた五関くんのラミカ(非公式)をスマイルマークの筆箱にしまっていたことを思い出して、五関くんだー懐かしいー!えっ、まだジャニーズやってたの?!今がデビューなの?!あれっ、“郁人”って嵐担の方のブログでよく見かけてた名前だな?!うわーーーデビューできてよかったね!!!A.B.C-Zデビューおめでとう!!!!とさして知らないながらもそんな風に思ったことを覚えています。
デビュー時の密着映像はABC座星劇場の特典にも収録されています。デビュー3日後に初日を迎えた初演ABC座の稽古風景も併せて収録されていて、みんなおぼこい!今の方が年齢を重ねているはずなのに、今の方がつやつやうるうるなの、すごいですよね…。塚田くんが今ほど殻を打ち破れてない感じがして味わい深いです。18歳の橋本くんは稽古場でもすげー遊んでて、小5のくそがき感がすごい笑。大人になったなぁ!
『砂のグラス』は元々はKinKi Kidsの候補曲だったのをA.B.C-Zが貰ったんですよね。*1MVでは真っ黒な背景の中真っ黒なシャツと真っ黒なパンツを身に纏ったA.B.C-Zが踊っているんですけど、衣装と背景が同化しているので、その中で踊ると肌が露出している手や顔が宙に浮かんでいるように見えて、お化けみたいな不気味さもあるんですけど、浮かび上がった手や腕や顔が描き出す軌道がまた美しいんですよねえー…。はしふみ:つかとつごっちで分かれてるのも今で見ると新鮮でいいですね。
ずっとLOVE(12.09.12)
作詞を戸塚くんが手がけているんですけど、いやーほんと、めっちゃいい歌詞ですよね…!ニノが情熱大陸で「ジャニーズは一流のものしか世に出さない」と話していたのを覚えていたので、シングルなのにメンバーが作詞ってすごくない?!とまず驚きました。ずっとLOVEの歌詞の話は一行一行声に出して読みながらいつまででも褒められるくらいめちゃくちゃ大好きです。
当時はダヴィンチ連載もまだ始まってなかったのに、ジャニーさんに急遽作詞を任された戸塚くん。出来上がった歌詞を一番最初に塚田くんにメールで送って見せたけど、メアドを間違えて全然知らない人に届いてしまって、「送り先を間違えてますけどいい歌詞ですね」って返してもらった、ってエピソードもだいすきです。
MVも大好きです。こちらもリアタイ時はまだファンではないのですが、当時からファンだった友達に教わったのが、番協メールが来たと思ったら後日「ドレスコード必須」と要項が追加されたメールが届いたそうです。このころには既にペンラ狩り事件の片鱗が垣間見えますね。
MV撮影と一緒に収録されたコントも大好きです。ジムナスティックお兄さんの教室に通うヤンキー祥太くんと付き合いたい。ラッパー系医師団とか腹抱えて笑いましたね。五関マネージャーの女装姿が馴染みすぎてて、初めて見たときはあれが五関くんってことに気付かなかったです。もっとコントやって欲しい~とおもってたんですけど、私をえびコンに連れていってくれた友達は「コントはもういい」と一刀両断していたので、世の中難しいなっておもいました。
ずっとLOVEのCM、たまたまテレビで流れているのを見たことがあって、あれ、めっちゃ怖いですよね。ひたすら歌詞を暗唱する黒髪の顔がきれいな人(こわい)、自分の名前と思しきニックネームをひたすら繰り返す人(だいぶこわい)、演出:うすた京介ばりに咳き込む人(しぬほどこわい)…すごい怖かった…。えびにハマってから見返したときに、あっ怖い人たちだ!!っておもったの覚えてます。こわかった、シュールすぎた。またやってほしいです。このときの塚田くん顔違うなって思ってたら、遅刻してたのか…笑@本家鑑賞会
最近のコンサートではお客さんと一緒に踊る曲になっていますか、同年のSUMMERYのずっとLOVEがすごく好き。5人が横一列になって隣の人の腕をつかんでウェーブする振付が、SUMMERYではすごくきれいに映像に残っているんです。みんなおぼこいけど、いい顔してるんだよなあ…。
紹介すると戸塚くんの熱量が上がる『ボクら〜LOVE&PEACE〜』も同じ会場で撮影してましたね。これに関してはMVより、SUMMERY、twinkleコン、JW感謝祭での球体ジャングルジムでのパフォーマンスの方が印象が強いです。個人的にはJW感謝祭のがお気に入り。メンバーカラーがよく目立っていて、でっかいことやるからド派手な衣装なんだな〜と思ってよく見てみたらまさかのジャージでした。圧倒的に機能性重視でした。唯一Twinkleコンで実物を見たんですけど、私は一体なんのコンサートに来たんだ大賞ナンバーワンでした。Twinkleコンでは火花とか散ってたよね。サルティンバンコだった。
シアタークリエでのライブの模様も収録されています。金髪青リボンごせ子ちゃんはここで見れますよ。ラルフローレンの紺色のポロシャツを着た河合くんの姿になんともいえない気持ちになりますね。すき…。
Twinkle Twinkle A.B.C-Z(13.03.06)
すごくいい時期でした。デビューして初めての全国ツアー、Twinkleコンサートと同時期にJ'Jワーホリ旅がテレビで放送されていて、この時期にどっと新規が増えた、とデビュー前からファンの友達が話してました。デビューしてから毎週テレビ露出があったのってワーホリ旅が初なんですよね?気軽にコンサートに行って、スコーン!と落とされて帰ってきた身としては、その流れで毎週テレビでA.B.C-Zを見る機会があったのはとても有難かったです。ワーホリ旅は次の放送が待ちきれなくて、週に何回も同じ回を再生してはそわそわしていました。
コンサートに連れて行ってくれた友達が会場でこのDVDをプレゼントしてくれて、コンサート翌日から毎日毎日ずーーーーっと繰り返し見てました。なんにも知らない状態でコンサートに入ったから、A.B.C-Zに関するものはこれしか手元になかった。すっごくすっごく素敵で、何回見ても飽きなくて、そこに理由なんかなかった、ただただ素敵で幸せな映像だった。コンサートのときに感じた言葉にできない幸福感がこのDVDにもそのまんま詰まっていました。本当に、ずっとずっと、ずーーーーーーーーっと見てました。
だから、MV鑑賞会でもえびちゃんがTwinkleをいいって言ってて、すごく嬉しかった。序盤のコントは確かに謎だったけど、昔のアメリカとA.B.C-Zは切っても切れない関係にあると思うので、あってよかった演出です。
A.B.C-Zを知らない友達に勧めるときには、必ずこのDVDを渡します。私が好きなA.B.C-Zは全部ここに詰まってる。大好きになった瞬間に一番近い距離にいてくれたから、っていうのももちろんあると思うんですけどね。特別な一枚です。
MV撮影日は初演JWの休演日だったそうで。100公演を越える舞台の貴重な休みの日にMV撮影って化け物かよ…すごい…その辺は今も変わらず体力お化けですね。舞台期間中のえびちゃんの動きのキレがやばくって、『Desperado』はCGを使っているのか?と今もまだ疑っています。人間のする動きには思えない。
この曲は当時の少クラでめちゃくちゃやってた印象があります。オーストラリア帰りで肌が真っ黒なえびちゃんがカラフルキンキラスーツ着てる絵面がやばかった。最初は振付もアレンジも違ったと聞きました。少クラでもやってたような?初演JWは入れていないので詳しくはあんまり知らない…。Johnnys'Wolrdの感謝祭ではビートルズのオマージュとしてお客さんに追いかけられるA.B.C-Zが見れます。ドームの外から始まるワンカメという斬新すぎる演出。とにかく楽曲がハッピーなのでどこで聞いても楽しいです。今やえびコンの風物詩である、お客さんが主導で色を切り替えるペンライト演出の始まりも、Twinkleコンのこの曲からです。
Walking on Clouds(13.07.10)
ここからリアタイだよー!いえーい!
初お披露目はJUMPドームコンでしたね。この曲とセットで思い浮かぶ河合くんのかっこいいエピソードはコチラから。
屋内のワンカメはTwinkleで一度極めたところがあるから、今度は屋外でワンカメ、という強気な姿勢が好きだなと思いました。あまりロケ地巡りはしない方なんですけど、本人たちが歩いた地面を歩いてみたいと思って、富津公演にも遠足しに行きました。いい思い出だあ。
メイキングの始まりに、橋本くんが小顔ローラーで顔をコロコロしながらおにぎりを食べながら出てくるのが最高可愛かった。まだ未成年の橋本くん…。
途中、塚田くんが膝から血を出して一時撮影が中断されるんですけど、鑑賞会を見てわかったのは血が止まらなかったとかそういうわけではなく、ズボンが一本しかなかったからその染み抜きをしてたみたいですね。スタッフから塚田くんの流血を聞いて、その場を暗くしないように茶化す河合くんと、ひとり俯いて神妙な面持ちになっちゃう戸塚くんと、それぞれの顔が見れたのが印象深かった。
昼にWoCを撮影してからの、夜に『MyLife』の撮影をしてたみたいで、MyLife用のセットを組んでいる間にスーパー塚田タイムが入ります。富津岬のロケーションをバックに色んなポーズ決めてくれてます。流血してたんじゃないのか、休まなくて大丈夫か、でもかまってくれてうれしいありがとう…塚田くんすき!
メンバーみんな動くけど、特に塚田くん、みんなより一際動くので疲労がすごそうで、カメラに抜かれてないときに膝をついて項垂れてるんですけど、いざカットインする頃には疲労なんか一切感じないさわやかな笑顔を携えていて、塚田くんのアイドル力に感動します。
エルパカ盤なんて販売形態がありましたね。ローソンで予約したなあ。ローソン前ののぼりだかポスターだかにえびちゃんの姿があって嬉しかったな。エルパカ盤にはジャケット撮影の様子が入っていました。新規だったので、戸塚くんが塚田くんをビンタする姿を見て、とっつーひどくない?!暴力はよくないよ!!と怒ったりしました。若かったですね。
あとこの時期、えび担が暇で死にそうでした。ABChanzooは始まったけど、Twinkleコン以降は待てど暮らせど現場のお知らせが来ない。Twinkleとワーホリという過去最高に満たされた期間からの音沙汰なしだったので、新規なのに干からびてました。次の現場が決まるまでこんなに間が開いたのってこの年だけだったように思います。塚田くんは沖縄に行き、河合くんは家でずっとカルピスを飲んでたんだって。
Never My Love(13.11.20)
タイアップ曲がないえびちゃんですが、ここらへんから楽曲と現場のリンクが強くなってきます。
13年ABC座「ジャニーズ伝説」での一番のメイン曲です。2013年はジャニーズ事務所創立50周年の年でした。元々この年のえび座は違うストーリーの予定だったのが、稽古場でジャニーさんが話してくれた初代ジャニーズの当時のエピソードを採用する形になったそうです。デビュー2年目のグループにジャニーズ50年の歴史の始まりを上演させる、ってすごい話ですよね…。
『Never My Love』はジャニーズのアメリカデビュー曲になるはずだったのが、いろいろあってそれはなくなり、50年の時を越えてA.B.C-Zが歌い継ぐこととなりました。こんな時にも聞こえてきますね、“時を越え5stars”。時、めっちゃ越えてます。
ジャニーズ事務所と同じく日生劇場も設立50周年の節目を迎え、当初は休演日の予定だった10月20日に公演が執り行われることになりました。このお知らせは小さいながらも新聞にも載っていました。河合くんと日生劇場は同じ誕生日なんですよね。オタク的にも河合くんの誕生日公演が叶って大万歳でした。
更に、この曲のリリース日は日生劇場&河合くんの誕生日からちょうど1ヶ月後の11月20日。ジャニーズ解散日と全く同じです。寄せるにしてもこんな偶然ってなかなかないですよね。A.B.C-Zは本当に数字にご縁のあるグループだと思います。
MVが初解禁されたのは11月13日、戸塚くんの誕生日でした。しかもその媒体はテレビやラジオではなく、まさかの新宿駅東南口、新宿アルタ前、新宿駅西武線近くの三か所の街頭モニターに映されるという大々的なお披露目でした。私も見に行って動画も撮影したんですけど、随所で「塚田くんかっこいい…」とぼやき声が入っているので人目に出せません。
私は南口駅前で見たのですが、おそらく一番人が集まったであろうアルタ駅前では、時間になるとさっと集まり、映像が終わると拍手をしてからさっと解散して行った、と聞きました…えび担、秘密結社かよ…。
ネバマイ、塚田くんが本当に本当に大事そうに歌うんです。雑誌のインタビューでも、A.B.C-Zの好きな楽曲を聞かれると、必ずといっていいほどネバマイの名前を挙げています。塚田くんが大事にしてるので私も大事にします。好き。
定点カメラで撮影したダンスverもあって、これ!こういうの求めてた!!と大興奮。えびあるあるなんですけど、撮影日より現場を経たあとのほうがダンスの熟成度がガン上がりしているので、現場のネバマイを知っているとMVのネバマイがちょっと物足りなく感じちゃいます。でも踊ってるところを全身でずっと見れるのほんとうれしいー!えびでスタンドマイク曲っていうのも珍しいし、こういうのもっとやって!
ロケ場所は関ジャニ∞の『DyeD?』でお馴染みのロックハート城。RPGの勇者気分になったのかメイキングでは塚田くんがなにかにつけて「ロックハートの魔物だよ!」とロックハートの魔物の存在を信じて疑ってないんですけど、ワンカメ撮影中に音声さんのマイクが映り込んでしまってNGになったときに塚田くんが「ロックハートの魔物のせいですね!」と言ってくれたので、ロックハートの魔物はいいやつです。
『Like a brow』もえび座で初お披露目だったかな?すげーなんか強そう!これ見るためにえび座増やそう!と思ったのをめっちゃ覚えてます。MVのソロでのリップシンクパートはスタッフさんに「あんまり動かないで」と言われたそうですが、塚田くんはめっちゃ動いてます。ずるくない?好きです。
ジャニーズトニトニワールドでも披露していて、橋本くんがブランコして後ろでおにいたちがリングの中でくるくる回ってました。なんだったんだあれは。
Legend Story(14.07.09)
好評につき、5月にジャニーズ伝説が再演されることになりました!はやすぎ!笑 ジャニーズ伝説再演時のメイン曲*2です。思えば五関くんの再演芸はここから始まったように思います。
1幕は初演とほぼ同じ内容で、2幕はメンバーそれぞれソロの演目がありました。LSは2幕劇中の最初と最後に2回歌われるんですけど、バラードverとアップテンポverがあって、リリースされたのはこの2つを合体させたverです。
MV撮影に番協の呼びかけがあったのですが、ここでもまさかの後出しじゃんけんで「番協に参加する際はコンサートペンライトを持ってきてください」とのお達しメールが届きました。番協に参加したくてもペンラがないとダメ、みたいな文面だったかな。当時この世に存在したA.B.C-ZのペンライトはTwinkleコンの星型ペンラの1種類のみで、あれから1年以上経ってコンサートに参加してないファンも多くいるのに?!と思っていたら更にメール。「ペンライトを貸してくださる方を募集しています」。これが世に言うペンラ狩りです。*3
他のグループのペンライトではダメだったのはMVを見て明らかになりました。コンサートでもやったペンライト演出をするには、色と順番の兼ね合いでA.B.C-Zのペンライトでないとダメだった。鑑賞会でも話してましたが、振り付けをその場で指導されてその場で覚えてすぐに本番を迎えたえび担、やはり秘密結社の一員…。
えび座の流れを引き継いだツアータイトル、Legendツアーが8月9月に開催されました。Twinkleコンから長かったなー!このツアーの最後の曲も『Legend Story』でした。皆で歌い始めるのってどこから始まったんだったかな。公演数を重ねていくにつれて、客席の合唱がどんどんおおきくなっていって、音楽が、今この瞬間育まれているさまを目撃できたのがとても感慨深かったです。曲って育つんだなあ、って。初めての感覚でした。
曲紹介が戸塚くんだったんですけど、つか舞台のテンションで「歌っちゃう?歌っちゃう?歌いましょーーーう!Legend Storyーーーー!!!」と両手を天にかざして熱く吠えてからの、あの壮大なイントロが流れ始めるのが毎回怖かったです。そういう曲じゃない。客席が歌っている姿を見つめるえびちゃんたちの、慈愛に満ちた表情が忘れられません。
『僕らの答え~Here we go~』は同年夏にテレ東深夜で放送されていたA.B.C-Z5人主演ドラマ『魔法男子チェリーズ』の主題歌でした。八王子の平和を童貞を貫くことで守る魔法男子チェリーズのみなさんたち。のちのABChanzooへの布石ですね。
SPACE TRAVELERS(15.01.07)
錦織さんがプロデューサー役を務めた『新春Johnnys' World』の宇宙人曲でした。A.B.C-Z、宇宙人の役似合いすぎる。JWとMVは微妙に衣装が違ったんですよね。MVのやつが動きにくかったから変えたんだっけ。目玉は今やお馴染みの4人で五関くんを振り回すGOSEKIですね。五関くんの口から「怖い」って言葉が出てくるのがおもしろい…。衣装の考案は河合くんです。宇宙のヒーローみたいですごく好き!
新春JW期間中に帝劇でのみ予約と購入が出来る劇場限定盤なんてものもありました。劇場盤には、撮影を終えて、皆で乾杯して親睦を深めよう!と考えていた塚田くん持ち込み企画の打ち上げパーティーの様子がついているのですが、かなりのぐだぐだです。塚田くんに大勢の飲み会の幹事を任せちゃいけないな、って確信出来ます。
通り道のあちこちにスタッフさんが細かく黄色の小物を設置してくれていて、その気遣いに感動するんですけど、塚田くんは特に生かしきれてないです。でも皆ちゃんと付き合ってくれるから、A.B.C-Zは優しいな…。
戸塚くんは映画の撮影のために坊主に、塚田くんは舞台イットランズのために頭をモヒカンにして、何故かガタイもよくなってたので、この時期のツカツカツーショットはおそろしいです。カレンダーこわいよう…。
MVでやっていた壁が迫ってくる演出をJWでもやってくれて、曲も見た目もすごくポップで好きだったな~。帝劇でやることを前提に作られたと話していたような。前年のトニトニワールドでは『Space Beat』が同じ位置にあたる宇宙人曲なんですけど、どっちも好き!A.B.C-Zに宇宙コンやってほしいー!
『Finaly over』は14年夏のLegendコンで初披露でした。Legendツアーは久しぶりのコンサートだったので、皆に声を出してもらうためにロック系の曲が序盤に詰め込まれていて、FOは一曲目。久しぶりのコンサートツアーの一曲目に初披露のFOを持ってくるって、今考えると大分攻めてたなー!*4
ヘドバンする塚田くんがかっこよかったな…。赤スーツの下に着ていた黒シャツがノースリだったのは衝撃的だった。
Moonlight Walker(15.09.30)
初の!シングルCDです!!アルバムは出てたけど、シングルCDは初めてだったんですよねーおめでたい!
A.B.C-Z Summer Paradise初日、テレビにもラジオにも流れていない、この日が正真正銘の初お披露目でした。このくらいの頃から、A.B.C-Zは発表の仕方にも気を使ってくれるようになっていたなあ。なるべく自分たちの口からストレートにお客さんに伝えてあげたい、という気遣いに泣かされますね。サマパラ初日のMCではシンガポール帰りの河合くんがメンバーにお土産を配ってくれた*5んですけど、五関くんがMW衣装にポシェットを掛けて登場してくれてましたね。お茶目関さま。このときの様子は当時のWSでちょろっと流れてましたね。
初シングルCDとのことで、特典がすごかった!MVと、えびしマーケットから続投されたダンシング五関先生がついた初回A、メイキングとジャケット撮影がついた初回B、情熱大陸風な密着ドキュメントがついた初回C、通常にはカップリング曲が多めについて、あとはドラマCDつきのポニキャショプ盤!!笑
ポニキャ盤はポニキャで予約して買えたんですけど、全部で5種類、それぞれにメンバーによるドラマCDがついてくる、と発表されたときには、ドラマCD???と首を捻ったものですが、いざ購入して手元に届いて聞いてみたら、もっと首を捻りました。少年隊のベストアルバムにも楽曲じゃないトラックで、少年隊とデート体験♡なパートがあったので、そういう妄想シチュエーション系のやつかと思ったら、全然違いました。なんていうかね…説明できないよね…。A.B.C-Z7不思議のうちのひとつです。7以上あると思うけど。
向こうがきてくれないならこっちが向こうに寄せればいいじゃない精神でつくられた(仮)初回Cの密着ドキュメントは、MWを中心に夏のA.B.C-Zの様子に密着しているので、橋本くんのサマパラ、河合くんのMW打ち合わせと滝沢歌舞伎シンガポール公演のリハとの平行、塚田くんのアウデラ出演以降の様子、戸塚くんの昼ドラ出演、五関くんが振付に悩む姿なんかも入っていて、思い出のアルバムの裏側みたいな感じ。塚田くんが五関くんを誘って二人ごはんに行ったときの様子も見れます。そして来年の初夏、二人は北海道へ…。5人に密着、と銘打たれていますが、半分くらいは五関くんの情熱大陸です。メイキングでは戸塚くんがずっとお菓子食べてて、なぜかいきなりベジータの話しだすからちょーかわいいよ。
カップリング曲の『Smiling Again』は10月のABC座で使われました。テーマソングって言ってもいいくらい!OPでは天使みたいな真っ白な衣装で歌い踊るえびちゃん、1幕最後では中にバンドとサスペンダーを着込んだタキシードに身を包んで、キャスト全員で歌い踊るえびちゃん。粋な演出でした。腰まわりにふわふわをつけて「できればゆっくり 僕たちは恋したい」と歌ってターンするえびちゃん、可愛すぎた…。
同じくカップリング曲の『ラブレター』は、塚田くんが誕生日を迎えた時期のラジオで、塚田くんが感謝を込めてこの曲を流してくれたことで、一気に大好きになりました。塚田くん、アイドルの鏡では…(:o;)どこで覚えてきたの、そんな計らい…(:o;)
花言葉(16.03.16)
2015年はアルバムにシングルにとCDリリースが続いていたので、もうA.B.C-ZはDVDを出さないのかな?という心配に対する答えを1年以上ぶりのDVDリリースで証明してくれました。す、好き…!
曲より先にメンバーの役と設定がポニキャHPで発表されました。塚田くんの紹介文が“神出鬼没の掃除屋”で、それはファンタジーの方なのか始末屋の方の掃除屋なのかで悩みましたが、前者でした。
久しぶりのDVDはワンカメではなく、エキストラ他女優さんをお呼びしての、恋愛映画のような25分のショートムービー仕立てになっております。
楽曲選びではなかなかコレといったものには出会えず、このままだとお祭り騒ぎみたいな曲になるところだったそうですが、最後の最後にようやく出会えた『花言葉』は、今まではパフォーマンスがメインだったことから、楽曲の良さを第一に選ばれたそうです。落ちサビの橋本くんソロでは「ありがとう 愛してる」とドストレートの愛の言葉を紡いでくれます。時を越えたり宇宙に連れていってくれたりする楽曲が多かったA.B.C-Zの中では、珍しくド王道なラブソングです。
重大発表との御触書の通り、今回はなんと映像で!ツアーとアルバムとCDのリリースが発表されました。映像で発表っていうのもまた新しい!えびちゃんおもしろい!個人的にはFCかな?FCきちゃうかな??とそわそわしていましたが、それはもうちょっと待とうな、当時の私…。
ヒロインの女の子と橋本くんがデートで行った水族館はエプソンアクアパーク品川。イルカショーがサマリーみたいだと話題なので行ってみたいなーと思いつつまだ行けてません。これもいつか行きたい。
メイキングの個人的な見どころは、婚約者の役に感情移入してマジなのか遊びなのか判別の難しいテンションで「帰ったら宇多田ヒカルのベストアルバムを聴こう…」とつぶやく戸塚くんの姿です。いい曲ばっかりだもんね、宇多田ヒカル…。
通常盤の特典映像にはABC座の2幕ショータイムのが収録されています。この年の2幕は「A.B.C-Zが一度も舞台上からいなくならない」がテーマで作られていて、発案者はジャニーさんだそうです。「ジャニーさんどれだけA.B.C-Zのこと見てたいのぉ?」ってどぅふどぅふしながら話してた河合くん可愛い。演出担当の河合くんはジャニーさんと一緒に構成を考えていたようで、「前よりボツにされることが少なくなった」と嬉しそうに話していた姿も印象的。
『Great5』『PERIOD』『Tomorrow』もすべてABC座での新曲たちです。
Take a "5" Train(16.06.22)
花言葉での予告通り、2ndシングルCDです!前作の古き良きジャニーズテイストとは打って変わって、アイドルソングらしいアイドルソングです。シングル、アルバムからの同年夏のSLTツアーへと、3段階の繋がりが意識された連動企画。歌いだしの“Are you ready 君を連れていくよ”はSLTツアーの一曲目でも歌われました。
初OAはこの年から始まったレギュラーラジオ「A.B.C-Z Go!Go!5」でした。パフォーマンスより先に音源が聞けるのは、レギュラーラジオの醍醐味ですよね〜〜!!
上半期は寝盗られ、ボク穴、コイベビと個人舞台が大充実していて、そこからのグループ仕事だったから、いい流れだったなあ。皆外で自信をたっぷりつけてからグループに帰ってこれた年だったように思います。あと、このころから皆のビジュアルのキープ力がすごいです!ずっとかっこいい!*6
シングル・アルバム購入特典で、今ツアーでは行けなかった名古屋、仙台、福岡にメンバーが来てイベントをしてくれる感謝祭なんかもありました。まさかの応募時点では誰がどこにくるかわからないという恐ろしすぎるガチャ…。私が当選した仙台には、ZARAの橋本、HAREの五関、熱海殺人事件の戸塚*7というツッコミのいない3人衆で、橋本くんがのびのび司会を頑張ってくれてました。
初回Bには忙しいPV撮影合間の時間を縫って、A.B.C-Zがゲームに挑戦するバラエティ企画が収録されているのですが、えびちゃんが揃いも揃って真面目なおばかさんなので、相手を落とし込んでわらってたのしむはずのゲームなのに、皆で協力して一丸となって達成を目指すスポ根特典になっていました。も、も~えびちゃんってば…!(ガクガクブルブル)
しゃわげ、MWに引き続きダンシング五関先生もいらっしゃいます。先生、今までの授業が難しすぎて全然実践に向いていなかったことを勘付いていらしたみたいなんですけど、踊ってるえびちゃんと同じ動き出来ないのはなかなか難しいんですよね…見て覚えるので…。皆が踊りやすいようにA.B.C-Zのダンスの難易度を下げるという選択肢を微塵も持っていないところが、ダンシング五関先生の先生たる所以ですね☆彡
Reboot!!!(17.02.01)
DVDデビューとまったく同じ日に5周年シングルCDをリリースするA.B.C-Z、数字の強さがここでもきました!!
今までは自分たちで曲を選んでいたのが、今回はレコード会社が固めてきたものを受け取る形でのリリースになりました。今までずっと曲選びの段階から携わってきたことがまずすごいですよね。花言葉で散々断られてしまったからか、ポニキャ側が外堀を埋めてきた感あります。
リリースのお知らせは16年から始まったA.B.C-Zのレギュラーラジオ「ダイヤルABC☆E」でした。その日のパーソナリティ当番は戸塚くんで、誰よりも先にメンバーである自分の口から伝えられたことを、戸塚くん本人が非常に喜んでおられました。
初OAは年末のラジオのJ's倶楽部で、初パフォーマンスは1/1、元日深夜のCDTVでした。東京ドームでカウントダウンコンサートを終えてからの深夜の生パフォーマンスで、相変わらず体力がすごい!そして戸塚くんと塚田くんは、元日夜のジャニーズオールスターズアイランドで自身らの初日を迎えるという、ハード極まりないスケジュールで。12月公演やゲストとの合わせもあったと思うので、2人が他の出演者たちと合わせる時間はほとんど取れず、ほぼぶっつけ本番だったそうです。塚田くんが自分のセリフ一発目から出てこなかったのも仕方ない仕方ない☆彡☆彡
ジャニーさんでも自分たちでもない人が手掛ける作品に取り組むのは、デビュー後初になるのかな?初めての外部プロデュースにメンバーもおたくもそわそわと落ち着かないところもありましたが、その答えは今すぐ出るものじゃないと思うので、今年1年をかけてたっぷり味わいたいです。
振付も五関くんではなく、ブレイクダンスの先生と何人かで作ったそうで、アクロバットもダンスもふんだんにもりこまれた、今まで以上に動きっぱなしのA.B.C-Zになっております。
前日の1/31には生放送ラジオ 「J's倶楽部」がありました。これもわざわざ合わせたんじゃなくて、予定通りの放送日がたまたまデビュー前日と被ったんですよね。うれしいよね。
このラジオで今聞きたい曲としてリスナー投票で選ばれたのが『明日のために僕がいる』。JUMPのサマリーでA.B.C.と橋本くんが歌い出し、ステージ上のモニターに映し出された“A.B.C-Z”の文字。5人はその話を聞かされておらず、あとでジャニーさんに尋ねたら「youたちは今日からA.B.C-Zだよ」と言われたそうで、A.B.C-Zの始まりの曲です。この日のラジオで河合くんが「ジャニーさんからのサプライズだったんだね」と話したこの言葉を、忘れたくないな、と思いました。
Reboot、パワーアップのための再起動、とありますが、今回に限らずA.B.C-Zは今までに何度も原点に連れて来てくれました。
ジャニーズ伝説2幕の「A.B.C-Z伝説」で橋本くんの加入時のエピソードを作品にし、Jr.時代の曲が詰まったアルバム『from ABC to Z』の発売で楽曲も一緒にデビューさせてくれた。初めてのシングルCD『Moonlight Walker』で既存のジャニーズグループの人達と同じ道を歩めた。そしてデビュー日前日にラジオで流された『明日のために僕がいる』。
A.B.C-Zという一冊の本を、たとえ序盤のストーリーを知らないまま途中から読み進めたとしても、A.B.C-ZとA.B.C-Zを取り巻く環境たちが、昔からのファンも新しいファンも一緒に、何度でも最初の1ページ目からの景色を見せてくれます。昔からのファンの人たちにしかわからない気持ちや思い出ももちろんたくさんありますが、それでも、新しいファンを置いてけぼりにしないところが、A.B.C-Zのすごいところだと思います。前に進みながらも、まるでそれが運命であり必然であるかのように、最初の1ページ目に出会ってしまう。“ABCから始めよう”、“ZEROよりも強いものはない”。まったく違う場所から生まれたはずの点と点が、あまりにも自然に線として繋がっていきます。私はデビューしてからのファンなのに、「デビューおめでとう」と一体何回心の底から思ったことか、数えきれません。
鑑賞会の5人で会話する時の雰囲気が、未だ嘗てないくらいよかったので、5周年、そしてこれからのA.B.C-Zの活躍に益々期待大です。これ、ブログの最後になるといっつも言ってるけど、本当にそう思ってるから!本当に楽しみなんだ!!怪我なく病気なく、5周年もA.B.C-ZとA.B.C-Zを取り巻くみなさんが健やかに活躍できますように!!
長ったらしい約15,000字にお付き合いくださった皆さんも、どうもありがとうございます!みんなが健やかでありますように!!*・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
*1:これって確定のソースはない噂だったんですね!失礼しました!作詞の方のブログによると作詞は書き下ろしで確定っぽいけど、作曲の方からのおはなしはみつけられなかったので、作曲の方はなきにしもあらず…ですが、どのみち確定ではなかったです。失礼しました。
*2:とはわざわざ銘打たれてないけどそんな印象
*3:気づいたらネットでそう呼ばれてました。ちゃんと貸してくれた人がいて、ちゃんと無事に返ってきたとも聞いて、なんか…すごい話ですよね…。
*4:厳密には大阪公演前日の少クラ収録で披露してたんだけど、コンサートが初披露、って言わせて欲しい。
*5:私の中の河合くんが「MCでメンバーにお土産渡すのってジャニーズっぽくない?!」ってはしゃいでる
*6:戸塚くんの前髪にカレーついてる問題は該当担におまかせします。
*7:私服(?)がそうだった